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【シャブリエのピアノ曲】フランス音楽のエスプリが手掛けた珠玉の名曲

クロード・ドビュッシーやモーリス・ラヴェルに先駆けて、近代フランス音楽の発展に大きく貢献した作曲家、エマニュエル・シャブリエ。

シャブリエといえば代表曲『狂詩曲「スペイン」』でおなじみですが、天才的なピアノの腕前を持っていた彼は、おしゃれな響きと技巧的なパッセージが印象的なピアノ作品も数多く遺しています。

本記事では、そんなシャブリエのピアノ作品のなかから、演奏会やコンクールでもたびたび取り上げられている名曲をピックアップ!

作曲の背景とあわせてご紹介していきます。

【シャブリエのピアノ曲】フランス音楽のエスプリが手掛けた珠玉の名曲(11〜20)

バレエの歌Emmanuel Chabrier

シャブリエ:バレエの歌 バルビゼ 1982
バレエの歌Emmanuel Chabrier

19世紀後半のフランスを代表する作曲家エマニュエル・シャブリエ。

彼はドビュッシーやラヴェルに先駆けて、近代フランス音楽の礎を築いた人物として知られています。

シャブリエの代表作『バレエの歌』は、彼の才能が発揮されたピアノ作品の一つ。

詩人カチュール・マンデスによる美しい言葉が、シャブリエの繊細な音楽と見事に融合しています。

永遠ではない美しさへの賛歌と哀悼の念が織り交ぜられた感動的な本作曲は、ピアノが生み出す美しく深みのある響きによって、人生のはかなさと尊さを感じさせてくれるでしょう。

おわりに

「フランス音楽のエスプリ」とも称されるエマニュエル・シャブリエの作品たち。

ピアノ曲からも、近代フランス音楽特有のアンニュイな雰囲気を感じられますよね。

お気に入りの作品が見つかった方は、ぜひ実際に演奏しながら、メロディの美しさやハーモニーの広がりを楽しんでみてください。