奥深きフォークメタルの世界~おすすめの人気バンドまとめ
皆さんは「フォークメタル」という言葉を聴いて、どのような音楽を思い浮かべますでしょうか。
メタルといえばギター中心で激しい音楽、だけどフォークってどういうことかと頭を抱えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
フォークメタルは簡単に説明するとメタルミュージックに民族楽器などを取り入れ、フォーキーな要素が融合したジャンルのことを指します。
ヴァイキングメタルやペイガンメタルといった共通点の多いジャンルもあり、日本ではヴァイキングメタルとされるバンドの方が有名なのですね。
今回の記事では、ヴァイキングメタルなども含めたフォークメタルの有名なバンドを紹介しています。
興味がある、という方はぜひご覧ください!
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奥深きフォークメタルの世界~おすすめの人気バンドまとめ(1〜10)
Thinking AllowedSkyclad

イギリスのヘヴィメタルバンド、スカイクラッド。
彼らは、フォークメタルの先駆者といわれている、伝説的な存在です。
また、1990年に結成されて以来、つねにイギリスの音楽シーンの中心で活躍したきました。
彼らの楽曲は、過度に激しいメロディーのものが少ないため、フォークメタル初心者でも聴きやすいと思います。
とくに『Thinking Allowed』は、穏やかなパートと激しいパートのバランスが絶妙なので、オススメですよ。
そして興味を持ったら、各年代にリリースした有名曲をチェックしていってほしいと思います。
HajdútáncDalriada

ダリアダは、ハンガリーを代表するフォークメタルバンドです。
ヨーロッパツアーを開催したこともあるんですよ。
そんなダリアダが手掛けた中でも、とくに紹介したい楽曲が、2011年にリリースされた『Hajdútánc』。
ハンガリーに伝わる民謡の要素を取り入れつつも、誰もが楽しめるようなダンスミュージックに仕上げています。
また、ボーカルのローラ・ビンダーさんの、美しい歌声にも注目して聴いてみてほしいと思います。
Journey to the EndWindir

ノルウェー出身らしいブラックメタルを提示しながらも、北欧由来のフォークミュージックの要素を大胆に導入、フォークロアや神話といったテーマを掲げた世界観で独自の音を作り上げたのがWindirです。
ボーカリストにしてマルチインストゥルメンタリストのValfarさんを中心として1994年に結成、1997年にはデビュー作となる『Sóknardalr』をリリースしています。
この時点で凶暴かつノイジーなブラックメタルの中にメロディアスで哀愁を帯びた民族音楽的な旋律を取り入れており、ノルウェー西部の方言で歌われた歌詞などデビューの時点で強い個性を放っていました。
作品のリリースを重ねるごとにバンドとしての力量も向上、英語の歌詞を使用した2001年の名盤サード作『1184』で彼らの音世界は一つの頂点を迎えます。
勇壮なギターのリフ、荘厳なシンセの音色、随所に盛り込まれたトラッドな叙情性……このバンドに興味を持たれた方は、まずはこのアルバムを聴くといいでしょう。
さまざまな可能性を持った優れたグループでしたが、残念ながら2004年に中心人物のValfarさんが急死、バンドは解散してしまいます。
奥深きフォークメタルの世界~おすすめの人気バンドまとめ(11〜20)
Liki Bessmertnykh BogovARKONA

世界各国の民族音楽に触れるきっかけになることも、フォークメタルの魅力ですよね。
そこで紹介したいのが、ロシアのフォークメタルバンド、アルコナ。
使っている楽器も見慣れないものが多いため、新しい音楽体験をしたい方にもピッタリですよ。
また、普段ロシア語の曲を聴かない方にとっても、新鮮に感じられるのではないでしょうか。
そんなアルコナの最大の魅力は、ボーカルを務めるマリア・アルヒーポワさんの歌唱力です。
高音、低音、抑揚、そのどれもが唯一無二の魅力を放っていますよ。
In My Sword I TrustEnsiferum

エンシフェルムは、フィンランドの首都、ヘルシンキを拠点とするフォークメタルバンドです。
日本でもライブを開催したことがあるので、知っている方も多いのではないでしょうか。
そんなエンシフェルムの手掛ける楽曲の特徴は、デスメタルよりも激しく重たい音楽を使う、メロディックデスメタルの要素を取り入れていることです。
音源を聴くだけでもその迫力が伝わってくるはずです!
ぜひ、初回は大音量で楽曲を楽しんでみてくださいね。
Not Unlike the WavesAgalloch

アメリカを拠点に活動する有名フォークメタルバンドの一つがアガロックです。
彼らは1995年の結成当初からブラックメタルの要素が強い楽曲を制作していました。
しかし、2000年代に入ると作風をガラッと一新。
ブラックメタルの要素は排除し、楽曲の大部分を間奏が占めるというスタイルに変更したんです。
間奏が多すぎるのではと思う方もいるかもしれません。
しかし、この長い間奏がメタル要素の強まるサビを一層引き立ててくれているんですよ。
NagryanuliKalevala

ロシアはモスクワ出身、女性ボーカリストを擁するフォークメタルバンドのカレワラ。
フィンランドの民族叙情詩からその名を拝借した5人組で、パーマネントなメンバーにアコーディオン奏者がいることも特徴的なグループです。
2007年の結成以来、コルピクラーニやフィントロールといったバンドたちのサウンドに影響を受けつつ、北欧の民族音楽などにもインスパイアされた世界観で素朴ながら良質なフォークメタルをリリースし続けています。
意外にも歌声やメロディに強烈なクセは感じられず、どこかノスタルジックな雰囲気も漂う旋律な日本人の耳にもなじみやすいものなのですね。
もちろんヘビーメタル由来のダイナミックなサウンドも楽しめますし、随所に盛り込まれたクサメロも実に良いです。
辺境系メタルに目がない音楽ファンでまだこのバンドをチェックされていない方、ぜひ聴いてみてください!





