実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌
子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。
よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。
本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。
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実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(31〜40)
シャボン玉作詞:野口雨情/作曲:中山晋平

大正時代に仏教児童雑誌『金の塔』にて歌詞が発表された、詩人・野口雨情さん作詞による唱歌。
賛美歌のテイストを感じさせるどこか幻想的なメロディは、幼少期に多くの方が口ずさんだことがあるのではないでしょうか。
よう逝してしまった我が子への鎮魂歌として制作されたと言われている歌詞は、その意味をふまえて読むことで違った情景が目に浮かびますよね。
受け止めきれない感情を歌に乗せるという本来の歌の役割を感じさせる、未来まで残したい童謡です。
はないちもんめ作詞:椎名慶治/作曲:椎名慶治、山口寛雄

二つのグループに分かれて歌を歌い、メンバーを取り合う子供遊び。
漢字では「花一匁」と書き、「匁」は江戸時代の銀貨の単位を示すことから、表向きには江戸時代の花の売買を表現して童謡と言われています。
しかし、花は若い女性を表す隠語であることから、「かって嬉しい」は安く買えたことを喜んでいる表現で、「まけて悔しい」は値段をまけて買いたたかれたことを示すという都市伝説があることをご存じでしたでしょうか。
口減らしが多かったとされる時代背景を感じさせる、無邪気な子供の声で歌うほど怖さを感じる童謡です。
指切りげんまん

誰かと約束するときに、その約束を必ず守るという誓いを込めて指を絡め合わせること。
幼少期から多くの方が当たり前のように歌ってきた曲ですが、実は歌詞をそのまま読んでも怖いフレーズが多いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、指切りげんまんは「指切り拳万」と書き、拳万とは数千数万の拳で殴ることという意味があることから約束を破ったら指を切られた上に何千発も殴られ、さらに針を千本飲ませる、という意味がありました。
約束や規律を破ることが当時いかに大切なことだったかがうかがえる、現代では考えられないほどの恐怖を感じさせる童謡です。
いろは歌

10世紀から11世紀にかけて成立したと言われている、すべての仮名を重複させず作られた作者不明の経文。
諸行無常を悟った人の歌と言われ、現代では栃木県日光市にある「いろは坂」にある48のカーブで数えられることも有名ですよね。
一聴してあまり意味がわからない方も多いであろう歌ですが、原文を7文字ごとに区切り、それぞれの文章の最後をつなげて読むと「とがなくて死す」と読めることから、無罪の罪で死刑となった人の無念を表す歌という都市伝説が存在しています。
現代のSNSでも使われるタテ読みのような表現の逸話に、怖いながらも感心してしまう都市伝説を持った歌です。
うさぎとかめ作詞:石原和三郎/作曲:納所弁次郎

はじめから終わりまでしっかりとしたストーリーになっている『うさぎとかめ』。
作詞を石原和三郎さん、作曲を納所弁次郎さんが手がけたこの歌は、誰もが知る教訓物語ですね。
でも歌詞をよく聴くと、うさぎが急にかめを見下したり、勝ったカメが最後にチクリと皮肉を言ったりと、登場人物たちのちょっぴり黒い一面にも気づきます。
単純な教訓だけでなく、言葉の裏にある本当の意味を想像できるのもこの曲おもしろいところ。
「どうしてこんなことを言ったのかな?」と物語の背景を話し合いながらイメージをふくらませていくと、また違った楽しみ方ができるかもしれませんね。



