【最新】保育士試験ピアノ課題曲|2023年度&過去の課題曲で徹底対策!
保育について学び、厳しい実習を経て保育士になる前の最後の関門「保育士試験」。
筆記試験9科目すべてに合格したあと待ち受けるのが、「音楽」「造形」「言語」に関する実技試験です。
なかでも、楽器演奏の経験が少ない方にとって不安要素となるのが、ピアノでの弾き歌い試験!
そこで本記事では、保育士試験の対策として、そして実際に保育の現場で活用できる演奏スキルを身につけるために練習しておきたい、歴代の保育士試験課題曲を一挙にご紹介します!
もちろん、最新の課題曲も含まれていますよ。
今回は、ピアノに苦手意識がある方でも無理なくマスターできる易しいアレンジを厳選しました。
楽譜はすべてダウンロード可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください!
【最新】保育士試験ピアノ課題曲|2023年度&過去の課題曲で徹底対策!
バスごっこ湯山昭

歌うだけでなく、歌詞のとおりにお隣のお友達に切符を渡したり、揺れながらおしりをぶつけあったりして動いたり、イス取りゲームのBGMにしたり、さまざまな使い方ができる『バスごっこ』。
2019年度保育士試験の課題曲です。
子供たちの動きを見ながらピアノを弾くことを想定して、余裕を持って弾けるようにしておきたいですね。
まずはメロディとベース音の易しいアレンジをマスターし、慣れてきたら子供たちがノリノリで歌えるよう伴奏にもリズムを加えていけるとよいでしょう。
びわ磯部俶

びわの実が木の葉に守られながら、身を寄せ合うように実っている様子を歌った童謡『びわ』。
2022年度保育士試験の課題曲です。
とてもシンプルなメロディなので、単旋律とベース音のみのアレンジであれば、ピアノ実技が心配という方でも取り組みやすいはず!
ご紹介している楽譜のようにメロディラインを含まない伴奏譜を使って練習する場合は、いったんリズムは置いておいて、和音を両手で押さえて歌と合わせる練習をしてから、楽譜に従ってリズムを入れていくのもオススメです。
小鳥のうた芥川也寸志

小鳥がみんなで声を合わせて歌っている、そんなかわいらしい姿が目に浮かぶ童謡『小鳥のうた』。
2022年度保育士試験の課題曲です。
歌の部分が7小節のみのとっても短い曲のなかで注意したいポイントは、付点リズムとスタッカート!
リズムが甘かったり、音の歯切れが悪かったりすると、小鳥っぽさが一気に失われてしまいます。
弾き語りの練習をする際にも「どう弾いたら子供たちが小鳥のように元気に歌えるか」といったことに意識を向けて、やりすぎかなと思うくらいキレよく元気に弾いてみましょう。
ゆりかごのうた草川信

子守歌として昔から親しまれてきた童謡『ゆりかごのうた』。
2021年度保育士試験の課題曲で、1967年に男性コーラスグループ、ボニージャックスによって歌われたほか、2011年には夏川りみさんによって歌われ、カバーアルバムにも収録されています。
眠りを誘う穏やかな曲調のため、伴奏もメロディも動きが少なく、弾き語りしやすい曲といえるでしょう。
これから保育士試験に向けてピアノを練習する方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
どんぐりころころ梁田貞
2019年度保育士試験の課題曲でもあった『どんぐりころころ』は、日本人なら誰もが一度は歌ったことがあるといっても過言ではない、童謡の定番曲!
1947年に小学校の教科書に掲載されたことをきっかけに、広く親しまれるようになりました。
覚えやすい歌詞とメロディ、わかりやすいコード進行で、弾き語りしやすい曲ともいえます。
シンコペーションのリズムも含まれていますが、歌を口ずさみながらそれに合わせて弾いていけばOK!
音数が少ないアレンジではどうしても寂しい印象になりやすいので、クリアな音で元気よく演奏しましょう。