数字当てマジック。心を読まれたかのような不思議なマジックまとめ
お客さんが想像した数字をマジシャンが当ててしまう、もしくは計算してもらった数字を当ててしまう、そうした数字を使ったマジックって臨場感があって盛り上がりますよね。
この記事では、そうした数字当てマジックのほか、数字にまつわるマジックを一挙に紹介していきますね!
コインマジックやカードマジックとは異なり、数字当てマジックは手順通りにやれば当たるという仕組みのものが多いので、マジック初心者の方でも挑戦しやすいんですよね。
また、マジックで使う数式や表はたくさんのパターンがあるので、それらの原理を知って自分で作ってみるのも楽しいかもしれません。
それではさっそく数字当てマジックを見ていきましょう!
もくじ
数字当てマジック。心を読まれたかのような不思議なマジックまとめ
互いに4桁の数字を出し合った合計が予言通りになる

一見ランダムに表記した4ケタの数字五つの合計が、なぜかマジシャンに予言されてしまう不思議なマジックです。
まず、お客さんに好きな4ケタの数字を言ってもらいます。
その数字を見た時点で、メモに予言の数字を書いておきます。
予言として書く数字は、書いてもらった数字から2を引いて20000足した数です。
次に、もう一度好きな4ケタを言ってもらい、次はマジシャン側が4ケタの数字を宣言します。
ここで宣言するのは、二つ目の4ケタの数字と合計すると9999になる数です。
そしてまた、お客さんに4ケタの数字を言ってもらい、再度その数字の合計が9999になる数をマジシャン側で宣言します。
そして全てを合計すると、予言していた数になるんです!
ヒソカの数学マジック

大人気マンガ『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター、ヒソカが披露した予言をもとにしたマジックです。
まず、好きな数字を一つ思い浮かべ、その数字に4を足して、さらに倍にします。
次に、その数字から6を引いてから2で割り、最初に思い浮かべた数字を引くと、なんと1になるんです!
一見すると驚きの予言マジックですが、一連の流れを式に表し、細かく分析していくとそのタネが明らかになりますよ。
作品の中では、最初に思い浮かべる数字を1~13の中から選ぶようになっていますが、14以上のどんな数字でも答えは1になるんですよ!
計算結果が同じになるマジック

1~9のどんな数字を提示しても、必ず最後は予言された数字、3になるマジックです。
まず、1~9の中から好きな数字を一つ選んでもらいます。
そこに1を足し、2倍にします。
次に、4を足して2で割ってください。
そこで出た数字から最初に選んだ数字を引くと、なんと3になるんです!
計算が得意な方は、すぐ仕組みがわかってしまうかもしれませんね。
手軽にできる数字マジックなので、一連の流れを覚えて、披露してみてくださいね!
どこを足しても選ばれた数字になる表を作る

4×4のマス目に入れた数字が、たて、横、ななめ、四隅、中央の4マス、四隅の4マスずつ全部、同じ数になる不思議なマジックです。
まず、お客さんに20以上の大きめの2ケタの好きな数字を言ってもらいます。
そして、4×4のマス目に横に並べた数字の合計が宣言してもらった数字になるように、数字を当てはめていきます。
適当に当てはめているように見せかけるのですが、実は横4マスのうち、3マスは決まった数字を入れるんです。
残りの1マスは選んでもらった数字引く21をした数に、プラスやマイナスした数を入れます。
覚えた数字と、頭の中で計算した数字を埋めていくと、最初に宣言してもらった数字がいろんなところから出てくるという形です。
計算の速さが必要なので、しっかり練習して取り組んでくださいね!
5枚のカードを使った数字当て

何度も披露して楽しんでもらえるマジックとして、5枚のカードを使った数字当てを紹介します。
まず紙とペンを用意し、観客に1から30までの好きな数字を書いてもらいます。
そうしたら次に、数字がたくさん書かれた5枚のカードを観客に見せていきましょう。
そしてカードの中に描いた数字が書かれているか尋ねていきます。
この時、「ある」と答えたカードの上部の数字を足していくと答えが導けます。
足し算をするだけなので、タネとなる5枚のカードを作っておけば誰でも取り組めますよ。
予言どおりの数字が出てくる計算マジック
3ケタの三つの数字を合計すると、予言した数字になるというこちらのマジック。
まずは、お客さんに好きな3ケタの数字を三つ言ってもらいます。
これを合計する直前に予言をするのですが、ここでの合計と予言の数字は間違ってしまいます。
ですが、その後に3ケタの数字をそれぞれバラして、新たに作った3ケタの三つの数字を合計すると、なんと予言した数字になるんです!
これは、最初に出してもらった3ケタの数字を一つずつ、それぞれをバラバラにして合計した数を使うのがポイント。
数字好きな方はぜひ練習して、やってみてくださいね!