【オールジャンル】ギターインストの名曲を紹介!
あらゆる楽器のなかでも、特に華を持つ楽器、ギター。
バンドでもギターソロになるとついつい耳を傾けてしまうという方は多いのではないでしょうか?
今回はそんなギターのインストを紹介しています!
一口にギターインストと言っても、ロック、ジャズ、ブルースなど、さまざまなジャンルが存在します。
今回はできるだけ幅広いジャンルから名曲をピックアップしてみました。
クラシックが好きな方も、ロックが好きな方も楽しめると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
【オールジャンル】ギターインストの名曲を紹介!(11〜20)
The Song of the Golden DragonEstas Tonne

世界中を旅し、小さな酒場や教会などで独立してライブをおこなうスタイルから現代の吟遊詩人と称されるギタリスト、エスタス・トンネさんの楽曲。
クラシックギター1本で演奏されているとは思えない広がりのある空気感の中に叙情的なメロディーが心に響く、歌詞がなくても風景が見えるようなインストナンバーですよね。
哀愁を伴ったメロディーが心地よい静の部分と、躍動感にあふれた動を繰り返す楽曲構成が秀逸な、ギターインストは好きな方であれば知っておきたいナンバーです。
Breezin’George Benson

幼少期からプロの道を目指し、ビバップ・スタイルの完成形とも言われる流麗なフレージングや洗練されたブルースフレーズで高い評価を集めているジャズギタリスト、ジョージ・ベンソンさんの楽曲。
1976年に発表され、代表作とも言われるアルバム『Breezin’』のタイトルトラックで、正確無比かつ高速のフルピッキングなど、ジョージ・ベンソンさんを象徴するテクニックが満載のナンバーです。
爽やかな曲調をさらに華やかに彩るギタープレイは、時間がたっても色あせない仕上がりとなっています。
ディストーションギターの派手なインストナンバーとはまた違った、ギターインストの奥深さを感じられる楽曲です。
Freeway JamJeff Beck

日本では世界3大ギタリストの1人として数えられる、イギリス出身のギタリスト、ジェフ・ベックさんの楽曲。
1975年にリリースされたアルバム『ブロウ・バイ・ブロウ』に収録されている楽曲で、当時ジャズ・ロックのようなアプローチに傾倒していたジェフ・ベックさんの趣向が垣間見えるナンバーですよね。
シャッフルビートのリズムに乗せたキャッチーなギターフレーズはもちろん、ギター以外の楽器からあふれる存在感も聴きどころな、まさにジャズの空気感を楽しめるスリリングなインストナンバーです。
NorthPrince

複数の楽器の演奏ができるマルチプレイヤーとしても知られるアメリカ出身のミュージシャン・プリンスさんの楽曲。
ギターインストと聴くとテクニック全開のギターサウンドが前面にフィーチャーされた派手なイメージがありますが、楽曲の雰囲気にあった最低限の音数からは、まさに引き算の美学を感じるのではないでしょうか。
ギターも楽器の一つでしかないと感じさせる立ち位置から印象的なフレーズを絶妙に入れ込んでいる、楽曲のテイストに寄り添ったギタープレイが心地よいナンバーです。
Spike’s SongFrank Gambale

アメリカ・ハリウッドのミュージシャンズ・インスティチュートを卒業後、同校で講師を務めながら周辺のジャズクラブなどでも演奏活動をおこなっていたというジャズギタリスト、フランク・ギャンバレさんの楽曲。
アルバム『A Present for the Future』に収録されている楽曲で、自身が発案したエコノミー・ピンキングや、スピードプレイの代名詞であるスウィープ・ピッキングという難易度の高い奏法を楽しめるフレーズが詰め込まれています。
フュージョンのような洗練された楽曲の中に自然に溶け込むようなギタープレイが心地よい、ギターインストが好きな方であれば押さえておきたいナンバーです。
#1090 〜Thousand Dreams〜松本孝弘

テレビ朝日系『ミュージックステーション』のオープニングテーマとして24年もの間愛され続けた、天才ギタリスト松本孝弘さんの代表作。
彼の愛器であるフェンダー・ストラトキャスターへの深い思い入れを込めたこの楽曲は、若者が音楽の道を志し、夢に向かって歩み出す姿を力強く描いています。
1992年3月にリリースされ、アルバム『Wanna Go Home』にも収録された本作は、エネルギッシュなギターサウンドとメロディアスな展開が見事に調和した、情熱を胸に秘めた人々の心に響く1曲です。
【オールジャンル】ギターインストの名曲を紹介!(21〜30)
SpainAl Di Meola, John McLaughlin, Paco De Lucia

伝説のギタリスト、パコ・デ・ルシアさん。
彼はフラメンコという閉鎖的なジャンルに居ながらも、キャリアを重ねてからは他のジャンルを取り入れた作品をリリースしていました。
その中でもフュージョン・ジャズが多く、キャリアの中期に入ってからは、ジャズ・ギタリストとの共演を多かったですね。
そんなパコ・デ・ルシアさんと、ジャズ・ギタリストのアル・ディ・メオラさんとジョン・マクラフリンさんが共演した作品が、こちらの『Spain』。
有名な楽曲なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
アル・ディ・メオラさんとジョン・マクラフリンさんが、圧倒的な実力を持つパコ・デ・ルシアさんに「こんな音色はどうだい?」といった感じで即興を仕掛ける様子も面白いので、そちらもぜひ注目してみてください!