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【2月】4歳児にオススメの絵本。保育園で冬を感じられる作品

保育園の室内で開催されるおはなし会など、子供たちに本を読み聞かせする場面はたくさんありますよね。

2月に読む絵本を何にしようかとお悩みの方もおられるかと思います。

この記事では、4歳児にオススメしたい2月にぴったりな絵本をまとめました。

冬の寒さを感じられるような作品から節分やバレンタインデーなどのイベントをテーマにした作品まで紹介していきます。

寒い冬を温めてくれるようなストーリーが展開する絵本を子供たちに向けて読んでみてはいかがでしょうか。

【2月】4歳児にオススメの絵本。保育園で冬を感じられる作品

てぶくろ作:ウクライナ民話/絵:エウゲーニー・M・ラチョフ

時代をこえて愛され続けるロングセラー絵本『てぶくろ』。

おじいさんが冬の森で落としてしまった手袋に、ネズミやカエルやウサギなど、森の動物が住みついて、手袋がどんどん大きくなっていくという内容。

次はどうなるんだろうと子供たちも大人もハラハラドキドキ、楽しい想像も広がる作品です!

リアルな雰囲気のイラストではありますが、温かさがあり、よりこの物語の世界観に引き込んでくれるのではないでしょうか。

冬の寒い季節にこの物語を子供たちと一緒に味わって、心も体もポカポカになってくださいね!

てぶくろがいっぱい作:フローレンス・スロボドキン/絵:ルイス・スロボドキン

人と人とのつながりの温かさを教えてくれる絵本『てぶくろがいっぱい』。

双子のネットとドニーはおそろいの赤い手袋をしていましたが、ドニーが手袋をなくしてしまいました。

そのことを知ったご近所さんが落とし物の手袋を次々に届けてくれるので、家が手袋でいっぱいになるという内容。

4歳児さんも理解できるような心温まるストーリーが魅力の1冊です!

手袋をなくしてしまった経験がある子は、より興味深くこの絵本と向き合えるのではないでしょうか。

しんせつなともだち作:方軼羣(ふあんいーちゅん)/絵:村山知義

世代をこえて読み継がれる名作絵本『しんせつなともだち』。

食べ物がない寒い冬に動物たちがお互いのことを思いやって、食べ物がぐるぐるとめぐる物語。

また、このお話は作者が伝え聞いた、朝鮮戦争時のあるできごとがもとになっているそうですよ!

雪が降る寒い冬の季節感が伝わる美しいイラストもこの物語に華を添えてくれるでしょう。

4歳児さんに人への思いやりを教えるのにもぴったりの絵本ですので、ぜひ子供たちに読み聞かせて世界観を味わってみてくださいね!

おなかのなかにおにがいる作:小沢孝子/絵:西村達馬

2月の節分の時期に読みたい『おなかのなかにおにがいる』。

おなかの中には持ち主と同じ性格の鬼がいるそうですよ!

食いしん坊や甘えん坊、子供たちは自分のおなかにはどんな鬼がいるだろうと想像力を働かせるでしょう。

もし悪い鬼がいるなら、節分で豆をまいて鬼を退治しようと思わせることで、節分の理解にもつながるのではないでしょうか。

また、保育園や幼稚園で豆まきをするのであれば、その前に子供たちを集めて読み聞かせてもいいですね!

だいくとおにろく再話:松居直/絵:赤羽 末吉

川に橋をかける大工と水の中から現れる鬼のやりとりを描いた絵本『だいくとおにろく』。

1967年に発売されており、名前あての昔話として日本人から親しまれている本です。

和の雰囲気を持つイラストと鬼が登場するストーリーから2月のイベントがイメージできますね。

緊張感がありながらも、2人のユーモラスなやりとりに子供たちも気付けば笑ってしまうこともあるでしょう。

つぎつぎと変わる鬼の表情や温かみのある絵からも魅力が伝わります。

節分のイベントが開催される2月にぴったりな絵本です。

ふわふわふとんカズコ・G. ストーン

虫たちの住む「やなぎむら」に冬がきて、寒さがつらく暖かい布団を探しに出かける「ふわふわふとん」です。

本来であれば夏の時期に活発に働く虫たちが、冬の寒さを耐えるために、協力して布団を探しにいくストーリーで、心が落ち着きますよ。

子供も仲間と協力する大切さを本から学べるはずです。

虫たちは無事に布団を見つけ、冬が越せるのでしょうか。

「やなぎむら」は春夏秋冬のシリーズがそろっているため、別の季節に違うお話を読んでも楽しめますよ!