【3月】0歳児さんが興味を持って楽しめる絵本
3月になり、0歳児クラスで過ごすのもあとわずかとなりました。
4月に進級する1歳児クラスでは、お友達が増えたり保育室が変わったりと環境の変化がありますね。
子供たち一人ひとりに合わせて引き続きサポートしたい3月に、ぴったりな絵本を紹介します。
絵本への興味は0歳児さんの心の栄養。
ぜひさまざまな題材の絵本を読んであげてくださいね。
絵本に合わせて指差しをしたり体を動かしたりとかわいい反応も見られるかもしれませんね。
【3月】0歳児さんが興味を持って楽しめる絵本(1〜10)
なにをたべてきたの?文:岸田衿子/絵: 長野博一
1978年に発売されてから、子供たちに長く愛されている絵本『なにをたべてきたの?』のご紹介です。
真っ白なぶたくんは、いそいでどこかへ向かっています。
途中にりんごを見つけて食べたぶたくんのおなかは、きれいな赤色に。
まだまだおなかがすいているぶたくんは、道中いろいろな物に出会います。
最後は一体どうなるのでしょうか。
とってもユニークなお話ですが、やさしい絵と鮮やかな色が、子供たちの好奇心を刺激する1冊になっています。
ぜひ読んでみてくださいね。
うずらちゃんのかくれんぼきもとももこ
子どもたちから大人気の絵本『うずらちゃんのかくれんぼ』は、うずらちゃんとひよこちゃんが仲良くかくれんぼをして遊んでるお話です。
隠れるのがとっても上手で、いろいろな模様に変身して隠れていきますよ。
お話を耳で聞きながら、子どもたちは「どこに隠れたのかな?」とイラストを見て集中して探します。
見つけた時の嬉しそうな表情や、次のページをめくるワクワク感を感じられる魅力的な絵本になっていますよ。
カラフルで落ち着いた色使いや、シンプルでわかりやすい言葉もポイントですよ!
どんどこ ももんちゃんとよたかずひこ
柔らかなピンクの表紙がとってもかわいらしい『どんどこももんちゃん』は1歳の子供たちも大好きな絵本です。
「どんどこどんどこ」のリズムがある言葉を聞きながら、子供たちも一緒にマネをして言ってくれます。
ページをめくるときの、次はどんな絵が出てくるのかな?
という子供たちの集中した表情も絵本の魅力を感じますね。
ももんちゃんの一生懸命な姿に応援したくなりますよ。
小さい子供たちから年長の子供たちまで、幅広い年齢で楽しむのにもオススメです。
おひさま あはは前川かずお
黄色い表紙のイラストがポイントの『おひさまあはは』は、見てる子供たちも思わず笑顔になっちゃう絵本です。
絵本の中に出てくる登場人物たちが、どんな場面でも「あはは」と笑顔で返してくれます。
読んでる方も笑顔が伝染していく楽しい絵本です。
シンプルで温かな読みやすい絵本になっていますので、子供たちと一緒に読んでみてくださいね。
お気に入りの1冊になると思います。
子どもの名前を入れてあげながら「◯◯ちゃんもあはは」と読んであげるのもオススメです!
おやさいどうぞ文:きのしたけい/絵:阿部真由美
『おやさいどうぞ』の絵本は、仕掛けがあり子供たちもめくるのが楽しくなっちゃう絵本です。
出てくるおやさいのイラストが本物そっくりで魅力的です。
おやさいを包丁で切るときの音も楽しめるので、リズムをつけながら読んであげると絵本の楽しさが膨らんでいきますよ。
どんな野菜が好きか?
どんなお料理に入っているやさいか?
を、聞きながら読み進めていくことで食への興味も高まるかもしれませんね!
身近なやさいほど、ページをめくった時の子どもの反応が良いですよ!
こんにちは文:わたなべしげお/絵:おおともやすお
3月になると、少しずつお話も楽しくなる1歳児さんにオススメの絵本『こんにちは』のご紹介です。
こちらの絵本は、主人公のくまくんが出会うあらゆるものに「こんにちは」と、あいさつを投げかけます。
あいさつの絵本なので、子供たちに読み聞かせをする際も「こんにちは」と、ついついお辞儀をして読んでしまうストーリーです。
子供たちも大人と一緒にお辞儀をしながら聞いてくれる姿は、とっても温かな気持ちになりますよ。
ぜひ一緒に読んでみてくださいね。
ぽかぽか新井洋行
春にぴったりな絵本『ぽかぽか』は、見やすい絵のタッチと繰り返されるリズムのある言葉がとっても魅力的な絵本です。
春になり草花や虫が元気に活動が始められるように、温かく見守っている太陽の様子にも注目です。
絵本を読むときは、草花や虫に話しかけるように優しく読むのがポイントですよ。
「はるですよーおきてください」の部分では、絵本には出てこないお散歩で見つけた春の虫やお花の名前を入れてあげることで、お話がより膨らみ身近に感じられるかもしれませんね。