トランプマジック手順とコツ!観客が驚く基本技法から応用まで
トランプマジックは難しそう…そんな印象をお持ちではありませんか?
でもご安心ください!
実は手順や基本技法を覚えることで、誰でも人を驚かせるようなマジックができるんです。
今回は、お客さんの選んだカードを見事に言い当てたり、同じ数字のカードを一瞬でそろえたりする、さまざまなトランプマジックの手順をご紹介します。
友人との集まりや家族との時間をより楽しくする、とっておきのマジックの世界をのぞいてみましょう!
テクニック・手順重視マジック(1〜5)
クラシックパスを用いたカード宛NEW!

マジックの中でも、観客の選んだカードをピタリと当てる演目はいつも盛り上がります。
その裏側を支えているのが「クラシックパス」と呼ばれる高度なテクニック。
これはカードを一瞬でひそかにカットし、選ばれたカードの置き場を正確にコントロールする技法。
見た目は何もしていないように見せながら、手元で確実に状況が変化しているのがポイント。
自然な動きと視線の誘導が鍵となり、観客に「何も怪しいことはなかった」と思わせることが成功のコツ。
地味ながらプロマジシャンも多用する技術で、カードマジックに本格的に挑戦したいならぜひ身につけたいスキルです。
フォースを用いたカード当てNEW!

カードを当てるマジックのやり方には、さまざまな方法があるそうです。
今回は、ハートの10のカードを当てるフォースというテクニックをご紹介します。
カードの束をシャッフルし、2つに分けます。
2つに分けたカードの片方だけをテーブルに並べて、数字の10の形になるようにカードをめくっていきましょう。
この時点で、ハートの10は出さないようにします。
見ている人に「ハートの10が出ないな」と思わせて、めくったカードの形でハートと数字の10を作りますよ。
ハートの10のカードを当てると思わせつつ、ハートの10を作るところが面白いマジックですね。
選んだカードと同じ数字のカードが全部裏返しに

1枚選んだトランプと同じ絵柄のトランプだけがすべて裏返しになる、不思議なマジックです。
まず準備として、同じ柄のトランプ4枚を出しておきます。
その4枚のカードをトランプの山の1番上に乗せます。
そして、上から4、5、6枚目のトランプをまとめてひっくり返して準備OK!
お客さんにトランプの山の半分ぐらいのところで取ってもらい、取った山をひっくり返して元の山に乗せます。
表面と裏面との境の部分のカードを使うことを宣言し、そのカードを見せましょう。
そして、そのカードでトランプの山におまじないをかけるようなしぐさをお客さんにしてもらいます。
すると、トランプを広げたときに同じ柄のカードだけが裏返しになった状態ができあがります。
トランプの見せ方などに気をつけて、練習してみてくださいね。
1度のマジックで3度驚かせる

1回のマジックで3回の驚きが詰まったトランプマジックです。
このマジックでは最初の仕込みが重要。
カードを赤と黒に分けて重ねておきます。
それぞれの束の最初と最後がエースになるように重ねておきましょう。
マジックの実演が始まったら、最初にサポートカードを選びます。
サポートカードは相手に見えないようにして、真ん中のエースの左側に来ているカードを選びましょう。
選んだカードだけをお客さんにみせ、表向きの状態で束に戻します。
戻す時には真ん中にあるエース同士の間にはさみましょう。
そしたら束のなるべく下の方からカードを1枚選んでもらい、束に戻します。
ここから26枚ずつにカードを分け、1枚ずつめくって行くと、サポートカードと同じタイミングで、選んでもらったカードが出てきます。
そこからさらにめくればめくった4枚すべてがエース、そして4つの束が色分けされているという3つのサプライズが起こります。
最初の仕込みが肝心なマジックです!
3枚のハートが上がるトランプ

山札の1番上にあったハートの1、2、3をランダムな位置へ戻した……はずなのに、3枚すべてがまた1番上へ戻ってくる、というマジックです。
スリップカットという、1番上のカードを残したまま山札をシャッフルする技術を使っており、動画の通りのやり方を3回おこなうと、最終的に1、2、3がそろう仕掛け。
スリップカットの仕組み自体シンプルなので、ぜひ練習して身につけましょう!