【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり
4歳児クラスの子供たちは、日々葛藤しています。
周りのこと、友達のこと、自分の気持ちのこと。
揺れ動く時期だからこそ、絵本を通して新しい世界を見せてあげましょう。
今回は、4歳児さんと春に読みたい絵本を集めました。
春らしいモチーフの作品の他に、他者と自分との関わりを振り返ったり見つめ直したりする題材の作品も紹介しています。
子供たちのやわらかい頭と心で、絵本の世界を十分に味わってもらいましょう。
いじわるな心、ケンカしたくなる心が芽生えても大丈夫。
絵本と一緒に寄り添ってあげてくださいね。
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【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり(1〜10)
ぐるんぱのようちえん文:西内ミナミ/絵:堀内誠一
絵本『ぐるんぱのようちえん』には、みんなとは違う大きなゾウ、ぐるんぱが、いろいろなことを経験しながら自分の居場所を見つけていく物語です。
自分に自信がないぐるんぱですが、他のゾウたちに応援されて仕事探しに出ます。
しかし、なかなかうまくいきません。
だけどあきらめずに、ぐるんぱは前に進み続けます。
そんな姿に、きっと子供たちは自分を重ね、応援したくなるでしょう。
そして、ぐるんぱが自分の特徴をいかして作る魅力的なものに、目をキラキラさせるはず!
くすのきだんちのひ・み・つ武鹿悦子
絵本『くすのきだんちのひ・み・つ』には、さまざまな動物が登場しますよ。
動物の子供たちは、宝物のドングリを見せて回りますが、見せて〜と言われると秘密にしたがって楽しんでいる様子がかわいらしいですね。
そんな子供たちに、もぐらさんがくすのきだんちの秘密を教えてくれます。
それは、表紙に乗っているちょうのさなぎです。
実は絵本の表紙にも、さなぎがいますよ。
裏表紙には、立派になったちょうの姿も。
物語と一緒に、ぜひさなぎの見つけっこも楽しんでみてくださいね。
「和」の行事えほん<1>高野紀子
こちらは絵本なのですが、図鑑とも言えるかもしれません。
それくらい中身がぎゅっと詰まっているんですよ。
『「和」の行事えほん』は、秋と冬バージョンもあるのですが、こちらで紹介するのは春と夏バージョン。
お花見、ひな祭りなど、春の行事の説明だけでなく、行事に使う道具ことも書いてあります。
読み聞かせるというよりは、どんなものがあるのか、子供自身で見て楽しむ方が良いかもしれません。
春の行事を知りたいときは、オススメの1冊です。
【4歳児】春におすすめの絵本|世界や友達との関わり(11〜20)
パンじいじのパンかわかみたかこ
『パンじいじのパン』は、パンが大好きなパンじいじが、みんなの要望に応えてさまざまなパンを作ってくれる物語です。
カエルには音が出るパン、カタツムリには爽やかなしずくのパン。
名前だけでもどんなパンか気になりますが、ぜひ絵本で見てもらいたいです。
カラフルで、不思議で、とてもおいしそうなんですよ。
生き物たちがパンの感想を教えてくれるので、子供たちも味や食感を想像しやすいはず。
ちょうちょ、カエル、カタツムリなど、春によく見かける生き物がたくさん登場するので、春にオススメの1冊ですよ。
ようかいむらのすいすいこいのぼりたかいよしかず
こどもの日にぴったりな絵本『ようかいむらのすいすいこいのぼり』をご紹介しますね。
絵本の中には「元気こいのぼり大会」という行事があります。
ようかいたちが作ったそれぞれのこいのぼりが龍神様に向かって飛んでいき、たどりつければ「福こいのぼり」になれるんです。
どのこいのぼりがたどり着いたかは、読んだ時のお楽しみ!
絵本の中の迷路を解くことで分かりますよ。
いったんもめん、鬼、カッパ、一つ目小僧など、子供たちが好きなようかいがたくさん出てくるので、そちらもぜひ楽しんでくださいね!
はるがきた文:ジーン・ジオン/絵:マーガレット・ブロイ・グレアム
『はるがきた』というタイトルですが、春が来ない街が舞台のこの絵本。
大人たちは、春の訪れを待ちわびています。
しかし街の中は灰色のまま。
そんなとき、とある男の子が言います。
僕たちで春を作ろう!
その言葉に大人たちも子供たちも、みんなで協力して街に春を呼び込むんです。
もちろん本当に春になるわけではありません。
花や鳥を、街のいろいろなところに描き込んで華やかにしていくんです。
自分たちで春にしちゃおうなんて、子供の発想ってとてもステキですよね!
よろしくともだち文:内田麟太郎/絵:降矢ナナ
オオカミとキツネのやり取りが魅力の『おれたち、ともだち!』シリーズ。
こちらの『よろしく ともだち』は、その11作目です。
楽しそうに遊んでいるオオカミとキツネ。
そばには、それを見つめる子ダヌキが……。
本当は仲間に入りたい子ダヌキですが、オオカミが怖くて近づけないようです。
オオカミはそれ知ってショックを受けます。
仲間に入りたいけど入れない子ダヌキに、子供たちは共感するかもしれません。
春は新しいお友達が増える季節。
新しい仲間をどう入れてあげたらいいか、考えるきっかけにもなる1冊ではないでしょうか。





