【9月の童謡】秋が好きになる子どものうた&手遊び歌
秋の気配を感じるようになりましたね。
秋といえば、どんぐりやまつぼっくりを探したりさつまいもやクリなど秋の味覚を楽しんだりと、子供にとって楽しいことがたくさんある季節です。
この記事ではそんな秋を感じられる、9月の童謡や手遊びうたを紹介します。
秋の風景を感じるうた、おいしい食べもののうたなど、秋をたっぷり楽しめるうたを集めました。
「秋ってなあに?」という小さな子に、秋の魅力を伝えたいときにもピッタリですよ。
【9月の童謡】秋が好きになる子どものうた&手遊び歌(1〜10)
きのこ作詞:まどみちお/作曲:くらかけ昭二

きのこの静かな成長を通して、自然の生命力を感じさせる歌詞が心に響く1曲。
子供たちにも覚えやすいメロディが特徴です。
まど・みちおさんの詩の世界観が見事に表現されており、くらかけ昭二さんの曲調とも見事にマッチしています。
保育園や幼稚園で親しまれる童謡として、子供たちの感性を育むのにピッタリ。
秋の自然観察や散歩、遠足のときなどに口ずさめば、子供たちのきのこや森の生き物たちに対する興味が一層深まるかもしれませんね。
動物園へ行こう作詞:海野洋司/作曲:Tom Paxton

子供たちが好奇心いっぱいの目で動物を眺める様子を、楽しげなメロディに乗せて描いた楽曲。
1975年にNHK『みんなのうた』で放送されて以来、多くの子供たちに愛されてきました。
動物園での1日を歌詞に込めた本作は、子供たちの無限の好奇心と家族との楽しいひとときを表現しています。
動物たちとの触れ合いを通じて、秋の自然を感じられるステキな曲。
保育園や幼稚園でみんなで歌えば、秋の遠足が待ち遠しくなること間違いなしですね。
やきいもグーチーパー作詞:阪田寛夫/作曲:山本直純

実に秋らしい「焼き芋」をテーマにした手遊び歌で、タイトルの通り手遊びとして「グー」「チョキ」「パー」が登場するので、誰にでも親しみやすさがある1曲です。
そしてこの手遊び歌が終われば実際にじゃんけんをして遊べるので、秋の季節を感じながら遊べますよ。
焼き芋を焼いているあいだなどに遊ぶといいかもしれませんね。
まつぼっくり作詞:広田孝夫/作曲:小林つや江

秋になると道によく落ちているまつぼっくり。
ついつい拾ってしまいたくなるまつぼっくりの歌と歌に合わせた手遊びです!
手遊び歌では両手を使ってまつぼっくりの形を作るところから始まります。
そして歌詞に合わせて頭の上で山を作ったり、まつぼっくりがコロコロ落ちている様子を腕をぐるぐるさせて表現したり……。
最後はサルのポーズをして、まつぼっくりを食べちゃいましょう!
実はまつぼっくり、人間もジャムなどにして食べることもできるんですよ!
大きなくりの木の下で原曲:イギリス民謡

日本の秋の童謡として知らない人も少ないであろう、昔から長きにわたって歌い続けられた1曲。
歌詞もメロディもわかりやすく、親の世代からその上の世代まで、たくさんの世代で愛されてきたわらべ歌です。
歌詞の内容も親しみやすく、そして歌詞の内容も小さなお子さんでも想像しやすいのがこの曲のいいポイントかもしれません。
でぶいもちゃん ちびいもちゃん作詞:まど・みちお/作曲:湯山昭

9月はサツマイモを食べる、もしくはサツマイモに関するレクリエーションに取り組むという場面もあるのではないでしょうか。
というわけで紹介するのが、サツマイモをテーマにした『でぶいもちゃん ちびいもちゃん』です。
こちらは作詞をまど・みちおさんが、作曲を湯山昭さんが務めています。
サツマイモが長い間土の下で眠っていることにフォーカスした曲で、サツマイモを擬人化し、地面の下で何をしていたのかを描いています。
聴けば、サツマイモがかわいらしく見えてくるかもしれませんね。
さつまいもの歌作詞作曲:手賀沼ジュン

お笑い芸人の小島よしおさんが、自身のYouTubeチャンネルで公開している『さつまいもの歌』。
ユーモアたっぷりの歌詞と覚えやすいメロディで、さつまいもの魅力を子供たちに伝えています。
おならの音などコメディ要素を含みながらも、ルーツや生命力の強さなどさつまいもの豆知識を学べる内容になっているため、秋の収穫を楽しむ時期に保育園や幼稚園で歌って踊れば、さつまいもへの興味がぐんと高まるはず。
お友達と一緒に歌えば、秋の楽しさがより深まることでしょう。