【ひな祭りの歌】桃の節句の定番曲。実は知らない!雛祭りソング
3月3日は女の子のすこやかな成長を祈るひな祭り。
旧暦では桃の花が咲く季節にあたることから「桃の節句」とも呼ばれています。
ひな祭りの曲といえば童謡の『うれしいひなまつり』が有名ですよね?
それ以外はなかなか思い当たらないなという方も多いかもしれませんが、実はひな祭りを歌っている曲はこのほかにもあるんです。
そこでこの記事では、さまざまなひな祭りソングを紹介していきます。
「『うれしいひなまつり』以外は知らない」という方は、この機会にぜひ聴いてみてくださいね。
【ひな祭りの歌】桃の節句の定番曲。実は知らない!雛祭りソング(1〜10)
雛祭の宵童謡

作者不明の童歌です。
タイトルは『雛祭の宵』で、読み方は「ひなのよい」と読みます。
『さくら』など日本で昔からある音楽にはたびたび使われている和音階で作られており、ひなまつりにまつわる童謡、童歌の中ではとくに落ち着いた雰囲気で雅な感じのする1曲です。
ペペロンチーノ・キャンディ相対性理論

Vampilliaや集団行動などで活躍する真部脩一さんを中心として2006年に結成、ボーカルのやくしまるえつこさんなど異彩を放つアーティストたちによる相対性理論は、2000年代後半以降の日本のインディーズシーンにおいて独自の音楽性を提示しながらもDIYで活動を続けるバンドならびにプロジェクトです。
そんな彼女たちが2010年にリリースした名盤サードアルバム『シンクロニシティーン』に収録されている『ペペロンチーノ・キャンディ』は、一見キュートなポップソングのようでいてねじれたセンスが楽しい名曲なのですが、実は歌詞に「ひなまつり」という単語が出てくるのですよね。
同時に必ずしもひな祭りの曲というわけではなく、何とも言えない不思議な歌詞の曲となっていますから、変化球のひな祭りソングとして3月3日にあえて聴くのもいいかもしれません!
メモトキレナガールKAN

エレクトロポップの軽快なビートが印象的な1曲です。
KANさんのアルバム『23歳』に収録され、2020年11月にリリースされました。
独特な言葉遊びが感じられるタイトルや、ユーモアたっぷりの歌詞からは、片思いの切なさとそれを軽やかに表現する作者の遊び心が伝わってきます。
中田ヤスタカさん風のサウンドを意識して制作されたとのことで、KANさんの音楽的挑戦が感じられる本作。
ぜひひな祭りのタイミングで聴いてみてください!
雛祭文部省唱歌

漢字で『雛祭』と、タイトルだけ見るとなんだか難しい曲なのかなと思ってしまいますが、そんなことはありません!
ちょっぴり大人なメロディの『うれしいひなまつり』とは違い、明るいメロディでひな壇に並ぶひな人形たちや周りの飾りについて紹介してくれる曲です。
紹介した上で、お行儀良く並ぶひな人形たちと華やかな装飾を見れば、まるでおとぎばなしや夢の世界を見ているようだと歌われています。
この曲を聴けば、夢のような世界を感じながら並べるひな人形たち、そして周りに飾るものについて勉強もできますよ!
ゆめみるおひなさまケロポンズ

ケロちゃんこと増田裕子さん、ポンちゃんこと平田明子さんによるケロポンズは、1999年に結成された子どもむけのあそび歌などを作る音楽ユニット。
全国を回って精力的な公演を行いながら多くの子供向けの音楽と体操を発表、さらにはフジロックフェスティバルに6年連続で出演するなどの幅広い分野で活躍するケロポンズによるひな祭りソングが『ゆめみるおひなさま』です。
2021年にリリースされたオムニバスCD『一年中あそべる こども目線の新・行事ソング&BGM』に収録されており、お雛様の女の子らしい心模様を歌った歌詞がユニークで可愛らしいのですよね。
一風変わったひな祭りの歌を、ぜひこの機会に聴いてみてください!