実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌
子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。
よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。
本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。
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実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(21〜30)
ぞうさん作詞:まどみちお/作曲:團伊玖磨

政治、行政、教育、経済、戦争といった社会に対する不満を原動力に、ユーモアにあふれる作品を作り続けたまど・みちおさん作詞の童謡。
幼少期から多くの方が歌ってきたであろう、数ある童謡の中でもメジャーな楽曲ですよね。
他とは違う特徴に対する悪口を、尊敬するお母さんと同じだと胸を張る子供の姿は、差異を気にせず個性を大切にしていこうとする昨今の風潮にもリンクするのではないでしょうか。
キュートな歌詞やメロディの中に普遍的なテーマが含まれた、誰もが知る童謡です。
赤い靴作詞:野口雨情/作曲:本居長世

横浜のシンボルとして現代でも幅広く知られている童謡。
その歌詞の内容や寂しげなメロディ、そして時代背景などから人身売買をイメージされることも多い楽曲として知られていますよね。
しかし実は生活苦からアメリカ人宣教師の夫妻の養女として幸せになってほしいという母の願いと、渡米前に結核によって児童養護施設で亡くなってしまった女の子を歌った実話というものが定説として言い伝えられています。
歌詞の解釈には数々の議論が存在しますが、その美しく哀愁をまとったメロディが時代を越えて愛されている童謡です。
実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(31〜40)
メトロポリタン美術館作詞・作曲:大貫妙子

音楽番組『みんなのうた』において1984年の放送以来何度も再放送されている、シンガーソングライター・大貫妙子さんの楽曲。
アメリカの児童小説『クローディアの秘密』から着想を得て制作された楽曲で、かわいらしいメロディとあやしげなアレンジがキャッチーですよね。
不気味さを感じさせる映像と最終的に絵に閉じ込められるという結末から多くの方が怖いイメージを持っていますが、終始ポップな空気感と「好きな場所にずっといたい」という主人公の気持ちを踏まえて聴くと、また違った印象を受けるのではないでしょうか。
子供にとってはトラウマソングかもしれませんが、大人になってから改めて聴いてみてほしいキュートなナンバーです。
ずいずいずっころばしわらべ歌

手で輪を作って、その輪の中に順番に指を入れていく手遊びで知られている『ずいずいずっころばし』ですが、この歌にも怖い意味があるのをご存じでしたか?
江戸時代に京都、宇治のお茶をつぼに入れ、江戸幕府まで運んだのですが、それは『お茶壷道中』とよばれ、だれもその行列を横切ってはいけないことになっていました。
通るのはただのお茶でしたが、横切ると徳川家の威信を傷つけた、という風にとられたのです。
その行列が通り過ぎるのを息をひそめてみていた街道の庶民の様子がうかがえますね。
森のくまさんアメリカ民謡

作詞作曲が不明のアメリカ民謡をベースとし、アメリカではスカウトソングとして歌われてきた童謡。
幼少期に聴いて「逃げろと言うならなぜ追いかけてくるのか」など、さまざまな疑問を感じられた方も多いのではないでしょうか。
オリジナルの歌詞には日本語詞に登場する耳飾りを届けるという描写はありませんが、逃げろと言いながら追いかけてくるというベースは変わらないため、サディスティックな熊に出くわしたという意味で受け取られることも多いようです。
誰もが幼少期に一度は歌ったであろう童謡でありながら、謎も多い楽曲です。
一年生になったら作詞:まどみちお/作曲:山本直純

卒園式、入学式、歓迎会など、現在も子供の新たな門出を祝う席で歌われることが多い童謡。
「友達が100人できたなら自分を入れて101人のはずで、常に100人で何かをしている描写がおかしい」という理由や、制作されたのが1966年という戦時中に制作されたという観点から、一人は間引きされてしまった、仲間に食べられてしまったという都市伝説が多い楽曲としても知られています。
しかしシンプルに考えれば、数えどおり99人や101人ではメロディとして語呂が悪いということもあり、分かっていてあえて100人にしたと考えるのが普通かもしれませんね。
あまり深掘りせず、子供たちの明るい未来のために使用してほしい童謡です。
グリーングリーン作詞・作曲:バリー・マクガイア/ランディ・スパークス

明るいメロディと合唱曲の定番として知られている、バリー・マクガイアさんとランディ・スパークスさんが手がけたフォークソング。
子供の頃に父親との対話を描いた歌詞を歌った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
The New Christy Minstrelsにより1963年6月に発売されたシングルが原曲ですが、日本で広まった歌詞は父親が二度と帰ってこないことを暗示しており、戦争や死別を連想させるとして怖がられることも多いようです。
アルバム『Ramblin’』に収録され、映画『哀しい気分でジョーク』やゲーム『ちびロボ!』のCMにも使用された本作。
陽気な曲調の裏に隠された悲しい別れの物語を知ると、ただの楽しい歌では済まされない奥深い一曲です。



