音楽性が大切なのは当然として「バンド名が良い」って、その人たちの曲を聴いてみたくなる要素の一つですよね。
CDをジャケ買いするような感覚に近い気がします。
今回この記事では「オシャレなバンド名」をテーマにして、邦楽シーンで活躍しているバンドをご紹介していきます。
お気に入り曲、バンドを探している方にはもちろんのこと、自分たちがこれから結成するバンドの名前決めに迷っている人にもオススメな内容です!
ぜひ最後までチェックしていってください!
邦楽のオシャレなバンド名まとめてみた【センス】(1〜10)
STAY TUNENEW!Suchmos

2013年に神奈川県で結成されたSuchmosは、ロック、ジャズ、ソウルといったブラックミュージックからの影響を感じさせる音楽性が魅力のバンドです。
2015年に1stアルバム『THE BAY』をリリースしてデビュー。
2016年にはホンダ「ヴェゼル」のCMソングとして起用された『Stay Tune』が大ヒットし、一躍その名を知られるようになりましたね。
Levi’sとのコラボで制作された『Mint』のMVは、MTV Video Music Awards Japan 2016で最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞を受賞しています。
クールで都会的なサウンドと、YONCEさんの気だるくもソウルフルな歌声が織りなすグルーヴは唯一無二。
体が自然と揺れる心地よいビートは、オシャレな音楽を求めている方にぴったりですよ。
traditionNEW!CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN

一度聞いたら忘れられないユニークな名前を持つのが、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINです。
エレクトロニカを基盤に、民族音楽と電子音楽をかけ合わせた「四畳半トロピカリア」と称される音楽性が彼らの魅力。
2021年に活動を本格化させると、SNSをきっかけに注目が集まりました。
2024年には楽曲『ワタツミ』がJR東日本のCMに、『tradition』がグリコ「ポッキー」のCMソングに起用されています。
Spotifyの『RADAR: Early Noise 2024』にも選出され、フジロックを筆頭に大型フェスでもひっぱりだこに。
メンバーのYutaさんが細野晴臣さんのお孫さんという点も興味深いですよね。
ジャンルレスで新しい音楽体験を求めるなら、ぜひチェックしてみてください!
SPARKTHE YELLOW MONKEY

古き良きイギリスのロックからの影響を感じさせるサウンドと個性的な歌詞世界で、2016年の再結成以降も精力的に活動している4人組ロックバンド。
「ダサくてシニカルな名前にしたい」というコンセプトから、東洋人に対する蔑称として使用される言葉をバンド名にしたという経緯があり、ローリング・ストーンズのメンバーが「すげえ名前だな、絶対忘れねえ」と語ったというエピソードも残っているほどのインパクトを持っています。
一見して自虐にも感じますが、確かな実力がともなっていることで日本人であることの誇りとも受け取れますよね。
時代に関係ないオーソドックスな音楽性がロックファンの心をつかんで離さない、クールなロックバンドです。
容姿端麗な嘘THE ORAL CIGARETTES

MASH A&Rオーディションの初代グランプリを獲得し、ミクスチャーサウンドとキャッチーなメロディーセンスが光る楽曲で人気を博している4人組ロックバンド。
もともとは言葉の響きで決めたバンド名ですが、相談した先輩から「おまえ、それ、くわえタバコって意味でええんちゃうん?」とアドバイスされたことにより「くわえタバコのように気ままに聴いてもらえるような音楽を作りたい」というコンセプトが生まれました。
テクニカルな演奏とスタイリッシュな楽曲群は、現代のロックファンに突き刺さるモダンなサウンドと言えるのではないでしょうか。
ラウドでありながらもポップな音楽性が中毒性を生み出している、今後も注目のバンドです。
君のいる方へオレンジスパイニクラブ

中学三年生の時に結成され、親近感のあるメロディーと微細な感情の機敏を感じさせる歌詞世界で注目を集めている4人組ロックバンド。
結成当時は「ザ・童貞ズ」というバンド名でしたがしっくりこず、ベースのゆっきーさんが適当に開いた深海魚図鑑で見つけたカニの名前が思いのほか響きが良かったことから改名されました。
結成当初はパンク路線で活動していましたが、現在はSNSで火がついた代表曲『キンモクセイ』をはじめ爽快なロックサウンドがトレードマークになっています。
キャッチーなバンド名とともにチェックしてほしい、心地いいサウンドを聴かせてくれるロックバンドです。
竜巻いて鮮脳凛として時雨

強烈なインパクトのハイトーンボイスとエキセントリックな音楽性でありながらもキャッチーな楽曲を生み出し続ける3ピースロックバンド。
印象的なバンド名は、バンドの中心メンバーであるTKさんが日本語のバンド名にしたいと考えた時に思いついた「凛として」という言葉と、バンドの音楽を「急に降ってくる雨みたい」と例えられたことから「時雨」という言葉をつなげたことから生まれました。
男女のツインボーカルが生み出す表現力の幅とヒステリックなサウンドは、まさに唯一無二の衝撃を生み出していますよね。
中毒性のある楽曲とフックのあるバンド名でオーディエンスを熱狂させている、今後も要注目なバンドです。
MAGIC WAYSNulbarich

シンガーソングライターのJQさんをリーダーとし、メンバーを固定せず楽曲に必要な演奏形態によってメンバーを変えながら活動している2016年結成のバンド。
バンド名は「形なく限りなく無の状態」をあらわすNull、相反することを話すときに使う「しかし」を意味するbut、祝福や満たされている状態をあらわすRichを組み合わせた造語で「何もないけど満たされている」という意味を持っています。
ロックやブラックミュージックからの影響を感じさせるサウンドは、モダンでありながらもノスタルジックな空気感を持っていますよね。
オシャレなバンド名とともに、そのアーバンな音楽性にも注目が集まっているアーティストです。