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【絵本】言葉の楽しさを味わう、オノマトペのおすすめ絵本特集

【絵本】言葉の楽しさを味わう、オノマトペのおすすめ絵本特集
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【絵本】言葉の楽しさを味わう、オノマトペのおすすめ絵本特集

オノマトペという言葉を聞いたことはありますか?

「わんわん」「じゃあじゃあ」など、リズムの良い擬音語でつづられた言葉のことをいうのですが、絵本の読み聞かせをする際、読むのが少し苦手な先生方もいらっしゃると思います。

今回ご紹介しているオノマトペの絵本は、音をイメージして読むととっても読みやすいですよ!

例えば「ふわふわ」と聞いて、力強く太い声で読もうとは思いませんよね?

ふわふわと聞くと優しく軽いイメージなので、イメージを共有する感覚で読むと伝わりやすいですよ。

音以外にも言葉のリズムが楽しい本もたくさんご紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね!

【絵本】言葉の楽しさを味わう、オノマトペのおすすめ絵本特集(1〜10)

がたん ごとん がたん ごとん

かわいらしい汽車が表紙の絵本!

安西水丸さんの『がたんごとんがたんごとん』をご紹介します。

この絵本は「のせてくださーい」というセリフを合図に次々とお客さんが乗ってくる汽車が主役の絵本です。

お客さんは哺乳瓶やコップ、スプーン、ねこなど子供の身近なもの。

知っているものが汽車に乗っていく様子に子供たちも絵本の世界へひき込まれていくことでしょう。

言葉のリズムやテンポ感がよく、読んでいると楽しい気持ちになれそうです!

じゃあじゃあびりびり

身近なもののオノマトペを楽しもう!

まついのりこさんの『じゃあじゃあびりびり』をご紹介します。

絵本に出てくるのは子供の生活に身近なものが多く、絵本を読み終えた生活の中でも使用するオノマトペがつまっています。

絵本の世界と自分が生活する世界の音がリンクしている感覚がおもしろいと感じられるような作品です。

絵もシンプルでわかりやすく、色もハッキリとしているので子供の関心を引くでしょう。

ぜひ、子供と楽しみながら読んでみてくださいね。

すしん

シャリとネタを組み合わせた日本の伝統的な料理であるおすし。

おすしが主役の絵本!

たなかひかるさんの『すしん』をご紹介します。

おすしが好きな子供も多いのではないでしょうか。

しかし、この絵本に出てくるおすしはいつも見ているおすしとはまた違う、ユーモアがたっぷりのおすしです。

シュールでじわじわとおもしろさが込み上げてくるこの作品は、頭の中で想像したらもう止まらない!

もう一度、もう一度とハマってしまうことでしょう。

そそそそ

コアラがピッタリくっついていてかわいい表紙が目印!

たなかひかるさんの『そそそそ』をご紹介します。

「そそそそ」という言葉の響きに興味がわきますよね。

世界観はシンプルかつシュールですが、ページをめくる手がふるふると震えてしまうほどコアラのかわいらしさとおもしろさが魅力です。

リズムや抑揚、間を意識して読むとさらに子供の心に刺さることでしょう。

オノマトペで構成されているため、難しいことは考えず純粋に楽しめるすてきな作品です!

どんぐり とんぽろりん

児童詩や絵本、再話や翻訳も手がけ、子供向け伝記など多数を執筆している武鹿悦子さんの『どんぐりとんぽろりん』をご紹介します。

木がどんぐりの実を落とした瞬間を表現したオノマトペが印象的な作品です。

そこからつながる物語も魅力的ですよ。

秋の自然を通して言葉のやり取りが広げられるシーンは、日常でもよく聞くシンプルな言葉たちで構成されているので耳なじみが良いですね。

歌うように読める、そんなすてきな作品ですよ!

にゅーっ するするする

『キャベツくん』や『おしゃべりなたまごやき』で知られる、日本の漫画家であり絵本作家である長新太さんの『にゅーっするするする』をご紹介します。

不思議な世界観と子供の想像力でさらに作品は魅力的に!

「にゅー」と出てきた手があらゆるものを地面に引き込む物語に、子供も思わず息を飲むことでしょう。

読んでいるうちにハラハラドキドキを楽しめる作品です。

この作品を読んだ時に子供がどんなことを感じたか聞いてみるのも良いですね。

ぴょーん

まつおかたつひでさんの『ぴょーん』をご紹介します。

表紙を飾るカエルはもちろん「ぴょーん」とジャンプすることが得意な生き物が出てくる作品です。

絵本は横にめくるものが多いですが、この作品は縦にめくることでジャンプする高さを表現しています。

生き物によって個性が出る飛び方についても、子供と一緒に会話を楽しみながら読んでみてくださいね!

運動して遊ぶ前の導入として読むと、「ぴょーん」とジャンプのイメージができそうですね!

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