【2歳児】春にオススメの絵本を子供たちと楽しもう
絵本の読み聞かせは、子供たちが大好きな時間ですよね。
春になり進級をすると、子供たちの心もぐっと成長します。
2歳児さんは好奇心いっぱいな時期ですから、絵本を通して新しい世界に触れさせてあげるのが大切です。
そこで今回は、2歳児さんにオススメの春の絵本を集めてみました。
春らしいモチーフの絵本や、2歳児さんの成長に寄り添う絵本まで、さまざまな絵本を紹介しています。
ぜひ読み聞かせの絵本選びの参考にしてくださいね。
【2歳児】春にオススメの絵本を子供たちと楽しもう(1〜10)
ふうと はなと たんぽぽいわむらかずお
『ふうと はなと たんぽぽ』は、タンポポが咲く春にぴったりの絵本です。
いわむらかずおさんの『「ふうとはなの絵本」シリーズ』の一作で、ふうとはながたんぽぽに出会います。
黄色いタンポポにてんとう虫やちょうちょがとまる様子。
そして綿毛になったタンポポが風に乗って飛んでいく様子などが描かれていますよ。
ふうとはなが夢中で見ている姿がかわいく、またタンポポに出会って、自分たちの名前の由来に気づくところも心が温まりますね。
こぶたほいくえん中川李枝子・作/山脇百合子・絵
4月は入園の季節ですね。
初めての場所に不安になって、泣いてしまう子も多いのではないでしょうか。
こちらの絵本『こぶたほいくえん』は、まさにそんな場面を描いた物語。
こぶたの三兄弟がはじめて保育園に行きますが、気づけばお母さんの姿が見えずに泣いてしまいます。
しかし、先生やお友達に誘われて一緒に遊んだり、自分たちの得意なことに夢中になったりして、1日を過ごします。
別れるときは泣いていても、こんなふうに意外に楽しんでいたりするのでしょうね。
子供のたくましさにほっこりする1冊です。
はるかぜさんぽえがしらみちこ
『はるかぜさんぽ』は、女の子が春の日にお散歩する様子を描いた絵本です。
満開の桜に触れたり、ちょうちょやダンゴムシを見つけたり、風を感じたり。
春らしい風景の中、女の子の楽しむ様子が描かれていますよ。
この絵本を見ると、子供たちもきっとお散歩に出かけたくなるのではないでしょうか。
お部屋が好きな子も、同じくらいの女の子が楽しんでいる姿を見れば、お出かけに興味を持ってくれるかも。
ぜひお散歩に出て、春のいろいろな顔を探してみてくださいね。
はるですはるのおおそうじこいでたん・作/こいでやすこ
春の大掃除をする、ねずみたちのお話です。
ねずみたちはお部屋をきれいにするために、家の中のものを外に出します。
するとご近所さんたちがやってきて、置いてあるものを「すてきだな」と言ってくれるので、気前の良いねずみたちは「どうぞ」とあげてしまいます。
掃除が終わる頃にはすっかりものがなくなってしまいましたが、お部屋はとてもキレイになりました。
最後は家をほしいと言われて困るのですが、ステキなエンディングが待っていますよ。
春の温かな気候の中でするお掃除は、とても気持ちよさそうですね。
お掃除の楽しさも感じられそうです。
そらまめくんのぼくのいちにちなかやみわ
『そらまめくんのぼくのいちにち』は、朝起きて、顔を洗って、ご飯を食べて、お友達と遊んで……そんな1日が、やさしく楽しく描かれています。
子供たちの生活に重なる部分もありつつ、タンポポの綿毛でベッドを作ったり、虹の水たまりに入ったりと、夢のある描写もあって読んでいて飽きません。
春から旬となるそら豆を題材にした絵本なので、ぜひ春に読んでみてはいかがでしょうか?
遊びのヒントが見つかったり、また食育にもつながる内容だと思います。
ちょうちょうひらひらまどみちお・作/にしまきかやこ・絵
春になるとひらひらと飛ぶちょうちょを目にしますね。
見つけると追いかけて、とまったらその様子をじーっと見つめる子もいるのではないでしょうか。
この絵本『ちょうちょう ひらひら』は、飛んでいるちょうちょがいろいろな動物にとまるんです。
ちょうちょがとまったら、みんな嬉しくてつい笑顔に。
同じようになったら、きっと子供たちも嬉しくて笑っちゃいますね。
ちょうちょにとまってもらえなかった動物が泣いて、みんなが「あの子にとまれ〜」とひそかに応援している姿も心が温まります。
はなをくんくんルース・クラウス・作/マーク・シーモント・絵
『はなをくんくん』は、春の訪れを感じられる絵本です。
冬眠している動物たちが目を覚まし、何やら鼻を鳴らしています。
気になるものがあるようです。
巣穴から出てきた動物たちは一斉に同じ方向に駆け出します。
そこには一輪の花がありました。
この絵本は全編モノクロで描かれているのですが、見つけた花だけは美しい黄色をしているんですよ。
これから景色が色づく期待と楽しみが膨らみますね。
この絵本で、ぜひ春の息吹を感じてみてください。