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【シャブリエのピアノ曲】フランス音楽のエスプリが手掛けた珠玉の名曲

クロード・ドビュッシーやモーリス・ラヴェルに先駆けて、近代フランス音楽の発展に大きく貢献した作曲家、エマニュエル・シャブリエ。

シャブリエといえば代表曲『狂詩曲「スペイン」』でおなじみですが、天才的なピアノの腕前を持っていた彼は、おしゃれな響きと技巧的なパッセージが印象的なピアノ作品も数多く遺しています。

本記事では、そんなシャブリエのピアノ作品のなかから、演奏会やコンクールでもたびたび取り上げられている名曲をピックアップ!

作曲の背景とあわせてご紹介していきます。

【シャブリエのピアノ曲】フランス音楽のエスプリが手掛けた珠玉の名曲(11〜20)

絵画的小品集 第9曲「華やかなメヌエット」Emmanuel Chabrier

シャブリエ: 10の絵画風小品:華やかなメヌエット[ナクソス・クラシック・キュレーション #カッコイイ]
絵画的小品集 第9曲「華やかなメヌエット」Emmanuel Chabrier

フランスの才気あふれる作曲家、エマニュエル・シャブリエの創造性と独特のユーモアが際立つ、ピアノ曲集『絵画的小品集』のなかの1曲『華やかなメヌエット』。

伝統的なメヌエットの形式を踏襲しつつ、シャブリエならではの美しい調和と独創的な音楽性が光ります。

躍動感あふれるテンポから、次第により穏やかで甘美な部分へ。

さらにトリオ部分では、18世紀の古典的な雰囲気も感じられます。

シャブリエの幅広い音楽性と、過去への敬意、そして革新性のバランスを味わえる1曲です。

きらびやかな音色を楽しみながら、彼の音楽の神髄に触れてみませんか。

おわりに

「フランス音楽のエスプリ」とも称されるエマニュエル・シャブリエの作品たち。

ピアノ曲からも、近代フランス音楽特有のアンニュイな雰囲気を感じられますよね。

お気に入りの作品が見つかった方は、ぜひ実際に演奏しながら、メロディの美しさやハーモニーの広がりを楽しんでみてください。