心に響くすてきな言葉。別れを経験した人に贈りたい名言まとめ
長い人生の中で、恋愛はもちろんライフステージの変化なども含めて、どんな人でも必ず別れは経験するものです。
ポジティブな別れであっても、割り切れずに寂しさが残るときも当然あるでしょう。
そんな方々の気持ちに寄り添ってくれるような、時には力強く背中を押してくれるような名言の数々を今回は紹介しましょう。
世界中の詩人や作家、哲学者などさまざまな偉人たちの残した言葉たちは時代を問わず私たちの心に響くものばかり。
別れを経験した大切な人のためにぜひ贈りたい、すてきな名言集をお楽しみください。
心に響くすてきな言葉。別れを経験した人に贈りたい名言まとめ(21〜30)
人は人に捨てられたりなんかしない。自分が自分を捨てることしかできないよ。吉本ばなな

「人は人に捨てられたりなんかしない 自分が自分を捨てることしかできないよ」。
日本で人気の小説家、吉本ばななさんの言葉です。
失恋をしたり、対人関係でひどいことを言われた、裏切られてしまったという方はきっと他人に対して劣等感を持ってしまったり自分を卑下したりとなにかとネガティブに考えてしまうものです。
自分の価値は人よりも劣っているから捨てられたのだと思ってしまいますよね。
でも実はそんなことはまったくないんだ、他人に計られるものではないんだと気付かせてくれる、前向きになるお手伝いをしてくれる名言ですね。
愛する勇気がある者には、かならず苦しむ勇気がある。アントニー・トロロープ

心の底から誰かを愛せるということは、その人のことを心から信じているということだと思います。
そういう人は、たとえ裏切られてしまったとしても、立ち直れると自分を信じられるので、悲しみも克服できるのでしょう。
すべての出来事には意味があるわ。生きていくこととは、その意味を理解すること。スザンヌ・サマーズ

たとえどんなにつらいでき事があったとしても、そのでき事の意味を見いだしましょう。
きっと、次に来るでき事の準備かもしれません。
何かつらいことや悲しいことがあった時は、そのでき事の意味を理解することに勤めたいですね。
わたしは今、愛の何たるかを知る。ウェルギリウス

ラテン文学の黄金期を現出させた1人として知られる詩人、プーブリウス・ウェルギリウス・マロー。
「わたしは今、愛の何たるかを知る」という言葉は、理想や机上ではなく愛を体験したからこそのメッセージなのではないでしょうか。
両思いも片思いも、その経験があったからこそ感じられた気持ちだという事実は、その恋愛が無駄ではなかったという励ましにもなりますよね。
恋愛に限らず、挑戦することに意義があることを教えてくれる深い言葉です。
人生とは出会いと縁と別れです。出会ってから別れるまでの間に嬉しいことや悲しいことがあって、それを無事に越えていくことが生きるということ瀬戸内寂聴

瀬戸内寂聴さんの言葉です。
普段はその意味も考えずに穏やかに暮らしていますが失恋など、人との別れを経験するとグッとくる言葉ではないでしょうか。
そんな時に考えてみると、思い出される人生の大事なシーンは縁や別れがセットになっていたりするのではないでしょうか?
そして逆に、そういう時にはうれしいことが、うれしかった気持ちが思い出せなかったりします。
うれしかったことも悲しかったことと同等に考える、乗り越えるという言葉が胸に突き刺さる名言です。
過去には帽子を脱いで敬意を表し、未来には上着を脱いで立ち向かえ。クレア・ブース・ルース

クレア・ブース・ルースさんは米国の劇作家で米下院議員、米駐イタリア大使もつとめた女性です。
この名言は過去の出来事をおろそかにせず、尊敬の念をもって過去に学び、これから変えられる未来については全力を尽くせ、という意味ではないでしょうか。
彼女は「絶望的な状況というものはない、人が状況に対して絶望的になるだけだ」という名言も残しており、彼女の客観的で前向きな姿勢を感じ取ることができます。
そんな彼女の名言に帽子を脱いで敬意を表したいものです。
二人の人間が愛し合えば、ハッピーエンドはあり得ないアーネスト・ヘミングウェイ

20世紀の文学界とライフスタイルに多大な影響を与え、ノーベル文学賞を受賞している小説家、アーネスト・ヘミングウェイさん。
「二人の人間が愛し合えば、ハッピーエンドはあり得ない」という言葉は、結婚生活に恵まれなかったアーネスト・ヘミングウェイさんだからこそのメッセージなのではないでしょうか。
性格も環境も違う者同士がうまくいくのは本来難しいというメッセージは、別れを自分のせいにしてしまっている人の心を軽くしてくれますよ。
難しいからこそハッピーエンドになった時には心から喜べるであろう、また誰かと一緒にいる上で心に留めておきたい言葉です。