座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。
コグニサイズをご存知ですか?
頭を使う課題と運動を組み合わせた、脳と身体を効果的に鍛える運動です。
認知症予防に効果的なので介護施設やデイサービスで取り入れている場合も多いのではないでしょうか。
今回は座ってできるコグニサイズをご紹介します。
簡単なものから難しいもの、リズムに合わせて行うものや数字を使った複雑なものもあります。
続けるには楽しむことが大切です!
ぜひ参加者にあったものを見つけて挑戦してみてくださいね!
座ってできるコグニサイズ。簡単認知症予防。(6〜10)
あかさたなに合わせてコグニサイズ

座ってできるお手軽なコグニサイズです。
基本動作として歩く時のように手を振り、足踏みをしながら別な動きを加えていきます。
まず、腕は振りながら、足踏みしつつ外、外、内、内と動かしていきます。
慣れた方は手足の動きに加え、リズムに合わせてあ、い、う、え、お、とあかさたな順に声も出してみましょう。
自信のある方は最後のひらがなをいう時に拍手することも加えると、脳への刺激が活発になります。
慣れてきたら立っておこなうこともできますので、ぜひおこなってみてくださいね。
曜日に合わせてコグニサイズ

こちらは月曜日から日曜日までの曜日を話しながら体を動かすコグニサイズです。
椅子に座っておこないますので、どなたでも参加しやすいですよ。
まず基本動作として月、火、水、木、金、土、日、と、曜日を話しながら腕をふり足踏みし、水と日のときはももをあげます。
慣れてきたら水と日の時は動きはそのままに手をたたきましょう。
これにも慣れた方は水のときは胸の前で手をたたく、日の時は頭の上で手をたたくなどバリエーションを加えていくと新鮮な刺激が脳に伝わります。
テンポをあげたり、長さを変えたりしながらおこなうとまた違った楽しみ方ができますよ。
ぜひおこなってみてくださいね。
足の筋力アップの体操

足の運動がたくさん含まれたコグニサイズをご紹介します。
こちらのコグニサイズは座ったまま足の運動がおこなえるため、高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです!
「イチ、二」の掛け声に合わせて足を動かしていきましょう。
レベル3あたりから少し難しい動きになりますよ。
違った動きの足の運動を多く取り入れているため、順番を覚えたり考えながらおこないましょう。
そうすることで足の運動と同時に頭の体操にも役立ちますよ。
ぜひみなさんで楽しく、コグニサイズをおこなってくださいね。
うさぎとかめに合わせてコグニサイズ

おなじみの童謡を歌いながら簡単な動きを加えるだけでできるコグニサイズです。
立っても、座っても大丈夫ですので、どなたでもお手軽にできますよ。
やることは簡単!
片手をパーにして突き出し、もう片方をグーにして胸に引き付ける動きを交互にしながら、『うさぎとかめ』の童謡を歌うだけです。
慣れたころに足踏みを加えるのも良いですよ。
たったこれだけ?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、体を動かすこと、リズムをとる、歌詞を思い浮かべる、声に出すといった全く別な行動を取るために脳は体のいろいろなところへ指令を送らなくてはなりません。
それが良い刺激となって脳の活性化につながると言われています。
ぜひおこなってみてくださいね。
暦コグニサイズ

小の月と大の月に分けた、1月〜12月までの暦を使って体を動かす「暦コグニサイズ」。
こちらは座ったまま楽しめる脳トレ体操ですよ。
腕をふり、足ぶみをしながら、1から12までを順番に数えます。
そして、小の月を口に出すとき、手をたたくんです。
慣れるまではなかなか難しいので、ホワイトボードなどに暦を書き出し、どれが小の月で大の月か分かるようにして取り組みましょう。
慣れてきたら膝を伸ばす動きを取り入れたり、アレンジしてみてくださいね!