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【高齢者向け】認知症予防コグニサイズをご紹介

「高齢者の筋力低下や認知症を予防したい」と思う介護職員の方もいらっしゃるでしょう。

認知と運動を鍛えてくれる「コグニサイズ」というものをご存知でしょうか?

コグニサイズは認知(cognition)と運動(exercise)を混ぜた造語です。

体を動かしながら認知課題も行なっていくため、高齢者の方々にオススメしたいトレーニングのひとつです。

今回はコグニサイズを簡単なものから難しいものまでご紹介していきます。

道具を使ったものまであるため、さまざまなバリエーションが楽しめるでしょう。

ぜひご活用ください!

【高齢者向け】認知症予防コグニサイズをご紹介

ステップでコグニサイズ

【おうちで健康づくり】頭と体の楽しい体操!コグニサイズ – ステップ運動編 –
ステップでコグニサイズ

数字を数えながら、テンポよくステップを踏むコグニサイズです。

年齢を重ねると、思うように体が動かなくなったり、体を動かす機会も減ってしまうようです。

運動不足から、筋力が衰え動くことが難しくなったり、脳への刺激も少なくなってしまいますよね。

足を動かし脳の活性化もできるコグニサイズなら、無理なくトレーニングができますよ。

足を動かすことにより、普段使わない筋肉も鍛えられ転倒防止や、血流の改善にもつながります。

高齢者の方のペースで大丈夫なので、難易度を上げながら、体操に取り組んでいきましょう。

数字を使ってコグニサイズ

数字を数えていき3の倍数のときに、手拍子をしていきましょう。

簡単そうに見えますが、意外に頭を使いますよ。

難しく思う高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが「難しい」と思っているときに脳を使っているそうです。

間違えて「少し難しい」と思えるぐらいがちょうど良いそうですよ。

最初のうちはホワイトボードに3の倍数を書いておくなど、ヒントもあるとスムーズかもしれませんね。

3の倍数以外でも、できる体操なのでいろいろな倍数でお試しくださいね。

かえる体操でコグニサイズ

いすコグニサイズ27 高齢者・健康体操 認知症・介護予防
かえる体操でコグニサイズ

椅子に座って、両手足を動かしていきましょう。

体全身を無理なく動かせるので、血流の流れをよくし、むくみの予防や改善につながりますよ。

体操をしながら、手の指をパーの形に開いておきましょう。

パーの形にしながら、足などを動かすことで脳の活性化に役立ちます。

コグニサイズは、デュアルタスク体操とも呼ばれています。

デュアルタスク体操も、運動をしながら何かを考えるなど複数を同時にすることを指しますよ。

同時に二つのことをすることで、脳を刺激し効率的に活性化するそうです。

難易度を徐々に上げて、間違えてもいいので体を動かしていきましょう。

ラダーを使ったコグニサイズ

コグニサイズやり方 コグニラダー4
ラダーを使ったコグニサイズ

はしごの様なマス目のラダーを使って、体操をしていきましょう。

ラダーの代わりに、ビニールテープを床に貼っても大丈夫です。

ラダーをステップを踏みながら歩いて行き、3歩と6歩目に課題の言葉を言っていきます。

課題は例えば「3歩目に果物の名前、6歩は3歩目の色」などです。

3歩目に両手を上げるでもいいですし、アレンジしてみてくださいね。

高齢者の方に課題を考えていただいても楽しめそうですね。

3のときだけラダーの外にステップして拍手するなど、応用した体操もたくさんできますよ。

紙コップを使ったコグニサイズ

脳トレにもオススメ!紙コップを使った脳トレ&レクリエーション【コグニサイズ】
紙コップを使ったコグニサイズ

レクリエーションのゲームとしても楽しめるコグニサイズです。

紙コップとお手玉を準備しますよ。

紙コップに自分でお手玉を投げ入れます。

徐々に足踏みを追加したり、お手玉を高めに上げたり、紙コップとお手玉を持つ手を左右逆にするなど負荷を上げていってくださいね。

できるようになってしまうと、脳が使われなくなってしまいますよ。

円になって、ほかの方の紙コップにお手玉を投げ入れても楽しめます。

このときも、お手玉の数を増やしていきましょう。

盛りがって楽しめるコグニサイズです。

おわりに

さまざまなコグニサイズをご紹介しました。

レクリエーションとして取り入れると、認知機能と運動機能の両方にアプローチできます。

楽しみながらできるものばかりです。

高齢者の健康で豊かな生活のための手段として、ぜひ取り組んでみだくださいね。