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【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり

【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり
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【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり

4歳児クラスの子供たちは、日々葛藤しています。

周りのこと、友達のこと、自分の気持ちのこと。

揺れ動く時期だからこそ、絵本を通して新しい世界を見せてあげましょう。

今回は、4歳児さんと春に読みたい絵本を集めました。

春らしいモチーフの作品の他に、他者と自分との関わりを振り返ったり見つめ直したりする題材の作品も紹介しています。

子供たちのやわらかい頭と心で、絵本の世界を十分に味わってもらいましょう。

いじわるな心、ケンカしたくなる心が芽生えても大丈夫。

絵本と一緒に寄り添ってあげてくださいね。

【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり(1〜20)

きみなんかだいきらいさジャニス・メイ・ユードリー/絵:モーリス・センダック

ケンカしてしまった男の子2人が、仲直りするまでを描いた絵本『きみなんかだいきらいさ』を紹介します。

子供たちの心の動きや、「僕は怒っているんだぞ」という気持ちの発散の仕方がまさに子供らしくて、大人はきっとかわいいと感じてしまうでしょう。

だけど子供たちは自分と重ねて「ケンカは嫌だなぁ」と思うかもしれません。

仲良しだとしても、いつも楽しいわけじゃないですよね。

だけど2人は仲良しだから、ケンカしても大好きで、すぐに仲直りしちゃうんですよ!

3人のママと3つのおべんとう文:クク・スチン/絵:斎藤真理子

『3人のママと3つのおべんとう』は、韓国の絵本です。

とあるマンションに住んでいる、忙しい3人のお母さんが登場し、遠足に行く子供のお弁当を作っています。

お弁当作りだけでなく、お母さんたちの日々をリアルに描き出しているので、子供たちは「お母さんってこんなに大変なんだ……」と感じるでしょう。

物語の中で、お母さんたちは春らしいお土産をもらうのですが、それにまた心が温まります。

子供たちもマネして、お土産を渡したくなるかもしれませんね。

もりのひなまつりこいでやすこ

ひなまつりにオススメの1冊『もりのひなまつり』をご紹介します。

ひなまつりには、ひな人形を飾りますよね。

この絵本では、そのひな人形たちが森へ行き、ねずみたちのひなまつり会に参加します。

歌ったり、踊ったり、楽器を演奏したり、みんなで楽しく盛り上がりますよ。

しかし帰り道は雪が降り、人形たちはボロボロになってしまいます。

だけど大丈夫!ねずみのおばあちゃんがお化粧と着物をキレイに直してくれますよ。

ひな人形たちの見たことのない顔や姿に、きっと子供たちも夢中になるのではないでしょうか。

もりのなかマリー・ホール・エッツ

ラッパを持った男の子が、後ろからついてくる動物たちと一緒に森をお散歩するという、楽しいストーリーが魅力の絵本『もりのなか』。

ライオン、ゾウ、くま、カンガルーなど、子供たちも良く知っている動物たちが登場しますよ。

一列に並んでついていく姿がとてもかわいく、男の子が一体どんな楽しい音を鳴らしているのか気になります。

さて、お散歩の次はかくれんぼです。

男の子が鬼をして、動物たちが隠れます。

春は冬眠していた動物たちが目覚める季節。

こんなふうに一緒に遊べたら楽しいですよね。

こすずめのぼうけん文:ルース・エインズワース/絵:堀内誠一

『こすずめのぼうけん』は、飛ぶ練習をしていた小さなすずめが、お母さんに言われたところよりもっと遠くに行きたくなり、大冒険するというストーリー。

初めて見る景色に感動するこすずめですが、途中で疲れてしまい、見つけた巣で羽を休めようとします。

しかしそこにはいろいろな鳥がいて、「◯◯と鳴けますか?」と聞いてくるんです。

鳴き方が違うから、巣に入れてもらえません。

とうとう飛べなくなってしまいました。

さあ、すずめはどうやって帰るのでしょう?

子供たちはきっとすずめに感情移入して、ドキドキしたり、寂しくなったりすることでしょう。

最後の親子の絆もグッとくるので、ぜひ。

まゆとりゅう文:富安陽子/絵:降矢なな

まゆという女の子が、りゅうの子供と出会う絵本『まゆとりゅう』をご紹介します。

ドラゴンはお空からやってきます。

最初に来たのは大きいりゅうですが、まゆはひょっこり顔をのぞかせている小さなりゅうに気づきます。

そして仲良くなって、背中に乗せてもらうのです。

空から見る景色はとてもダイナミック。

その中に、りゅうと似ているものを見つけたり、りゅうが雨を降らせたり。

りゅうに乗ってお散歩なんて、とてもステキですよね。

夢があり、また冬から春の季節の移り変わりを感じられる絵本ですよ。

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