演歌の新曲リリース【2025年9月】
「演歌の新曲をもっと知りたい」「歌謡曲の世界でいま何が起きているんだろう」そんな思いを抱いている方、ぜひこちらの記事をご覧ください!
心に染み入る歌声や情感豊かなメロディ、時代を超えて受け継がれる物語性……演歌と歌謡曲の魅力は、聴くたびに新しい発見があるところにあります。
本記事では、2025年9月にリリースされる作品を中心に、あなたの心に響く1曲との出会いをお届けします。
カラオケのレパートリーを増やしたいときにも、ぜひ参考にしてくださいね!
演歌の新曲リリース【2025年9月】(21〜30)
ついほろり柳ジュン

艶のある歌声で聴き手を魅了する演歌歌手、柳ジュンさん。
彼女が2025年8月にリリースした『ついほろり』は、都会で暮らす人の郷愁を誘う演歌バラードです。
便りが途絶えた故郷を思いながら、都会の冷たさに感じる主人公……その心情が痛いほど伝わってきます。
故郷を離れて1人でがんばっていて、ふと胸に寂しさがよぎった時、この切なくも温かいメロディーが心を優しく包んでくれると思いますよ。
ゆるし川永井みゆき

永井みゆきさんが2025年8月にリリースした本作は、作詞に詩人の道山れいんさん、作曲に大谷明裕さんを迎えた、マイナー調の歌謡演歌です。
歌詞に一夜の恋に夢を見た女性が、許したいのに許せない葛藤を抱える姿を描写。
酔芙蓉の花にたとえられる主人公の心情が、美しくも切ない言葉でつづられており、聴く人の胸を打ちます。
恋の苦悩ややるせなさをじっくりと味わえる作品だと思います。
あなたへの想い浅田ますみ

パワフルな歌唱力が魅力の浅田ますみさん。
2017年のデビューから約8年ぶりとなった、2025年8月に発売された本作は、師であるあらい玉英さんが作曲を手がけた作品です。
送り火や渡月橋といった京都の情景を背景に、時を経ても消えない一途な愛を描いています。
また、ストリングスの音色にひかれる美しいアンサンブルが、浅田さんの情感豊かな歌声を引き立てているんです。
昔の恋を思い出しながら聴いてみてください。
一番街ブルース浜博也

都会的な色気と透明感をあわせ持つ歌声で、長年ムード歌謡の世界を彩ってきた浜博也さん。
2025年8月にリリースされたこの楽曲は、夜の街を舞台に、秘密めいた男女の恋物語を描いています。
ネオンが揺れる盛り場で交わされるひそやかな合図や、誰にも知られてはいけない関係のもどかしさと高揚感が、浜さんならではの伸びやかな高音で見事に表現されています。
本作を聴いていると、まるでドラマのワンシーンをのぞき見ているような、少し背徳的で甘美な気持ちにさせられるはずです。
星屑の御堂筋生駒尚子

2025年8月に発売されたこの楽曲は、大阪は御堂筋の情景が目に浮かぶ、情緒あふれるナンバーです。
都会のきらめきを星屑になぞらえたリリックが、切なくも美しい大人の恋物語を想像させます。
ドラマチックな雰囲気のサウンドアレンジも魅力の一つ。
河内音頭で培われたこぶしと表現力が心に響く、夜景を眺めながら聴きたくなる歌謡曲です。
ぜひその物語に思いをはせてみてください。
七色花結城さおり

「笑顔の歌姫」として親しまれている演歌歌手、結城さおりさん。
2025年8月にリリースされた本作は、雨の中でも凛と咲くあじさいに、つらくても前を向く女性の姿を重ねた心温まる歌謡曲です。
涙を乗り越えた先にある希望や、人生の彩り豊かな美しさを描いたストーリーは、聴いているだけで温かい気持ちになります。
明日へ踏み出す勇気をくれる元気がない時にそっと背中を押してくれるナンバーです。
おっかのよされ花京院しのぶ

故郷を離れて暮らす母のことを思う切ない心情が胸に響く望郷演歌です。
演歌歌手、花京院しのぶさんが約8年ぶりとなった2025年8月にリリースしたシングルです。
作曲を四方章人さんを、作詞を久仁京介さんが手がけており、その温かなメロディーと歌詞の世界観が、聴く人の心にじんわりと染み渡ります。
故郷や大切な家族に思いをはせながら、じっくりと耳を傾けてみてください。





