RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search

【シャブリエのピアノ曲】フランス音楽のエスプリが手掛けた珠玉の名曲

クロード・ドビュッシーやモーリス・ラヴェルに先駆けて、近代フランス音楽の発展に大きく貢献した作曲家、エマニュエル・シャブリエ。

シャブリエといえば代表曲『狂詩曲「スペイン」』でおなじみですが、天才的なピアノの腕前を持っていた彼は、おしゃれな響きと技巧的なパッセージが印象的なピアノ作品も数多く遺しています。

本記事では、そんなシャブリエのピアノ作品のなかから、演奏会やコンクールでもたびたび取り上げられている名曲をピックアップ!

作曲の背景とあわせてご紹介していきます。

【シャブリエのピアノ曲】フランス音楽のエスプリが手掛けた珠玉の名曲(1〜10)

絵画的小品集 第6曲「牧歌」Emmanuel Chabrier

シャブリエ/10の絵画風小品 6.牧歌/演奏:金田真理子
絵画的小品集 第6曲「牧歌」Emmanuel Chabrier

エマニュエル・シャブリエは、19世紀のフランスで活躍した作曲家です。

彼の音楽は、生き生きとしたリズムとユーモアに満ちており、ピアノ音楽でもその才能を存分に発揮しました。

『絵画的小品集』は、シャブリエのピアノ作品のなかでも人気の高い曲集の一つ。

第6曲『牧歌』は穏やかなメロディが特徴的で、色彩感あふれる調和と繊細なニュアンスが表現されています。

自然の美しさと静けさを音で描いたこの作品は、聴く者に心地よい安らぎを与えてくれるでしょう。

絵画的小品集 第7曲「村の踊り」Emmanuel Chabrier

シャブリエ 絵画的小品集より「牧歌」&「村の踊り」 アニー・ダルコ(P)
絵画的小品集 第7曲「村の踊り」Emmanuel Chabrier

『村の踊り』は、1881年にフランスの作曲家エマニュエル・シャブリエが作曲した、地方の踊りの様子を音で描いた愉快でリズミカルな作品です。

ときに速いテンポになったり、ゆったりとした動きになったり、変化に富んだ表情豊かな曲調は、まるで目まぐるしく踊る人々の輪を見ているよう!

練習する際は指の独立を意識しながら、ダイナミクスにメリハリをつけましょう。

フランスの田舎町にいるかのような気分で演奏すれば、きっとこの曲の魅力を引き出せるはずです。

道化の行進Emmanuel Chabrier

エマニュエル・シャブリエは、フランスのロマン派を代表する作曲家です。

『道化の行進』は、シャブリエの死後に遺作として出版された連弾曲で、ユーモアにあふれた色彩感豊かな小品として知られています。

ピアノ曲でありながらオーケストラのような華やかさを感じさせる曲想が、道化師が観客を楽しませている様子を連想させる本作。

ピアノ連弾を楽しみたい方や、ユーモアあふれる演奏をしてみたい方は、ぜひ演奏にチャレンジしてみてください!

【シャブリエのピアノ曲】フランス音楽のエスプリが手掛けた珠玉の名曲(11〜20)

遺作の5つの小品 第5曲「田園風のロンド」Emmanuel Chabrier

Chabrier: Cinq Pièces pour Piano, Doyen (1954) シャブリエ 5つの小品 ドワイアン
遺作の5つの小品 第5曲「田園風のロンド」Emmanuel Chabrier

19世紀後半のフランスで活躍したエマニュエル・シャブリエ。

彼は独学で作曲の技術を身につけ、内務省の弁護士として働きながらオペラを手掛けるなど多才な人物でした。

没後に出版されたピアノ小品集のなかの1曲『遺作の5つの小品 第5曲』は、シャブリエらしい独特の魅力が詰まった作品です。

オペレッタから転用されたテーマをもとに、華やかなパッセージと流麗な旋律が織り交ぜられた曲調は、まるで牧歌的な情景が目に浮かぶよう。

シャブリエの音楽が持つ洗練された雰囲気を味わえる、上級者にオススメしたい小品です。

ジュリア・ワルツ Op.1Emmanuel Chabrier

天才的なピアノの腕前を持っていたエマニュエル・シャブリエが遺した珠玉の名曲『ジュリア・ワルツ』。

独学で作曲の技術を身につけた彼は、1857年にこの曲を通して音楽キャリアをスタートさせました。

本作は、華やかで情感豊かなワルツが展開され、まるで一つの物語を語るかのようなドラマティックな展開が印象的。

聴く者に情緒豊かな音楽体験を提供する、シャブリエ独自のスタイルと音楽的アイデンティティの基盤となった1曲です。

3つのロマンティックなワルツ 第1番Emmanuel Chabrier

PTNA2013コンペ全国決勝/2台ピアノ中級 金賞 北桜子, 北向日葵 シャブリエ:3つのロマンティックなワルツより No.1
3つのロマンティックなワルツ 第1番Emmanuel Chabrier

エマニュエル・シャブリエは、19世紀後半にフランスで活躍した作曲家です。

彼は法律を学びながらも、音楽への情熱を忘れることなく、独学で作曲の技術を身につけました。

彼のピアノ作品『3つのロマンティックなワルツ』は、2台ピアノのために書かれた名曲です。

なかでも第1番は、特に印象的な作品!

情熱的で躍動感あふれるリズムとメロディ、そしてシャブリエらしい大胆な和声は、聴く人の心を捉えて離しません。

ロマン派らしい豊かな表現力と、どこか茶目っ気を感じさせるユーモアを兼ね備えた本作は、曲に込められた情熱を存分に味わえる作品です。

バレエの歌Emmanuel Chabrier

シャブリエ:バレエの歌 バルビゼ 1982
バレエの歌Emmanuel Chabrier

19世紀後半のフランスを代表する作曲家エマニュエル・シャブリエ。

彼はドビュッシーやラヴェルに先駆けて、近代フランス音楽の礎を築いた人物として知られています。

シャブリエの代表作『バレエの歌』は、彼の才能が発揮されたピアノ作品の一つ。

詩人カチュール・マンデスによる美しい言葉が、シャブリエの繊細な音楽と見事に融合しています。

永遠ではない美しさへの賛歌と哀悼の念が織り交ぜられた感動的な本作曲は、ピアノが生み出す美しく深みのある響きによって、人生のはかなさと尊さを感じさせてくれるでしょう。