簡単なトランプマジック。セルフワーキングや少しの技法でできる手品
マジックといえばやはり定番のトランプマジックですよね!
びっくりするようなことがたくさん起こってドキドキワクワクしますよね。
この記事ではそんな誰でも一度は手にしたことのあるトランプを使ったマジックを集めました。
覚えてしまえば簡単だけど、初めて見る人にはインパクトが抜群のでも簡単にできるトランプマジックを紹介しますね!
手順通りにやればできるセルフワーキングトリックや、少しの練習でできるようになるマジックを中心に集めましたので、カードマジック初心者の方は必見です!
もくじ
- 簡単なトランプマジック。セルフワーキングや少しの技法でできる手品
- 10枚だけを使っておこなうカード当て
- 簡単にできるアンビシャスカード
- キーカードを使った簡単なカード当て
- 破ったカードの破片が消失し、箱の中から現れる
- あるはずのところにないトランプ
- 裏表をごちゃ混ぜにしたのに選んだカードだけが表向きで出てくる
- カードが手のひらの中で消える
- 3枚のカードが上にあがってくる
- 相手のカードの位置が一瞬でわかるマジック
- 2枚のカードに選んだカードが挟まれるパニーニ
- 表裏がバラバラなはずなのにきれいに元に戻る
- 赤黒5枚ずつのカードを使ったカード当て
- カード当ての後にAが4枚そろう
- 選んだ数字のカードが4枚そろうセルフワーキングトリック
- 同じ数字のカードが4枚そろうマジック
- テクニック無しでできるカード当て
- 選んだカードと残った枚数の数が同じになる
- 8カードブレインウェーブ
- ティルトを使ったアンビシャスカード
- テクニックなしでメイトカードがそろうマジック
- 相手が混ぜたカードの順番を当てる予言マジック
- スリーカードモンテ
- カードが宙に浮くマジック
- 選んだカードと同じ数字のカードだけが表向きで登場するマジック
- 相手のカードが瞬間移動
- 失敗と思わせて大逆転するカード当て
- 束に入れたはずのAが集合するマジック
- ポケットに入れた枚数で覚えたカードがわかる
- 離れた2枚のカードがくっつく
- カード当てマジック「都合のいいマジック」
- 一瞬でトランプを変える
- トランプの色が全て当たるマジック
- ハートが順番にそろった上で選ばれたカードを当てられるトライアンフ
- サンドイッチカード
- メイトカードが出てくるセルフワーキングトリック
- 紙袋に鉛筆を刺して選んでもらったカードを当てる
- 選ばれた4枚のカードがすべてAに変わる
- 選んでもらったカードが袋の中に貫通する
- 外れてる?と思ったら言い当てられるカード当て
- 手順通りにおこなえばできる不思議なカード当て
- 相手の手の上でカードが変化したように見えるカード当て
- 簡単に1度で2回おどろくマジック
- デックの色が変わる
- トランプを使った完璧な予言
- 相手のカードを必ず的中させるマジック
簡単なトランプマジック。セルフワーキングや少しの技法でできる手品(1〜20)
10枚だけを使っておこなうカード当て

トランプを10枚だけ使っておこなうカード当てマジックです。
このマジックはセルフワーキングトリックといって、手順通りにおこなえば必ずそうなるというもの。
10枚のカードを観客に手渡して1枚カードを選んでもらい、その後マジシャンの指示通りにカードを束の上から下に移動させたりと、観客にカードを操作してもらうシーンがたくさんあります。
その中には、観客が思い浮かべた枚数分操作するという場面もあり、観ている側からすれば「まさか当てられるはずがない」と思えるんですよね。
しかし、このマジックはセルフワーキングトリック。
最後には必ず選ばれたカードを当てられるんですよ。
ぜひ試してみてください。
簡単にできるアンビシャスカード

デックの中に入れたカードがおまじないをかけるとデックの1番上に現れる定番のマジック、アンビシャスカード。
よく見るマジックではありますが、初心者にとっては難しい技法を使わないとできないんですよね。
しかし、今回紹介する方法であれば、比較的簡単にアンビシャスカードを実現できます。
このマジックのポイントは、選ばれたカードをデックの中に入れたと見せかけて違うカードを入れているんです。
具体的にいうと、選ばれたカードは束の1番上にあるのですが、上からではなく下からカードを取っているんですね。
何度か練習すれば自然な動きの中でできるようになると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
キーカードを使った簡単なカード当て

カード当てというと難しいテクニックがたくさん必要だというイメージをお持ちかもしれませんが、キーカードを使ったカード当てマジックなら初心者の方でも簡単におこなえます。
キーカードとは目印となるカードのことで、今回の場合ではデックの1番下にあるカードです。
まずはこのカードをこっそり見て覚えておきましょう。
そして観客に好きなカードを選んでもらったら、手に持っているデックの上半分をテーブルに置き、その上に選んだカードを戻してもらいます。
さらにデックの残りをその上に重ねると、観客が選んだカードはキーカードの隣に来るんですよね。
あとはお好きな演出とともに「選んだカードがわかった」と言いながらカードを見て、キーカードの隣のカードを示せばOKです。
さらに、ここから相手のカードを示すために、動画のようにもう1ステップ追加し、不思議に演出するのもいいですね。
破ったカードの破片が消失し、箱の中から現れる

破ったトランプのかけらが箱の中から出てくるという、簡単だけどすごいマジックを紹介します。
相手にカードを1枚選ばせて、そのカードの角を破ります。
そして破いた破片を持った手におまじないをかけると、その破片は消えてしまいました!
一体カードの破片はどこに行ったのかというと、なんとトランプの箱から出てくるんです!
実はこのマジック、あらかじめ1枚のトランプの角を破って、その破片を箱の中に隠しておきます。
そしてマジックを披露する際には破ったカードをデックの一番手前に持っておきます。
そして相手には自由に選ばせたと見せかけて、あらかじめ破ってあるカードを選ばせていたんですね。
あらかじめカードを破ってあることがわからないような動作ができるように心がけてくださいね。
あるはずのところにないトランプ

複雑なテクニックではなく、人間の思い込みを利用するマジックもあるんですよ。
このマジックで用意するのは白紙のトランプ2枚と、ハートのAの計3枚。
それをテーブルの上に並べ、どれがハートのAか当ててもらう内容です。
やり方はいくつかあるのですが、柄のない白紙の部分をちらっと見せ、白紙のカードだと錯覚させるのがシンプルでやりやすそうです。
裏表をごちゃ混ぜにしたのに選んだカードだけが表向きで出てくる

選んでもらったカードを山札に戻して、裏表もバラバラにシャッフルしたはずなのに、おまじないをかけると選んだカードだけが表になって出現するというマジックです。
選んでもらったカードは戻してからの混ぜ方で山札の一番下にもってきています。
そして裏表をバラバラに混ぜていく手順ですが、手首を返すような混ぜ方で、完全にバラバラではなく山札を裏と表の束に分けているような形に組み上げています。
あとは下に配置したカードを上に持ってきて、裏向きになっている下の束をもとの向きに戻しつつ、選んでもらったカードを挟み込むように重ねれば完成です。
バラバラになっているように見せかけるスムーズなカードのシャッフル、カードの見せ方などをしっかりと意識しましょう。