「簡単なマジックを覚えたい!」そんな願いをかなえてくれるカードマジックやトランプマジックの世界。
実は数学的な計算を使ったり、ちょっとした手の動きを工夫したりするだけで、見ている人を驚かせることができるんです。
そこで、こちらでは道具を使わないものから、身近なアイテムで演じられるものまで、子供から大人まで楽しめるマジックの種明かしを紹介します。
パーティーや友達との集まりで、あなたも魔法使いに変身してみてくださいね!
カードマジック・トランプ手品(1〜5)
4つのペアが一瞬でできあがるトランプマジックNEW!

ランダムにカードの山に戻したはずのトランプが、同じ数の色違いのトランプとペアになって出てくるというマジックです。
こちらはテクニックというより、仕込みと手順を覚えれば成功する手品と言えるでしょう。
ペアになるカードを最初から決められた位置に置いておくこと、カードを重ねる順番を守ることでマジックが成立します。
ただしカードを混ぜているふうに見せるフォールスカットをマスターする必要がありますので、練習してみてくださいね。
スウィープ・チェンジ

一番上のカードが手のひらをかざすと違うカードになるというマジック「スウィープ・チェンジ」も王道カードマジックの1つです。
とてもシンプルなマジックですが、練習を重ねなければスムーズに見せることはできません。
1%のひらめきと99%の努力がマジシャンにも必要なようです。
誕生日当てマジック

道具は何も必要ありません。
ただどういう計算をすればいいのかを覚えるだけです。
マジックは多少手先の器用さが必要ですが、この手のマジックは心理的な部分よりも数学的なものを使っています。
記憶力のよい方なら、このような計算を使ったマジック、覚えてみるのもありではないでしょうか。
3枚で出来るトランプマジック

3枚のカードだけを使ったシンプルなカードマジックです。
真ん中にはエース、その両サイドにはジョーカーを配置しておきます。
目の前で何度がカードをスライドさせてエースの場所を当ててもらうのですが、「……エースじゃない!」となるマジック。
簡単な動きしかしていないのになぜ?と不思議になりますが実は最初見せている、置いているときに錯覚させるようなカードの配置、はじめからエースは真ん中にはないのでした!
エースがそろうマジック

一番上からトランプのエースが4枚出てくるという不思議なマジックです。
シャッフルしたトランプを相手がストップというまでめくり、それを4つの束に分けていきます。
最後におまじないをかけると一番上がすべてエースになります。
種明かしは、最初に4枚のエースを並べておき、それに触れずにほかのトランプをシャッフルします。
そうすると最後の4枚がエースになるので、どこでストップされても最後の4枚はエースになるのです。
カードマジック・トランプ手品(6〜10)
カレンダーを使った数字の予言

カレンダーを使ったマジックです。
まず、カレンダーに4列×4段の数字を囲ってもらいます。
そこでマジシャンが数字を予言し、メモに書いておきましょう。
それから好きな数字を一つ丸で囲んでもらい、その上下に線を引きます。
線のない数字からまた一つ選んでもらい、同じように丸と線を。
これをあと2回繰り返し、選ばれた4つの数字を全部足します。
そしてメモを開くと、見事その数字に!
実は、4×4の対角の数字を足して2倍にすると、それが最後の数字になるのだそう。
種明かしをしても盛り上がる、不思議な数字マジックですよ。
カードを当てるマジック

ぐちゃぐちゃに混ぜたトランプの中から1枚だけ選んでもらったカードを言い当てる、というマジックです。
見ている限り、本当に選んだカードはどこにあるのか、混ざりまくってしまっているのでわかるわけがない、と思いますよね?
ですがタネを知るととっても簡単、トランプを2つに分けた時に使わなかった方の山の一番下のトランプを覚えておき、その山を切った時にそのカードを一番上に持ってくる、そして選んでもらったカードとその他のカードの数を覚えておくだけ、というものです。
きっと何回やってもタネがバレないはずです。