【高齢者向け】12月の有名な俳句。冬の情景や年の瀬を詠む名句と作り方のヒント
12月は一年の終わりを感じる季節。
冷たい空気のなかで見上げる冬の夜空や、静かに舞い降りる雪の情景に、心が動かされる瞬間がありますよね。
今回は、名高い俳人たちが詠んだ12月の俳句をご紹介します。
大晦日に込められた深い思いや、ふわりと降る雪の美しさを表現した一句、寒い夜の月を描いた作品など、季語を活かした表現が魅力的です。
俳句は、日々の小さな発見や感動を自由に言葉にできる楽しさがあります。
高齢者の方と一緒に季節の移ろいを感じながら、俳句に親しむ時間を過ごしてみませんか?
季節を感じる表現のヒントがきっと見つかりますよ。
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【高齢者向け】12月の有名な俳句。冬の情景や年の瀬を詠む名句と作り方のヒント(11〜20)
寒月や 門なき寺の 天高し与謝蕪村
与謝蕪村は、江戸時代に活躍した俳人です。
与謝蕪村と松尾芭蕉と小林一茶の三人は、江戸時代で特に名高い俳諧人だそうですよ。
俳句がお好きな高齢者の方なら、与謝蕪村のことをご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
「寒月や 門なき寺の 天高し」は、絵師でもある与謝蕪村の、絵画のような写生のようにも感じられる一句です。
意味は、寒い夜に、小さな門もない寺の澄み切って高い空の上では、さえわたって月が輝くということです。
月と表現すると秋の穏やかな雰囲気を感じるかと思います。
寒月とすことで冷たい夜空にさえたひかりを放つ月の様子がでますね。
季語をじょうずに使って、季節を感じながら高齢者の方と俳句を作る参考にしてみてください。
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おわりに
12月の季節感あふれる俳句を通して、言葉の奥深さや情景の豊かさを感じていただけたのではないでしょうか。
寒月や雪、年の暮れといった冬ならではの季語を使うことで、見慣れた景色も新鮮な輝きを放ちます。
高齢者の方と一緒に俳句を楽しみながら、日々の暮らしのなかで心に留まった瞬間を言葉にしてみましょう。
季節の移ろいを感じる穏やかな時間が、心を温めてくれますよ。





