【食の都】福岡県に関する雑学&豆知識まとめ
博多ラーメンや辛子明太子、屋台文化に、と食べ物に関する魅力的なスポットがたくさんある福岡県。
食べ物以外にも、福岡ソフトバンクホークスの本拠地であるPayPayドームや、門司港レトロ、宮地嶽神社など、たくさんの観光スポットも見逃せない場所です。
この記事では、そんな福岡県に関する雑学&豆知識を紹介します。
県民の方は知っている、あるあるともなるけれど、他県の方からすればびっくりというようなお話もありますよ。
この記事をきっかけに、福岡の魅力をより一層感じてみてくださいね!
【食の都】福岡県に関する雑学&豆知識まとめ(1〜10)
福岡市ではゴミの収集は夜におこなわれる

ゴミ出しといえば朝というのが共通認識ではないでしょうか。
急いでいる時にかぎって玄関を出てからゴミの日であることに気づき、慌てて戻るという方も多いと思います。
しかし福岡県福岡市では、ゴミの収集は夜間におこなわれるのだとか。
夜間回収は朝の渋滞を避けられ、カラスの被害を受けにくいというメリットがあるそうです。
また地域によっては一軒ずつ回収してくれたり、分別の分類が少なかったりと、福岡市独自の取り組みがいろいろとあるようですね。
人魚が埋葬されているというお寺がある

福岡県には、人魚の骨が埋葬されているお寺があります。
福岡市の博多区にある冷泉寺には、鎌倉時代に漁師の網にかかった人魚が埋葬されてるそうです。
捕らえられたときの人魚の大きさは、147メートルもあったそうです。
占い師に人魚を占ってもらうと、めでたいしるしとでたため人々は大喜びしました。
人魚は龍宮の使いということで、お寺の名前を浮御堂から龍宮寺としたそうですよ。
一般公開はされていませんが、ここには今でも人魚の骨と江戸時代に描かれた人魚の絵があります。
明治時代まで、縁日では人魚骨をタライに入れて水をはり、不老長寿や無病息災などご利益がある水として参拝者に飲ませていたそうですよ。
日本一甘いぜんざい「川端ぜんざい」がある

福岡市博多区上川端町には、年中お祭り気分が楽しめる観光スポット「川端ぜんざい広場」という場所があるのですが、そこでは日本一甘いぜんざい「川端ぜんざい」が味わえるそうです。
もともとはお店が提供していたものだそうですが、お店が廃業となり一度消え、懐かしむ声から川端ぜんざい広場にて復活したのだとか。
その場で食べることもできますし、お土産としても販売されているみたいですよ。
甘いものには目がないという方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
【食の都】福岡県に関する雑学&豆知識まとめ(11〜20)
風神が雷神に向かって「あっかんべー」している神社がある

福岡県福岡市博多区にある「櫛田神社」の拝殿には、風神と雷神の装飾があります。
一見普通の風神と雷神に見えるのですが、よく見ると風神が雷神に向かってあっかんべーをしているんです。
案内看板では、博多で暴風雨を起こそうとする雷神の誘いを風神が断っている……と説明されているそうですよ。
よく見ないと分かりませんが、見つけると笑ってしまうユニークな装飾ですよね。
神社にこんなユーモアあふれる装飾があるなんて、意外だと思いませんか?
海援隊やチューリップなどがライブをしていた「照和」というライブ喫茶がある

福岡県福岡市には、歌の歌詞にも登場する伝説のライブ喫茶があります。
長渕剛さんの歌の歌詞に出てくるライブ喫茶照和は、1970年に開店しました。
当時は井上陽水さんや甲斐バンドや海援隊やチューリップなどアマチュア時代に出演していたそうですよ。
甲斐よしひろさんたち多くのミュージシャンが当時は、ウエーターをしながらライブで腕を磨いたそうです。
現在も、お店の壁には武田鉄矢さんたちのサインが残されています。
1978年に一度閉店していますがその後営業を再開していますよ。
福岡市はヤクルトの発祥地

ヤクルトの発祥の地をご存じでしょうか。
ヤクルトスワローズの本拠地がある東京が発祥の地だと思う方もいるかと思います。
ですが、ヤクルト発祥の地は福岡県です。
1930年に京都帝国大学の教授だった代田稔さんが、ヤクルト菌を発見しました。
貧しい人にも購入できる価格で健康を手に入れてほしい、といった願いから研究開発が進められたそうです。
ヤクルト創業者の代田さんの考えに初代社長の松永昇さんが賛同し、1935年に福岡市中央区の唐人町から販売を開始しました。
販売の際には代田保護菌普及会を唐人町に作って販売活動をしていたそうですよ。
しかし、代田さんも松永さんも福岡県出身ではなく、なぜ唐人町が選ばれたのかは謎だそうです。
博多どんたくの「どんたく」は日曜日や休日という意味

福岡県を代表するお祭りと言えば、博多どんたくがありますよね。
毎年5月3、4日におこなわれる博多どんたくは、思いおもいの仮装をして、しゃもじをたたいて博多の街を練り歩きます。
出場者だけでも3万人以上の大規模なお祭りで、ゴールデンウィーク中におこなわれるお祭りで、日本で一番のお祭りとも言われています。
どんたくの意味は、オランダ語のゾンタークからきており、日曜日や休日の意味があるそうです。
かつて日本では、土曜日の午前中だけ仕事をする企業や学校での授業がありました。
午後からは休みになるため、土曜半ドンと呼んでいました。
全国的に半ドンが普及し、博多ではお祭りの名前になったそうですよ。