【2月】4歳児にオススメの絵本。保育園で冬を感じられる作品
保育園の室内で開催されるおはなし会など、子供たちに本を読み聞かせする場面はたくさんありますよね。
2月に読む絵本を何にしようかとお悩みの方もおられるかと思います。
この記事では、4歳児にオススメしたい2月にぴったりな絵本をまとめました。
冬の寒さを感じられるような作品から節分やバレンタインデーなどのイベントをテーマにした作品まで紹介していきます。
寒い冬を温めてくれるようなストーリーが展開する絵本を子供たちに向けて読んでみてはいかがでしょうか。
【2月】4歳児にオススメの絵本。保育園で冬を感じられる作品(1〜10)
ぎょうれつのできるチョコレートやさんふくざわゆみこ
1粒のチョコレートで周りの人を笑顔にすることを知ったシマリスくんとキタリスくんがチョコレートをくれたお兄さんのところへチョコレートの作り方を教わりにいく「ぎょうれつのできるチョコレートやさん」。
バレンタインの季節にぴったりの本ですね。
みんなを笑顔にしたいという思いでチョコレート作りを学びにいくシマリスくんとキタリスくんの心優しい姿が印象に残ります。
子供たちも「自分でチョコレートを作ってみたい!」という気持ちになるかもしれませんね。
だれのパンツ?シゲリ カツヒコ
何度も繰り返し読みたくなること間違いなし、『だれのパンツ?』を紹介します。
こちらは2019年に発売された絵本で、手掛けているのはシゲリカツヒコさん。
本作は、大きな大きなヒョウ柄のパンツを拾った少年が、持ち主を探すというストーリーです。
「誰のパンツなのかな」と想像力を膨らませられる展開、や迫力のある構図が見どころですよ。
絵のあちこちにヒントがちりばめられているので、見るたびに新しい発見があるでしょう。
14ひきのさむいふゆいわむらかずお
ねずみの家族が登場する14ひきシリーズの4作目『14ひきのさむいふゆ』。
世代をこえて楽しめる名作です!
子供たちが冬の季節感をたっぷりと味わえる、冬の魅力がつまった1冊。
ストーブの燃えるあたたかい部屋で過ごす14ひき、冷たい風に負けずにそりで遊ぶ14ひきなど、14ひきと一緒に冬の自然の恵みを体験してみませんか?
温かなイラストとシンプルな文章も魅力ですので、4歳児さんに読み聞かせるのにもオススメですよ!
ないた赤おに作:浜田廣介/絵:池田龍雄
1935年に出版されて以来、名作として親しまれているのが『ないた赤おに』です。
こちらは童話作家の浜田廣介さんが手掛けた作品。
この絵本の主人公は心優しい赤鬼です。
鬼というと怖いイメージが強いので、この点からして意外性がありますよね。
そんな赤鬼は人間と仲良くなりたいと考えているのですが、なかなかうまくいきません。
すると親友の青鬼が協力を申し出てきて、というストーリーです。
切なく悲しい内容が胸に響きますよ。
チリとチリリゆきのひのおはなしどいかや
「チリとチリリゆきのひのおはなし」は、雪の降る森の中をチリとチリリが冒険するファンタジーな物語です。
絵がきれいで、次々ページをめくりたくなりますよ。
氷の扉をくぐり抜けた後の世界観が魅力的です。
子供たちも、寒い冬に自転車に乗りながら冒険したくなるかもしれません。
シリーズもののため、季節に合わせたお話が楽しめますよ。
子供たちが自然や四季の楽しみ方を学べるお話です。
寒い冬も本を読んで冒険のワクワクを楽しんでくださいね!
ゆきのひはあついあついいわむらかずお
子リス兄弟と寒がりやのお父さんが出てくる「ゆきのひはあついあつい」。
雪が好きな子リスたちが朝からソリすべりをしようと寒がりやのお父さんを連れ出します。
お父さんも最初はしぶしぶといった感じでしたが、徐々に身につけている衣服を脱いでいく展開がとても和やかなお話です。
雪が積もる冬の季節が楽しみになるお話ですよね。
大人になると寒いからといって自宅にこもりがちですが、子供と一緒に外へ出かけたくなるようなエピソードです。
ぜひお子様と一緒に読んでみてください!
てぶくろ作:ウクライナ民話/絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
時代をこえて愛され続けるロングセラー絵本『てぶくろ』。
おじいさんが冬の森で落としてしまった手袋に、ネズミやカエルやウサギなど、森の動物が住みついて、手袋がどんどん大きくなっていくという内容。
次はどうなるんだろうと子供たちも大人もハラハラドキドキ、楽しい想像も広がる作品です!
リアルな雰囲気のイラストではありますが、温かさがあり、よりこの物語の世界観に引き込んでくれるのではないでしょうか。
冬の寒い季節にこの物語を子供たちと一緒に味わって、心も体もポカポカになってくださいね!