奥深きフォークメタルの世界~おすすめの人気バンドまとめ
皆さんは「フォークメタル」という言葉を聴いて、どのような音楽を思い浮かべますでしょうか。
メタルといえばギター中心で激しい音楽、だけどフォークってどういうことかと頭を抱えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
フォークメタルは簡単に説明するとメタルミュージックに民族楽器などを取り入れ、フォーキーな要素が融合したジャンルのことを指します。
ヴァイキングメタルやペイガンメタルといった共通点の多いジャンルもあり、日本ではヴァイキングメタルとされるバンドの方が有名なのですね。
今回の記事では、ヴァイキングメタルなども含めたフォークメタルの有名なバンドを紹介しています。
興味がある、という方はぜひご覧ください!
- 【圧倒的クサメロ】クサメタルの名曲まとめ
- ヴァイキングメタルの名曲。おすすめの人気曲
- テクノメタルの名曲。おすすめの人気曲
- 【2025】複雑怪奇!アヴァンギャルドメタルのおすすめバンドまとめ
- 激しいだけじゃない!奥が深いメロディックデスメタルの有名バンド
- 【ヘヴィメタルの聖地】フィンランドのおすすめアーティスト。注目の歌手・バンド。
- 【森の妖精】森メタルって何?おすすめのバンド紹介
- ゴシックメタルの名曲。おすすめの人気曲
- 女性ボーカルからデスメタルまで。シンフォニックメタルの名曲・人気曲
- 日本のヘビーメタルバンド。邦楽メタルシーンの人気バンド
- 【2025】絶対に外せない海外のメタルバンド~ベテランから若手まで紹介
- 【過激音楽】おすすめのエクストリームメタルバンドまとめ
- 海外のおすすめメタルコアバンド。メタルコアシーンを代表する洋楽バンド
- 現代のロックシーンに繋がるオルタナティブロックのおすすめ洋楽バンド
奥深きフォークメタルの世界~おすすめの人気バンドまとめ
In My Sword I TrustEnsiferum

エンシフェルムは、フィンランドの首都、ヘルシンキを拠点とするフォークメタルバンドです。
日本でもライブを開催したことがあるので、知っている方も多いのではないでしょうか。
そんなエンシフェルムの手掛ける楽曲の特徴は、デスメタルよりも激しく重たい音楽を使う、メロディックデスメタルの要素を取り入れていることです。
音源を聴くだけでもその迫力が伝わってくるはずです!
ぜひ、初回は大音量で楽曲を楽しんでみてくださいね。
KüüMetsatöll

「東の国」という意味を持つエストニア出身、母国語を使った歌詞や古代エストニアの伝説であったり民間伝承などをテーマとした世界観を軸としたフォークメタルを鳴らすメッツァトル。
本国では高い人気を誇り、2014年にはエストニア教育科学省による言語学演技賞にノミネートされるなど、エストニアの文化を広く世に知らしめた功績をなんと大統領から称賛されるなど、ヘビーメタルバンドの枠内をこえた活躍と知名度を誇るグループなのですね。
そんな彼ら、デビューアルバムとなった2004年作『Hiiekoda』の時点でヘビーメタルの攻撃性とフィドルに笛などの楽器を使用したフォークメタル~ヴァイキングメタルなサウンドを鳴らしておりましたが、フィンランドに拠点を置く名門スパインファームレコードに移籍後はサウンド面がより強化され、重厚なヘビーメタルと牧歌的な要素が見事に融合した彼らならではの世界を手にしています。
エストニアってどこの国か知らない、という人にこそ聴いてほしいフォークメタルバンドです!
The Dance Of Little OnesTuatha de Danann

明るい気持ちになれるようなメタルバンドを探している方にオススメしたいのが、トゥアハ・デ・ダナンです。
彼らはブラジル初のケルトメタルバンド。
メタルというと重厚で骨太なイメージがありますが、トゥアハ・デ・ダナンの楽曲はアイルランドの伝統音楽をベースにしているため、爽やかな雰囲気に仕上がっています。
ちなみに歌詞は、ケルト神話をベースにしていて、神秘的な内容のものが多いです。
気分を上げたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
DrinkAlestorm

フォークメタルシーンでは、さまざまなコンセプトを持つバンドが活動していますよね。
その中でも、コンセプトが注目を集めたバンドといえばアレストーム。
彼らはスコットランド出身のフォークメタルバンドで、海賊をモチーフにしているんです。
曲調や歌詞はもちろん、MVでも海賊にふんした姿を披露しているんですよ。
そんなアレストームの代表曲といえば『Drink』でしょう。
海賊の美学ともいえるような考えの歌詞に注目して、聴いてみてくださいね。
Suden TuntiMOONSORROW

独特な世界観を持つバンドを探している、とういう方にオススメしたいのがムーンソロウです。
彼らはフィンランドで結成されたフォークメタルバンド。
その作風は信仰や宗教をテーマにしたもので、他では見たことのないような世界観が展開されているんです。
中でもその世界観が全面に展開されている作品といえば、2001年にリリースした『Suden Tunti』でしょう。
初めて聴く際は、ストーリー仕立てのMVも合わせて視聴すると、理解が深まると思います。
NagryanuliKalevala

ロシアはモスクワ出身、女性ボーカリストを擁するフォークメタルバンドのカレワラ。
フィンランドの民族叙情詩からその名を拝借した5人組で、パーマネントなメンバーにアコーディオン奏者がいることも特徴的なグループです。
2007年の結成以来、コルピクラーニやフィントロールといったバンドたちのサウンドに影響を受けつつ、北欧の民族音楽などにもインスパイアされた世界観で素朴ながら良質なフォークメタルをリリースし続けています。
意外にも歌声やメロディに強烈なクセは感じられず、どこかノスタルジックな雰囲気も漂う旋律な日本人の耳にもなじみやすいものなのですね。
もちろんヘビーメタル由来のダイナミックなサウンドも楽しめますし、随所に盛り込まれたクサメロも実に良いです。
辺境系メタルに目がない音楽ファンでまだこのバンドをチェックされていない方、ぜひ聴いてみてください!