子守唄の童謡・民謡・わらべうた。なつかしい寝かしつけの歌
子守唄は古くからどんな国にもある、子供をあやす歌のことですね。
NHKの教育チャンネルで流れていたようなものから、外国の民謡をアレンジしたものまで、たくさんの子守唄をリストにしました。
子供のころ、みんなで一緒に歌った曲もあるのではないでしょうか?
子供に戻った気持ちで今あらためて聴いてみると、新しい発見があるかもしれません。
「子供の寝かしつけに毎回苦労している」という方はぜひ一度聴いて、歌ってあげてみてくださいね。
子守唄の童謡・民謡・わらべうた。なつかしい寝かしつけの歌(1〜10)
ママのこもりうたマユミーヌ

ゾウの親子を題材にした、優しいメロディをバックにした子守唄です。
前半は読み聞かせのように優しく物語を語りあげ、イントロが始まり、歌のパートに入ります。
やはり子守唄、とてもおだやかで暖かみのあるメロディが魅力で、優しく子供を見守るお母さんのまなざしが思い浮かぶようです。
ゆったりとしたテンポに合わせて体をさすったり、ゆりかごのように揺らしてあげられる楽曲です。
ゾウの親子のようにしあわせに眠りにつけそうですね。
夢のなか作詞:日暮真三/作曲:渋谷毅

日本のジャズピアニストとしてよく知られている渋谷毅さん。
1980年代からは作曲家としてNHKの『おかあさんといっしょ』などの子供番組に作品を提供していて、こちらもその中の1曲です。
覚えやすい曲ながら、ジャズミュージシャンならではのオシャレな要素もところどころにちりばめられたステキな曲ですよね。
『おかあさんといっしょ』ではけんたろうお兄さん、あゆみお姉さんがよく歌っていました。
この曲を聴いて育った人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ふるさと岡野貞一

1914年、第六学年用の尋常小学唱歌として発表されたこちらの曲は、日本ではほとんどの人が知っている曲ではないでしょうか。
子守歌として作られた曲ではありませんが、子守歌として歌ってもとてもよく合いそうな曲です。
西洋の子守歌と同じく3拍子の曲です。
電車の駅のメロディーやCMなど、いろいろなシーンで耳にすることが多いこちらの曲は日本の心ともいえるのではないでしょうか。
この曲を歌いながら歌詞をかみしめると涙さえ浮かんできそうです。
きらきらぼし

夜に歌いたい星をモチーフにした童謡といえばこの『きらきら星』は有名ですね。
お空に浮かぶ美しい星を優しいメロディで歌った楽曲です。
鍵盤ハーモニカやリコーダーなど学校で演奏も学習する楽曲ですので、たくさん歌ってメロディを覚えさせてあげたいですね。
もとはフランスで流行したシャンソンで、『きらきら星』というタイトルは替え歌とのことです。
原曲は放題『ねぇ、お母さん』、こちらも味わい深い歌詞なので一読してみてはいかがでしょうか。
赤とんぼ作詞:三木露風/作曲:山田耕筰

日本の夕方の歌、といえばこの『赤とんぼ』が真っ先に思い浮かぶ人も多いと思います。
世代や地方をこえて愛される夕方の歌ですよね。
この曲を聴けば、家に帰って晩御飯を食べなくちゃと思っていた子供の頃が懐かしく思います。
そして、やはりこれからはお子さんに歌い継いでゆきたい楽曲です。
何と言っても優しい曲調で、歌詞もとてもゆたかな情景の広がるものですので、子守唄にもとても向いていると思います。
お昼寝の時間にもいいですね。