座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。
コグニサイズをご存知ですか?
頭を使う課題と運動を組み合わせた、脳と身体を効果的に鍛える運動です。
認知症予防に効果的なので介護施設やデイサービスで取り入れている場合も多いのではないでしょうか。
今回は座ってできるコグニサイズをご紹介します。
簡単なものから難しいもの、リズムに合わせて行うものや数字を使った複雑なものもあります。
続けるには楽しむことが大切です!
ぜひ参加者にあったものを見つけて挑戦してみてくださいね!
座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。(1〜10)
もしもしかめさんでコグニサイズ

童謡「もしもしかめよ」を使った、コグニサイズはいかがでしょうか。
音楽に合わせて腕を前、横、上へと伸ばしましょう。
ひとつの動作の間に手拍子をいれ、足は足踏みを続けます。
ゆったりとしたメロディなので簡単そうに見えますが、音楽に合わせて違う動きをするのって難しいんですよね。
間違えても止まらず続けることが大切なポイントですよ!
こちらのコグニサイズは座っておこなうため、高齢者の方でも安全にチャレンジしていただけますね。
腕を伸ばすときは大きな動きをするとより効果的なため、隣の方と十分に距離をとっておこなってくださいね。
見ざる話さず聞かざるでコグニサイズ

日光東照宮には、有名な三猿像がありますね。
みなさんもご存じの「見ざる、聞かざる、言わざる」です。
こちらは、その三猿像のポーズを使っておこなう脳トレ体操。
代表者の方が宣言するポーズを「せーの」の掛け声の後におこないます。
最初は簡単ですが、途中から宣言された言葉と代表者の取るポーズが違う、ひっかけも出てくるので気をつけてくださいね。
慣れてきたら手拍子を入れるなど、体を動かすポイントを増やしながら取り組んでみましょう!
グーパー体操

座ったまま複数の動きを順序だてておこなうコグニサイズです。
ひとつめは片手を胸に引き付けてグー、もう片方を前に突き出してパーと開きます。
ふたつめは引き付けてパー、前にグーと逆の動きをしていきましょう。
みっつめはな引きつけて両手をグー、前に片手をグー、片手はパーにし、手を入れ替えながら交互におこなっていきます。
よっつめは上に手を伸ばしグー、前にパーと交互におこなっていきます。
これに足踏みを加えたり、ひじを弾ませるように開いて閉じてといった動きを足していくとより脳への刺激が高まります。
動き自体は簡単ですので、どなたでも楽しんでいただけますよ。
指先のコグニサイズ

指先から肩までの運動だけで行うコグニサイズです。
簡単な動きの組み合わせですので、どなたでも楽しみながらご参加いただけます。
やり方は簡単!
片手をグーの形で胸につけ、もう片手は前に突き出してパーと開きます。
グーとパーを入れ替えるまでは皆さんも知っているかもしれませんね。
続いては片手をグーにして胸につけるのはそのままですが、前に突き出した手だけグー、チョキ、パーと変化させるだけで不思議と難しく感じます。
さらに突き出した手をパーにし、引いた手をグー、チョキ、パーと変化させると違ったバリエーションも楽しめます。
考えることと体を動かすことを同時に行うこと自体が脳を活性化させますので、ぜひおこなってみてくださいね。
暦コグニサイズ

小の月と大の月に分けた、1月〜12月までの暦を使って体を動かす「暦コグニサイズ」。
こちらは座ったまま楽しめる脳トレ体操ですよ。
腕をふり、足ぶみをしながら、1から12までを順番に数えます。
そして、小の月を口に出すとき、手をたたくんです。
慣れるまではなかなか難しいので、ホワイトボードなどに暦を書き出し、どれが小の月で大の月か分かるようにして取り組みましょう。
慣れてきたら膝を伸ばす動きを取り入れたり、アレンジしてみてくださいね!
曜日に合わせてコグニサイズ

こちらは月曜日から日曜日までの曜日を話しながら体を動かすコグニサイズです。
椅子に座っておこないますので、どなたでも参加しやすいですよ。
まず基本動作として月、火、水、木、金、土、日、と、曜日を話しながら腕をふり足踏みし、水と日のときはももをあげます。
慣れてきたら水と日の時は動きはそのままに手をたたきましょう。
これにも慣れた方は水のときは胸の前で手をたたく、日の時は頭の上で手をたたくなどバリエーションを加えていくと新鮮な刺激が脳に伝わります。
テンポをあげたり、長さを変えたりしながらおこなうとまた違った楽しみ方ができますよ。
ぜひおこなってみてくださいね。
あかさたなに合わせてコグニサイズ

座ってできるお手軽なコグニサイズです。
基本動作として歩く時のように手を振り、足踏みをしながら別な動きを加えていきます。
まず、腕は振りながら、足踏みしつつ外、外、内、内と動かしていきます。
慣れた方は手足の動きに加え、リズムに合わせてあ、い、う、え、お、とあかさたな順に声も出してみましょう。
自信のある方は最後のひらがなをいう時に拍手することも加えると、脳への刺激が活発になります。
慣れてきたら立っておこなうこともできますので、ぜひおこなってみてくださいね。






