秋に聴きたい。人気の邦楽バンド曲ランキング【2025】
音楽の秋ということで、今年は普段聴かないアーティストにも耳をかたむけてみませんか?
日本のバンドから秋にピッタリの楽曲をセレクトしましたので、きっとピンとくるものが一つや二つはあるはず。
多趣味な秋にしていきましょう!
秋に聴きたい。人気の邦楽バンド曲ランキング【2025】(1〜10)
赤黄色の金木犀フジファブリック1位

秋の夕暮れ、どこからともなく漂う金木犀の香りに胸が騒ぐ感覚。
フジファブリックが2004年9月に四季シリーズの秋盤としてリリースしたこの楽曲は、香りという目に見えないものが記憶を呼び覚ます瞬間を繊細に描いています。
冒頭のギターアルペジオから、秋の空気感がそのまま音になったかのような叙情性が漂い、時の流れへの焦燥と消えゆく記憶への諦念が交錯する歌詞世界が広がります。
感傷的になりきれない微妙な心の揺らぎを描いた志村正彦さんの表現力は圧巻です。
メジャー1stアルバム『フジファブリック』にも収録され、毎年秋になるとラジオでオンエアされる定番曲として親しまれています。
学生時代の帰り道を思い出しながら、秋の夜長にじっくり聴きたい一曲です。
楓スピッツ2位

大切な人との別れの場面を歌った名曲であり、たくさんのアーティストにカバーされていることでも有名ですよね。
ロックバンドのスピッツが1998年7月、アルバム『フェイクファー』からシングルカットした作品です。
どこか懐かしいピアノとギターの音色が心に響き、切なさや寂しさをみごとに表現した草野マサムネさんの歌声からは、やるせない心情が伝わってくるようです。
本作は別れの悲しみだけでなく、その思い出を抱きしめて歩いていくという前向きな決意も描いており、聴くたびに新たな発見があります。
ドラマ『silent』など、時代をこえて多くの作品を彩ってきたのも納得です。
秋の雰囲気を感じながら、カラオケでじっくり歌い上げるのにもおすすめですよ。
セプテンバーさんRADWIMPS3位

RADWIMPSが2006年に世に送り出したメジャー1stアルバム『RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜』に収録されている本作。
タイトルが示す9月3日は、彼らが初めてワンマンライブを行った記念日です。
夏の熱狂が静かに幕を閉じ、秋へと移ろう季節の狭間で感じる切なさや、そこから前へ踏み出そうとする決意が歌詞に込められています。
野田洋次郎さんの詩的で抽象的な言葉選びが、聴く人それぞれの記憶や感情を呼び起こします。
シンプルなバンドサウンドの中に漂う哀愁が心地よく、秋の夜長にじっくりと浸りたくなる1曲です。
学生時代の思い出とともに口ずさめば、あの頃の気持ちがよみがえってくるでしょう。
スターライトパレードSEKAI NO OWARI4位

ファンタジーな世界観が魅力的なセカオワさんの良さが詰まった初期の名曲。
2012年7月にリリースされたシングル曲で、トヨタ自動車「ラクティス」のCMに起用されました。
まるで夜空の星々が降り注ぐようなサウンドやロマンチックな歌詞に、聴いているとステキな世界へ連れていってくれそうですよね。
文明の発展で失われた大切なものへの気づきを促す歌詞も、グッときて心に響きます。
つかの間のひととき、星を眺めながらゆったりと思いをはせるのもいいかもしれませんね。
茜色の約束いきものがかり5位

水野良樹さんが作詞作曲を手がけた本作は、死が二人を分かつまでという誓いをあえて「別れ」という言葉で表現し、限りある時間だからこそ大切にしたい想いを丁寧に紡いでいます。
吉岡聖恵さんの透明感あふれる歌声とストリングスが織りなす温もりが、秋の夕暮れの切なさと重なります。
2007年10月に発売された7作目のシングルで、au「LISMO!」のCMソングおよびテレビ神奈川『saku saku』のエンディングテーマに起用されました。
学生時代を思い出しながら聴きたくなる、秋の夜長にぴったりな1曲です。
Hello, Again ~昔からある場所My Little Lover6位

イントロの叙情的なギターリフを聴くだけで、あの頃の記憶が鮮やかに蘇る方も多いのではないでしょうか。
My Little Loverが1995年8月にリリースした3枚目のシングルで、日本テレビ系ドラマ『終らない夏』のオープニングテーマに起用された作品です。
累計で180万枚以上を売り上げた、まさに90年代を代表する名曲ですよね。
akkoさんの透明感あふれる歌声が、慣れ親しんだ場所を離れる時の切なさと未来への希望が入り混じる、甘酸っぱい感情を繊細に歌い上げています。
この楽曲を構成するすべての要素が秀逸で、ドラマチックな転調は聴く人の心を掴んで離しません。
秋を感じさせる名曲として評価している方々も多く、切ないノスタルジアはぜひ一人で過ごす秋の日に聴いてみてほしいですね。
りんどうWANIMA7位

今をときめくロックバンドWANIMAの名曲が、こちらの曲です。
力強いボーカルとキャッチーなメロディーが印象的な1曲で、青春の1ページを彩る素晴らしい楽曲に仕上がっています。
アルバム『COMINATCHA!!』に収録されており、2019年10月にリリースされました。
メンバーの出身地である熊本県の県花から名付けられた本作は、どんな困難も乗り越えて前に進む強さを歌っています。
ライブでのみ演奏されていた曲だけに、ファンからの音源化の要望が高かったそうですよ。
秋の夜長に聴きたい、青春ソングをお探しの方にぜひオススメです。





