【高齢者向け】認知症予防コグニサイズをご紹介
「高齢者の筋力低下や認知症を予防したい」と思う介護職員の方もいらっしゃるでしょう。
認知と運動を鍛えてくれる「コグニサイズ」というものをご存知でしょうか?
コグニサイズは認知(cognition)と運動(exercise)を混ぜた造語です。
体を動かしながら認知課題も行なっていくため、高齢者の方々にオススメしたいトレーニングのひとつです。
今回はコグニサイズを簡単なものから難しいものまでご紹介していきます。
道具を使ったものまであるため、さまざまなバリエーションが楽しめるでしょう。
ぜひご活用ください!
- 座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。
- 【高齢者におすすめ】若返るグーチョキパー体操
- 【高齢者向け脳トレ】認知症予防におすすめ!手遊びレクリエーション
- 【高齢者向け】楽しい脳トレ!盛り上がる頭の体操
- 【高齢者向け】椅子に座ってできる楽しい体操
- 【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる脳トレレクリエーション
- 【高齢者向け】盛り上がる手遊び。脳トレにもなる
- 【脳トレ】高齢者向けの盛り上がる言葉クイズ
- 【高齢者向け】楽しく脳トレ!ことわざクイズ集
- 【高齢者向け】脳トレに効果抜群!楽しい手遊びまとめ
- 【高齢者向け】楽しく脳トレ!絶対に引っかかるクイズ集
- 【高齢者向け】おもしろくて盛り上がる体操レクリエーション
- 【本日のおすすめ】高齢者向けのやさしい健康体操
- 【高齢者向け】盛り上がり必至!笑いが起こる脳トレまとめ
もくじ
【高齢者向け】認知症予防コグニサイズをご紹介
暦を使ってコグニサイズ

一年の月の日数に合わせた「コグニサイズ」です。
1月から12月には、30日や31日の日がありますよね。
椅子に座って足踏みをして、月の日数に合わせて体操していきますよ。
1月や2月など31日までない月のときは手拍子を加え、反対に31日ある3月や5月に手拍子を加えましょう。
7月と8月は続けて31日あるので、間違いやすいところですね。
ホワイトボードなどに、あらかじめ椅子に12カ月分の、月の日数を書くなど工夫してみてください。
慣れてきたら動きを足すなど、レベルも上げていきましょう。
ぜひ、楽しみながら体操してくださいね。
お手玉を使ってコグニサイズ

お手玉を使った「ゴグニサイズ」のご紹介です。
お手玉を片手で上下に投げながら、発声をしたたりほかの方とハイタッチなどしていきますよ。
片手でお手玉をしながら違う動きをすると、目線はお手玉から離れますよね。
ですが、お手玉も落とさないように意識することで、脳の活性化につながりますよ。
特に、脳内の記憶力の維持にもつながるそうです。
座ってほかの方との交流も取り入れた体操なら、レクリエーションでも楽しめそうですね。
コミュニケーションにも役立つのでぜひお試しください。
片麻痺の方でもできるコグニサイズ

高齢者の方の中には脳梗塞の後遺症により、片麻痺になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
片麻痺になり、関節を動かすことが少なくなると徐々に固まり拘縮に進行してしまいます。
そこで、今回は片麻痺の方にもオススメな「コグニサイズ」をご紹介します。
もちろん、無理なく椅子に座って片麻痺の症状がない方とご一緒に体操に取り組めますよ。
体操をしながら、腕を動かしたりある数字の倍数のときは違う動きをするなど、体も頭もトレーニングをしていきましょう。
ぜひ、お試しくださいね。
ステップでコグニサイズ

数字を数えながら、テンポよくステップを踏むコグニサイズです。
年齢を重ねると、思うように体が動かなくなったり、体を動かす機会も減ってしまうようです。
運動不足から、筋力が衰え動くことが難しくなったり、脳への刺激も少なくなってしまいますよね。
足を動かし脳の活性化もできるコグニサイズなら、無理なくトレーニングができますよ。
足を動かすことにより、普段使わない筋肉も鍛えられ転倒防止や、血流の改善にもつながります。
高齢者の方のペースで大丈夫なので、難易度を上げながら、体操に取り組んでいきましょう。
かえる体操でコグニサイズ

椅子に座って、両手足を動かしていきましょう。
体全身を無理なく動かせるので、血流の流れをよくし、むくみの予防や改善につながりますよ。
体操をしながら、手の指をパーの形に開いておきましょう。
パーの形にしながら、足などを動かすことで脳の活性化に役立ちます。
コグニサイズは、デュアルタスク体操とも呼ばれています。
デュアルタスク体操も、運動をしながら何かを考えるなど複数を同時にすることを指しますよ。
同時に二つのことをすることで、脳を刺激し効率的に活性化するそうです。
難易度を徐々に上げて、間違えてもいいので体を動かしていきましょう。
もしもしかめよでコグニサイズ

数人でおこなうと、さらに盛り上がる体操のご紹介です。
うさぎと亀の競走を歌った、童謡『うさぎと亀』に合わせたコグニサイズです。
歌に合わせて、足踏みや腕を伸ばしたり手拍子を加えていきましょう。
体操ができてきたら、一緒に歌いながら体を動かしていきますよ。
体操を間違えても、明るいメロディーが付いた体操なので笑いに変わりますよ。
実はできる状態よりも、できるように頑張ることが脳の活性化につながります。
間違えてもいいので、挑戦してみてくださいね。
いろいろ体操を加えても楽しめそうですね。