【偉大なレジェンドたち】クラシックロックの代表的なアーティスト紹介
音楽ジャンルで「クラシック」と言われたらベートーヴェンやモーツァルトなどを思わずイメージしてしまいますが、今回の記事のテーマは「クラシックロック」です。
海外ではクラシックロック専門のラジオが存在するなど一定の知名度はあるにせよ、年代の幅やジャンルも曖昧ですが基本的には後世の世代に多大な影響を与えた「古典」とされるロックですね。
本稿では60~90年代初頭までのバンドやアーティストに絞って、クラシックロックの代表的なグループを紹介しています。
世界中で最も聴かれているクラシックロックの調査結果なども参考にしていますから、意外なグループがランクインしているかもしれません!
ぜひチェックしてみてくださいね。
【偉大なレジェンドたち】クラシックロックの代表的なアーティスト紹介(6〜10)
ThunderstruckAC/DC

オーストラリア出身のロックンロール・バンド、AC/DC。
1973年に結成、ヤング兄弟のツイン・ギターとボン・スコットさんのパワフルなヴォーカルで世界を席巻しました。
1980年発表のアルバム『Back in Black』は5,000万枚のセールスを記録、代表曲「Highway to Hell」などで知られるAC/DCサウンドを完成させた名盤中の名盤です。
2003年にはロックの殿堂入りも果たし、その強烈なサウンドとステージングは今なお健在。
シンプルかつダイレクトなロックンロールを愛する全ての人にオススメしたい、まさに歴史に名を残すロック・レジェンドですね!
Smells Like Teen SpiritNirvana

アメリカのワシントン州で1987年に結成されたニルヴァーナは、フロントマンのカート・コバーンさん、ベーシストのクリス・ノヴォセリックさん、ドラマーのデイヴ・グロールさんからなるオルタナティブロックの代表格です。
ピクシーズの楽曲にヒントを得た、静かなヴァースと大音量のコーラスを織り交ぜたダイナミックなコントラストが特徴的で、カートさんのリリックはいわゆるXジェネレーションの指標となるほどの支持を獲得。
1991年発表の2ndアルバム『Nevermind』がブレイクし、シングル『Smells Like Teen Spirit』で一躍世界的なスターダムにのし上がりました。
カートさんの衝撃的な最期でバンドは短いキャリアを終えてしまいましたが、90年代以降の音楽シーンにおいて計り知れないほどの影響を与えているのです。
Enter SandmanMetallica

アメリカが生んだヘビーメタルの帝王、メタリカ。
1981年の結成以来、スピーディーかつアグレッシブなスラッシュメタルのスタイルを確立し、メインストリームでの成功を収めました。
1986年発表の3rdアルバム『Master of Puppets』は名盤として知られ、1991年の『Metallica』では大衆向けのサウンドを取り入れ全世界で3,000万枚のセールスを記録。
その後も『Load』『Reload』などでブルースやカントリーのテイストを加えるなど、常に進化を遂げてきたメタリカ。
パワフルなライブパフォーマンスと、精力的な音楽活動は今なお衰えを見せません。
ヘビーでラウドなサウンドが好きなロックファンにはもちろん、クラシックロックが好きな幅広い音楽リスナーにこそ聴いてほしい、まさに現代のレジェンド的存在です。
Another Brick In The Wall, Part TwoPink Floyd

プログレッシブ・ロックの先駆者であり、哲学的な歌詞と実験的なサウンドで知られるピンク・フロイドは、1965年にイギリスのロンドンで結成されました。
1967年にはデヴィッド・ギルモアさんが加入し、のちに最初期のバンドをけん引したシド・バレットさんに代わってバンドをリードしていきます。
革新的な名盤『The Dark Side of the Moon』や『The Wall』などを発表し、世界中で2億5000万枚以上のセールスを記録。
ライブパフォーマンスでも高い評価を得ており、音楽性の深さとメッセージ性で多くのファンを魅了し続けている、まさにロック界のレジェンドです。
Sweet Child O’ MineGuns N’ Roses

ロサンゼルスを拠点に活動するアメリカのハードロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズ。
1985年に結成され、1987年にリリースされたデビューアルバム『Appetite for Destruction』は全米チャート1位を記録し、全世界で約3000万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
シングル「Welcome to the Jungle」や「Sweet Child O’ Mine」などの楽曲は、彼らの代表曲として今なお愛され続けています。
パンクロックやブルースロックの要素を取り入れた独特のサウンドと、型破りなパフォーマンスで一世を風靡したガンズは20年代の今となってはクラシックな存在であり、現在進行形の伝説でもありますね。
お行儀の良いロックに飽き足らない方には、ぜひ彼らの作品をチェックしてみてください。