ギターやベースをやっている方なら必ずといっていいほど使用されているエフェクター。
ライブなどでも使用されている人は多いのではないでしょうか?
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もくじ
音色の切り替えも演奏の一部
エフェクターはギターで演奏された音(電気信号)に効果を与え、さまざまな音色へ変化させる音響機材です。
ギタリストにとっては、エフェクターはあたりまえのように「足下においてリアルタイムで操作する機材」として使用されていると思います。
コンパクトエフェクターを複数つないでいる人も多いと思いますが、同時にすべてのエフェクターをONの状態にすることはまれで「使用したいときにエフェクターをONにする」というのが基本的な使い方です。
両手が塞がっているギタリストやベーシストが操作しやすいように足踏み式のスイッチペダルで、エフェクト効果のon/offを切り替えられるようになっていたり、各種パラメーターを直感的に操作しやすいように設計してある。
また、運搬時の利便性や楽器演奏時の荒っぽい扱いを考慮して、小型化かつ堅牢化されている。
曲によっては、このON/OFFによる音色変化がないと、楽曲の展開が成立しないこともあります。
そしてその操作は、演奏しているギタリストによっての操作が基本になります。
エフェクターの踏み替えが、ステージを左右する
楽曲を華やかにするためにはエフェクターの存在が欠かせない、つまりエフェクターの操作も欠かせないのです。
どんなに高価なエフェクターやベストな音色が出るエフェクターでも、自分のギタープレイとしっかりリンクさせないとその効果は台なしになってしまいます。
足下の操作はお客さんには見えない
足下でエフェクターを操作するということは、基本的には客席にいるお客からは見えないわけです。
ライブ中に足下ばかりに意識を集中してしまうと、うつむきがちなることで堂々と演奏できなくなり、どんなによいプレイであってもライブパフォーマンスとしては台なしになってしまいます。
普段のスタジオ練習やトレーニングではエフェクターの操作も練習の一部だととらえておけば、ワンランク上のライブパフォーマンスにつながるのではないでしょうか。
今回はエフェクターの切り替えをスムーズにするためのコツをいくつかご紹介します。
エフェクターの踏み替えをスムーズにするためのコツ
ON/OFFのタイミングはリズムを意識する
「サビになったら歪みエフェクターON」
「ソロになったらブースターをON」
など、音色の切り替えのほとんどが楽曲の展開ごとか、または小節単位だと思います。
エフェクターをリズムにあわせて踏む意識をすることで、スムーズな音色の切り替えができます。
ディレイの余韻(よいん)に気をつける
やまびこのような空間的効果を生み出す「ディレイエフェクター」は、基本的にONにしているときにその余韻を発生させます。
OFFの状態だとその効果がなくなりますので、フレーズを弾いてすぐOFFにすると余韻は音として出力できないのが基本です(余韻がなくなり音がバスッと切れます)。
ただしアンプのセンドリターンに繋いでいるシステムや、エフェクターの機種によっては余韻の部分を残すことができます。
同時に複数のエフェクターの切り替えが必要な場合は、ディレイを最後にON/OFFすることでスムーズな展開を演出できます。
切り替える順番によっても音が変わりますので、音をしっかり聞いて操作しましょう。
エフェクトペダルは左足で踏む意識を
これは個人によってまちまちだと思いますが、通常ギターを弾いているときは左足はネック側にくるので、左足のほうがワウペダルやワーミーペダルやボリュームペダルなどは操作しやすいと思います。
どちらの足で操作するというよりかは「エフェクターを操作する足を決めておく」「エフェクターの置く位置を決めておく」ことで、本番でもスムーズに操作できるのではないでしょうか。
足下を見すぎない練習
ギターボーカルの方などは下を向くとマイクと口が離れてしまうので、エフェクターを切り替えるときは、目線だけを下にするように意識しましょう。
これは練習あるのみで、慣れるしかありません。
本番の時と同じ靴で練習
土足禁止のスタジオや自宅で練習をする場合は、靴底をキレイにしてでも靴のまま練習してみることオススメします(ライブ本番も裸足なら別ですが…)。
本番と同じ操作環境に慣れておきましょう。
もちろん、女性ギタリストがライブでヒールをはく予定ならヒールで練習しましょう。
踏み替えやすいように設置
自分にとって踏みやすいように設置するのも重要です。
例えば、こだわりの音色を出す為に複数のエフェクター切り替えが必要になった場合、それを簡略化しワンアクションで音色の切り替えができるようにスイッチングシステムを導入してみてはどうでしょうか。
ボードに組んでおけば現場でのセッティングもスムーズです。
エフェクターの大きさや数などで、2列になる場合は段差を付けることでON/OFFがしやすくなります。
マルチエフェクターはタイムラグに気をつける
マルチエフェクターは一台でたくさんのエフェクターが内蔵されていたり、一気に切り替えができるところが魅力です。
その反面、内部でデジタル処理されているため、切り替え時には少なからずタイムラグが発生します。
ギタリストにとってはストレスかもしれませんが、これは練習して慣れるほかありません。
音量・音色はギター本体で操作してみるのもアリ
操作できるのは、エフェクターだけではありません。
手元で音色が切り替えられる場合は大いに活用しましょう。
暗いところでも見えるように
ライブ中ステージは真っ暗なとも多いです。
「どのエフェクターがONになっているか」「どこにスイッチがあるか」を演奏に集中するためにも瞬時に分かるようにしておきましょう。
例:蛍光シールを貼る、エフェクターライトをLEDライトに変える
参考:バンドマンの味方!
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ステージの前へ出るときは、メンバーに踏んでもらう
ライブの演出としてギターソロで前へ出る場合などは、バンドメンバーにエフェクターを操作してもらうのもアリです。
万が一ライブ中に切り替えミスをしても動揺しない
客席から足下は見えませんので、切り替えミスをしても堂々と演奏しましょう。
どうしても下を向いていると自信がなさそうに見えてしまいます。
ちなみに、わたくしは下を向いて寡黙にギターをプレイする人も大好きです(笑)。
最後に
エフェクターの踏み替えを普段のバンドリハーサルで意識するだけでも、ライブのステージパフォーマンスのクオリティはグンと上がるはずです。
いろいろチャレンジしてみてください!
応援しております!
ライタープロフィール
スタジオラグ スタッフ
きんや
京都河原町三条に位置する、リハスタのスタッフです。
バンド練習に適したデッドな音響のリハーサルスタジオ。
プロによる音楽教室。
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あなたの一番店になるために「スタジオラグらしさ」を追求してまいります。
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
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