味の素から発売されている中華調味料シリーズのクックドゥは、麻婆豆腐や回鍋肉の素や香味ペーストなどの合わせ調味料などをラインナップしています。
そんなクックドゥのCMといえば、とってもおいしそうな中華料理を家族で食べる様子が映し出された映像が印象的ですよね!
見ているだけでおなかが空いてしまうようなCMですが、そこに付けられた音楽もまたいいんですよね。
この記事では、これまでクックドゥのCMで使用された楽曲を一挙に紹介していきます。
定番のマーチから書き下ろしのオリジナル楽曲までピックアップしましたので、ぜひご覧ください。
クックドゥのCM曲(1〜5)
自由の鐘John Philip Sousa

竹内涼真さんや浜辺美波さんが出演、YouTubeの公式チャンネルで公開されている動画は500万回近く再生されている人気のCM。
回鍋肉をひたすら食べ尽す熱気あふれる家族の姿を見ていると、今日の夕食は中華にしようかなと思わず誘導されてしまいそうです。
そんな躍動感にあふれる映像を彩っているのが、多くの行進曲を作り上げたことで「マーチ王」とも呼ばれるアメリカの作曲家、ジョン・フィリップ・スーザによる行進曲『自由の鐘』です。
吹奏楽部だった方であれば、おなじみの名曲ですよね。
イギリスのテレビ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』のオープニング曲、として記憶されている方もいらっしゃるのでは?
いかにも行進曲、といった趣の勇ましい旋律とともに、勢いよく料理を楽しんでみてはいかがでしょうか!
「6つのウィーンソナチネ」よりソネチネ第1番ハ長調第4楽章Wolfgang Amadeus Mozart

山口智充さん、杉咲花さん、菜木のり子さんが親子役で出演するクックドゥのCM「麻婆茄子」篇。
このCMに起用されているのは、モーツァルトの『6つのウィーン・ソナチネ K439bより第1番ハ長調第4楽章アレグロ』です。
人気バラエティ番組『いきなり!黄金伝説』の料理のシーンで流れていた曲で、聴いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
軽快なピアノのメロディーが心地よく、聴いていると料理するのも楽しくなってきますね。
麻婆茄子を作るときはぜひこの曲で、楽しく料理してみてくださいね!
オリジナル林部友則

東海地方を中心に放送されていたSKE48が登場する香味ペーストのCM「SKE100 食べる」篇。
香味ペーストを使って作られた料理をおいしそうに食べるSKEのメンバーの様子が流れるバックで流れている曲は、CMオリジナルの曲です。
曲を作ったのはPlus-Tech Squeeze Boxのキーボードやプログラミング、作曲を手がける林部友則さんで、この他にもたくさんのCMソングを手がけています。
ホーンを使った華やかなメロディーで、メンバーの楽しそうな様子をさらに盛り上げています。
おいしいものを食べたときの心のBGMは、まさにこんな華やかなものなのではないでしょうか!
おおスザンナ(Oh Susanna)松尾謙二郎

おなかをすかせた山口智充さんと杉咲花さんが、美味しそうにご飯をほうばる姿を見て、思わずこっちまでおなかがすいてしまいますよね。
あえて後半までは効果音やセリフなどを排した演出の分、BGMとして使われた軽快なアコースティックギターのバッキングから始まる楽曲が耳に残った方も多いはず。
こちらは19世紀のアメリカを代表する作曲家、スティーブン・フォスターによる『おおスザンナ』を松尾謙二郎さんが編曲したもの。
あえて歌詞を歌わず「ラララ」とハミングさせているのもアメリカーナな雰囲気とポップロックを融合させたようなバージョンとマッチしておりますね。
Cool Struttin’Sonny Clark

冷蔵庫を眺めて「何もにゃい」とつぶやく渡辺直美さんがCook Doの香味ペーストに助けられる、という料理をする方であれば誰もが共感してしまいそうなCMで使われていた、しゃれた雰囲気のジャズ・ナンバーが気になっていた方は多いかもしれません。
この曲、実は代表的なジャズ・ピアニストのソニー・クラークさんが1958年にリリースした名盤中の名盤『クール・ストラッティン』の表題曲なのですね。
クラークさん本人が作曲を手掛け、転がるようなピアノのフレーズが最高にオシャレで心地よい名曲です!
CMで使われたバージョンはサックスなどのブラス・セクションが強調されたもので、生活感あふれるCMの映像なのに、オシャレのこの楽曲が妙にマッチしているのがよいですね。