【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲
世界中の子守唄を紹介します。
日本にもたくさんの子守唄があり、ご両親に歌ってもらった曲を覚えている方も多いのではないでしょうか。
その中には、日本の曲だと思っていた海外の子守唄もあるかもしれませんね。
この記事では、世界中で歌い継がれてきた海外の子守唄の中から、子供がやすらぐオススメの名曲・人気曲を紹介します。
日本の子守唄とはまた違ったメロディ、雰囲気の曲が多くあり聴いていると新鮮な気持ちになると思います。
意外にもお子さんが眠ってくれる曲が見つかるかもしれませんね。
【世界の子守唄】子供がやすらぐ海外の名曲、人気曲(21〜30)
Dandini dandini dastana(眠れ眠れ)トルコの子守唄

トルコで古くから伝わる子守唄『Dandini dandini dastana(眠れ眠れ)』は、聴いているとどんどん心地よい眠りに入れる曲です。
同じメロディーが何度も繰り返されるので、その単調さも眠気を誘う大きな理由の一つ。
どんな悪いことがあっても神様があなたのことを守ってくれるように、しっかり眠って大きくなってねという親心が描かれています。
お子さんの成長を願うすべてのパパ・ママに知ってほしい、そしてお子さんに聴かせてあげてほしい1曲です。
ジョスランの子守歌ゴダール

19世紀に活躍したフランスの作曲家ゴダール。
彼が作ったオペラ『ジョスラン』の中のアリアがこちらです。
こちらのオペラはもうほとんど上演されていませんが、この曲だけが愛されて歌われています。
日本では『ローレライ』や『野ばら』などの訳詞を手掛けた近藤朔風さんの訳詞で古くから歌い親しまれています。
子供に歌うには一般的な子守歌より複雑で、歌唱力もいりそうですが、本当にすばらしい曲なので鑑賞する曲として聴いてみてください。
Ali bali beeスコットランドの子守歌

170年ほど前に作られた歌です。
昔スコットランドで夫婦がキャンディーを売って歩いたということが歌われているそうですよ。
広告用にできた歌がフォークソングとして伝わってきたようですね。
覚えやすいリズムの楽しい1曲です。
おやすみ Dobrú nocスロバキア民謡(スロヴァキア民謡)

古いスロバキア民謡の子守唄として知られ、日本語で「おやすみなさい」という意味を持つ子守唄。
ロシアのピアニスト・カバレフスキーやチェコの作曲家・ドヴォルザークによるアレンジされた楽曲が存在し、日本語訳による楽曲もあることから耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
寂しげな旋律が一日の終わりを感じさせ、赤ちゃんを眠りへと誘ってくれそうですよね。
母の愛を感じる歌詞が赤ちゃんの心を落ち着かせてくれる、寝かしつけにオススメの子守唄です。
マリアの子守歌マックス・レーガー

ドイツの作曲家レーガーが作曲した60曲からなる歌曲集『素朴な歌』の中の第52曲です。
マリア様がバラの茂みの中でイエスをあやしておられるという内容だそうです。
とくにバイオリンの響きがゆったりとしていて美しい情景が浮かびますね。
Dodoi si dodoiマレーシアの子守歌

インドネシアの東スマトラからマレーシアに伝わった子守唄です。
それにしても、あまりに演歌なので驚きました。
というより日本と似た文化であることが嬉しくなりました。
子守唄というイメージではありませんが、つながっているのがおもしろいですね。
LELO LEDUNGジャワの子守唄

インドネシアの歌らしく、にぎやかで子守唄のイメージではありません。
でもこの歌もちょっと脅すような内容で、泣かないよう明るく諭しているようです。
お国柄でしょうか。
にぎやかに、それでも愛おしくいい子になることを祈っているようです。
おわりに
世界の子守唄はいかがでしたか?
子守唄といえばスローテンポでゆったりとした雰囲気の曲が多いですが、世界の子守唄の中にはまるで正反対の曲もありましたね。
子守唄は子供を寝かしつけるための歌、しかしその国の風習や知恵など、さまざまな背景も感じられるんです。
気になった方はぜひそういった面からも子守唄を楽しんでみてくださいね。