実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌
子どもの頃に何気なく口ずさんでいた童謡やわらべうた、その歌詞の意味を大人になってから改めて読み解くと、背筋がぞくっとするような怖い解釈が隠されていることをご存じでしょうか。
よく知られたメロディの裏に潜む都市伝説や、時代背景から浮かび上がる不穏なメッセージは、一度知ると童謡の聴こえ方がまるで変わってしまいます。
本記事では、意味が怖いと語り継がれている童謡やわらべうたを取り上げ、その歌詞に込められた謎をひも解いていきます。
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実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(41〜50)
赤とんぼ作詞:三木露風/作曲:山田耕筰

映画『ここに泉あり』や『夕やけ小やけの赤とんぼ』の挿入歌としても使用されている、ヨナ抜き音階を使った郷愁感にあふれる童謡。
作詞を務めた随筆家・三木露風さんの幼少期の記憶をベースに生まれた楽曲で、両親の離婚後に自分を育ててくれたお手伝いさんがお嫁に行ってしまった情景が描かれています。
都市伝説ではお手伝いさんは結婚したのではなく人身売買で売られてしまったとか、赤とんぼとは戦闘機「零戦」のことだとか、当時の時代背景をイメージさせるものが多いですが、実話だけでもじゅうぶんに切ないですよね。
日本の歌百選にも選定された、日本人であれば誰もが知る叙情的な童謡です。
実は怖い童謡。意味がわかるとゾッとする子どもの歌(51〜60)
うさぎとかめ作詞:石原和三郎/作曲:納所弁次郎

はじめから終わりまでしっかりとしたストーリーになっている『うさぎとかめ』。
作詞を石原和三郎さん、作曲を納所弁次郎さんが手がけたこの歌は、誰もが知る教訓物語ですね。
でも歌詞をよく聴くと、うさぎが急にかめを見下したり、勝ったカメが最後にチクリと皮肉を言ったりと、登場人物たちのちょっぴり黒い一面にも気づきます。
単純な教訓だけでなく、言葉の裏にある本当の意味を想像できるのもこの曲おもしろいところ。
「どうしてこんなことを言ったのかな?」と物語の背景を話し合いながらイメージをふくらませていくと、また違った楽しみ方ができるかもしれませんね。
おつきさんいくつわらべうた

月とののどかな問いかけで幕を開ける、一見かわいらしいわらべうた。
でも物語を最後まで聴くと、その残酷な結末に思わずゾッとしてしまいます。
お使いに出た女性の失敗談かと思いきや、最終的に油をなめた犬が太鼓の皮にされてしまうという、なんとも恐ろしい展開。
この歌の無邪気な調子と歌詞のギャップが、不気味さをかもしだしているのかもしれません。
背景を知った今、改めて聞いてみてください。
「なぜ?」「どうしてそんな……」といろいろな想像が浮かぶはずです。
道成寺

和歌山県・道成寺に残されている安珍・清姫伝説をベースとした手まり歌。
一般的に明るいイメージがある手まり歌とは違った重苦しく不気味なメロディが耳に残りますよね。
僧の安珍に裏切られた清姫が蛇となり、道成寺で鐘ごと焼き殺したという伝承が歌われている内容は、いつの時代でも女性を怒らせたら怖いということを教えてくれているのではないでしょうか。
悲恋と情念がテーマの内容でありながら子供をつうじて後世に語り継がれているという文化も恐怖を感じさせる、仏教説話として知られる歌です。
きゃーろのめだまわらべうた

一度聴いたら忘れられない、少し不思議な歌詞が印象的なわらべうた『きゃーろのめだま』。
子供のいたずら心や好奇心が歌われており、わらべうたとして各地で歌われていますが、内容は「かえるの目玉にお灸をすえる」というなんとも残酷なもの。
もはやいたずらのレベルではなく、よくよく意味を考えると非常に恐ろしい歌であることがわかります。
しかし、手遊びにもピッタリの陽気なリズムで、子供たちにとっても親しみやすい作品であるのは確か。
「昔の子供たちの無邪気な一面」として受け止めつつ、目の前の子供たちには命の大切さを伝えていきたいですね。
あの町この町中山晋平

タイトルからは想像できないちょっと怖い童謡ですね。
特に2番の歌い出しの部分は大人が聴いてもゾッとするのではないでしょうか?
しかし遅くまで遊び歩いているような子供を戒める曲としてはこれ以上効果のある曲はないかもしれません……!
おわりに
童謡やわらべうたの歌詞に隠された怖い意味や都市伝説を知ると、聞き慣れたメロディがまったく違って響いてきます。
ただ、その背景には時代ごとの暮らしや人々の願いが息づいていることも忘れてはなりません。
子供になじみのあるかわいらしい童謡の奥にある物語を読み解くことで、また違った楽曲の楽しみ方がありますよね。
ぜひこれを踏まえて聴き直してください。



