日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌
「数え歌」は文字通り数えるということを歌った歌謡、または和歌のことです。
日本においては古来より親しまれており、老若男女を問わず童謡などで一度は耳にしたことがある有名な曲も多数存在しますね。
こちらの記事では日本人にとって大切な「数え歌」をテーマとして、誰でも知っている名曲や数え歌の形式に則ったアニメソングや歌謡曲などさまざまなタイプの「数え歌」を紹介しています。
こどもたちと楽しむも良し、お遊戯などのBGMとして使うのも良し、そんな数え歌の魅力をぜひ味わってみてください!
日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌(21〜30)
別れの数え歌加藤登紀子
日本の女性シンガーソングライターの草分け、加藤登紀子が1970年に発表したアルバム「私の中のひとり」に収録されている1曲です。
放浪者の哀感漂うポエジーな歌詞に70年代感が溢れます。
ちなみに加藤は翌年、名曲「知床旅情」を発表します。
宇和島数え唄吉山美輝 & 駄場みさ
愛媛県宇和島市のご当地ソング。
かつて「南予」と呼ばれた、闘牛とみかんが有名な四国の都市。
ただし数え歌といっても登場する数字は三つ。
「お祭り」と「美人」と「みかん」の三名物が、情緒ある美声に乗せて紹介されます。
無責任数え唄植木等

植木等の全盛期1964年にリリースされた「だまって俺について来い」のB面。
東宝映画「ホラ吹き太閤記」の主題歌。
「数え唄」といいつつ、歌の中であっさり「5・6・7」を飛ばすあたりが作詞者・青島幸男の魅力ですね。
尾獣数え唄うずまきナルト

週刊少年ジャンプで連載された人気コミック「NARUTO」のアニメで、挿入歌として放送された音頭調の数え歌。
作品内に登場するキャラクター「尾獣(びじゅう)」の特徴を並べた歌詞が、ネットで話題を呼びました。
金沢かぞえうたカガノトーンズ

ご当地ソング系の数え歌の中で、石川県金沢市の名勝、名産品を数え歌に並べた「金沢かぞえうた」は傑作です。
石川県を中心に活動するアカペラグループ「カガノトーンズ」による歌唱です。
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