センチメンタルな秋に響くエモい曲。秋うた集
楽しかった夏が過ぎ去り、落ち着いた雰囲気に包まれる秋。
空気も少しひんやりしてきて感傷的な気持ちになることもありますよね。
そんな秋に聴きたくなる、エモーショナルな秋の歌を紹介していきます。
心を揺さぶるバンドサウンドやじんわりとくる歌詞……。
言葉には表せないような「エモい」曲とともに秋を深めてみるのもいいかもしれませんね。
カフェやご自宅などゆっくりと落ち着けるような場所、秋の夜長やお散歩のおともに思いを巡らせてみてください。
センチメンタルな秋に響くエモい曲。秋うた集(1〜5)
赤橙ACIDMAN

秋の景色と共に心に沁みる一曲。
静かに開いた世界に憧れる心情を繊細に描いた歌詞が印象的です。
2002年10月にメジャーシングルとしてリリースされ、アルバム『創』にも収録されました。
インディーズ時代のバージョンとは作曲者のクレジットが異なり、メジャーバージョンではACIDMAN全体での作曲に仕上げられています。
本作は、生と死の狭間、宙に浮いたような生気を失った日々を表現しており、仏教やゲーテの「ファウスト」からの引用も見られます。
秋の夜長や散歩のお供に、静かに思いを巡らせながら聴くのがオススメです。
ACIDMANさんの独特の世界観に浸れる一曲をぜひ味わってみてください。
赤黄色の金木犀フジファブリック

フジファブリックの秋を彩る名曲。
2004年11月にリリースされた3枚目のシングルで、志村正彦さんが作詞作曲を手掛けています。
叙情的なメロディと、秋の情景を描いた歌詞が印象的な楽曲です。
四季をテーマにした連作シングルの3作目であり、秋の風景と共に移りゆく心情が丁寧に表現されています。
本作は、オリコンチャートで50位を記録。
ミュージックビデオには女優の増田汐里さんが出演し、独特の撮影手法で注目を集めました。
秋の夜長にゆったりと聴きたい1曲です。
心に染みる歌詞と、フジファブリックならではの響きが、あなたの感性を刺激してくれるはずですよ。
帰ろう藤井風

藤井風さんが2020年5月に発表したファーストアルバム『HELP EVER HURT NEVER』に収録された楽曲。
生と死、人生と別れを深く掘り下げた哲学的な内容が特徴です。
メロディーは秋にピッタリの落ち着いた雰囲気に仕上げられており、生きることの意味を考えさせられる1曲に仕上がっています。
本作は、藤井風さんの多彩な音楽性が存分に発揮された意欲作で、Billboard JapanのHot Albumチャートで1位を獲得するなど、大きな反響を呼びました。
人生について深く考えたいときや、大切な人との別れを経験したときに、ぜひ聴いていただきたい曲です。
月とアネモネMrs. GREEN APPLE

現代社会への嘆きや人間関係の複雑さを描いた楽曲が、Mrs. GREEN APPLEから2019年4月に届けられました。
エレクトロニックとロックを融合させた独特のサウンドが印象的で、SNS社会における皮肉を含んだ表現が見受けられます。
主人公が自分自身や他人に嘘をついてしまうことで感じる苦悩や、その行為の裏にある人間らしさが繊細に描かれていますね。
楽曲は、アルバム『ロマンチシズム』に収録されており、Mrs. GREEN APPLEさんの音楽性をさらに進化させようとする意欲が強く反映されています。
秋の夜長や、ゆっくりと落ち着ける場所で聴くのがオススメです。
茜さすAimer

秋の切ない情景を見事に描き出した、Aimerさんの珠玉のバラード。
枯れ葉や乾いた風、イチョウ並木の情景が、孤独感や別れの痛みを鮮やかに表現しています。
本作は、テレビアニメ「夏目友人帳 伍」のエンディングテーマとして起用され、2016年11月にリリースされました。
感動的な歌詞と独特のハスキーボイスが織りなす世界観は、リスナーの心に深く染み入ります。
秋の夜長、一人で物思いに耽るときや、大切な人との別れを経験したときに聴くのがオススメです。