座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。
コグニサイズをご存知ですか?
頭を使う課題と運動を組み合わせた、脳と身体を効果的に鍛える運動です。
認知症予防に効果的なので介護施設やデイサービスで取り入れている場合も多いのではないでしょうか。
今回は座ってできるコグニサイズをご紹介します。
簡単なものから難しいもの、リズムに合わせて行うものや数字を使った複雑なものもあります。
続けるには楽しむことが大切です!
ぜひ参加者にあったものを見つけて挑戦してみてくださいね!
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座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。(1〜10)
十二支でコグニサイズ

こちらは十二支を使っておこなうコグニサイズです。
スムーズにおこなうために、あらかじめホワイトボードなどに干支を書いておとよいでしょう。
基本の動きとしては干支を言いながら足踏み体操をしていきます。
これに加えてある干支の時には手をたたく、とルールを決めておこなっていきます。
慣れてきたら手をたたく干支を増やしたり、手の他に太ももをたたく、ある干支の時はその動物のマネをする、と変化を加えていくとゲーム性が増して楽しめますので、年末年始のレクリエーションとしてもオススメです。
後出しジャンケンでコグニサイズ

みなさんおなじみのジャンケンを使ったコグニサイズです。
少人数からグループ向けですが、椅子に座ったままでもおこなえますので、気軽にご参加いただけますよ。
やり方は簡単です。
出題役の方を1人決めます。
その他の参加者は足踏み運動をおこないます。
出題役はグー、チョキ、パーを出しますので、参加者は足踏みを続けたまま、そのジャンケンに負けてください。
たったそれだけかと思われるかもしれませんが、これが意外と難しいんです。
考えることと、運動するというまったく別の刺激を楽しみながら得られるオススメの活動ですので、ぜひおこなってみてくださいね。
暦コグニサイズ

小の月と大の月に分けた、1月〜12月までの暦を使って体を動かす「暦コグニサイズ」。
こちらは座ったまま楽しめる脳トレ体操ですよ。
腕をふり、足ぶみをしながら、1から12までを順番に数えます。
そして、小の月を口に出すとき、手をたたくんです。
慣れるまではなかなか難しいので、ホワイトボードなどに暦を書き出し、どれが小の月で大の月か分かるようにして取り組みましょう。
慣れてきたら膝を伸ばす動きを取り入れたり、アレンジしてみてくださいね!
座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。(11〜20)
紙コップを使ってコグニサイズ

紙コップとお手玉を使ったコグニサイズをご紹介いたします。
椅子に座ったまま右手にお手玉、左手に紙コップを持ちます。
左手でお手玉を宙に投げたら右手の紙コップでうまくキャッチしましょう。
慣れたら持ち手を変えておこないます。
続いてはお手玉を投げ、紙コップでキャッチしたら両足をあげておろす、といった一連の動きを1、2、3のテンポでしてみましょう。
足の上げ下げを足踏みに変えたり、足踏みからお手玉を投げてキャッチする、流れを変えることで常に新鮮な刺激を得られますよ。
大人数ですと盛り上がりますので、ぜひおこなってみてくださいね。
うさぎとかめに合わせてコグニサイズ

おなじみの童謡を歌いながら簡単な動きを加えるだけでできるコグニサイズです。
立っても、座っても大丈夫ですので、どなたでもお手軽にできますよ。
やることは簡単!
片手をパーにして突き出し、もう片方をグーにして胸に引き付ける動きを交互にしながら、『うさぎとかめ』の童謡を歌うだけです。
慣れたころに足踏みを加えるのも良いですよ。
たったこれだけ?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、体を動かすこと、リズムをとる、歌詞を思い浮かべる、声に出すといった全く別な行動を取るために脳は体のいろいろなところへ指令を送らなくてはなりません。
それが良い刺激となって脳の活性化につながると言われています。
ぜひおこなってみてくださいね。
曜日に合わせてコグニサイズ

こちらは月曜日から日曜日までの曜日を話しながら体を動かすコグニサイズです。
椅子に座っておこないますので、どなたでも参加しやすいですよ。
まず基本動作として月、火、水、木、金、土、日、と、曜日を話しながら腕をふり足踏みし、水と日のときはももをあげます。
慣れてきたら水と日の時は動きはそのままに手をたたきましょう。
これにも慣れた方は水のときは胸の前で手をたたく、日の時は頭の上で手をたたくなどバリエーションを加えていくと新鮮な刺激が脳に伝わります。
テンポをあげたり、長さを変えたりしながらおこなうとまた違った楽しみ方ができますよ。
ぜひおこなってみてくださいね。
3の倍数でアクション
こちらは多くのバリエーションがあるコグニサイズです。
座っても、立ってもできますよ。
ひとつめはその場で足踏みをしながら1から30まで数を数え、3の倍数になったら手をたたきます。
ふたつめは左右にステップしながら同じく3の倍数で手をたたきます。
慣れてきたらさらに前と左右にステップしながらおこなってみましょう。
運動と思考を同時におこなうことは難しさを感じますが、成功や失敗を問わず、その行為そのものが脳へ良い刺激を与えてくれますので、楽しみながらおこなってみましょう。