燃え上がるような赤い龍が刻まれた筐体。
今回は、日本製のパーツにこだわって制作されるファズフェイスペダル、Black Cat N-Fuzzの紹介です。
- 弾いてみたくなる!ギターリフが最高にかっこいい邦楽ロック
- 日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース
- 【2025】ギターソロがかっこいい邦楽・J-POPまとめ
- いろいろな心情と重なる猫ソング。バラエティ豊かな猫うた
- 怒髪天の人気曲ランキング【2025】
- 【2025】邦楽ハードロックの名曲。聴いておきたい人気曲まとめ
- 【レゲエ】日本を代表するラガマフィン|ジャパレゲ好き必見!
- 【Arbusのギタリストが選ぶ!】ギターリフがカッコいい邦楽の名曲
- 邦楽のブラックミュージックの名曲。ブラックミュージック魂の注目作
- 【和の心】琴の名曲。日本の美しい調べ
- 【低音】ベースソロが光る邦楽曲まとめ【テクニック】
- 【邦楽】ギターカッティングがたまらない人気曲まとめ【2025】
- 【和風BGM】日本の伝統が織りなす美しい音色
Black Catから美しいファズ
N-FuzzのNはNippon。
かつて2001年~2003年に発売されたペダルを装い新たによみがえらせ、当時のモデル同様NPNトランジスタを使用。
そして日本製トランジスタにこだわって制作されたペダルです。
日本製コンポーネンツの作る独特な個性が全面に押し出されたファズサウンドです。
ファズフェイスと聞いて思い浮かぶ、聞き飽きたようなファズサウンドだけではありません。
スタンダードなファズフェイスサウンドから、さらに太く重く、棘の立った攻撃的なファズサウンドを作ります。
Volumeはラウドに設定でき、Biasコントロールでブチブチのベルクロファズからスムースで太いファズまでをコントロールできます。
そして、多くのファズフェイスペダルを超えるハイレスポンスで、ギターのボリュームを落とせば即座にクリーントーンに変えることができます。
一言でクリーントーンと言っても、バイパストーンとは全く違う、倍音成分があふれるようなトーンから、バイアスの設定によってはクリーンなのにブチブチと途切れるような感覚の残るトーンまで、いろいろなクリーントーンを作ることができます。

では、そもそも聞き飽きたファズフェイスとは?
ファズフェイスは60年代に英国で開発されました。
当初はゲルマニウムトランジスタを、後にシリコントランジスタを使用しています。
一般的にファズフェイスの音といえばシリコン。
なぜか、それはジミ・ヘンドリクスが使ったからです。
ジミが使ったことで、ファズフェイスは最も定番のファズペダルの1つとして数えられるようになりました。
後にSRVもファズフェイスを使用しています。
(本人に合わせてカスタムされていました)
もちろんファズフェイスはまだまだ数々のプレイヤーが使用し、その音色を奏でています。
ジミヘンとSRVは中でも特に知っておくべきギタリストではないでしょうか。

また、ジミもSRVも、ファズフェイスをそのまま使っていたわけではありませんでした。
それぞれロジャー・メイヤーやシーザー・ディアスという名エンジニアが付いていて、好みや必要に合わせてカスタムを行っていたのです。
トランジスタを含め、内部の全てのエレクトリックコンポーネンツは日本製のものを使用したN-Fuzzも、そんなファズフェイスカスタムの1つなのです。
ノブを追加して操作性を高め、自分だけの音を生み出せる美しいファズペダルです。





