京都RAG音楽義塾でベース講師をされているプロベーシストの長谷川晃さんに、オリジナルな「スタイル」を確立したジャズ・フュージョン系の「 お手本」となるようなエレクトリック・ベース・ プレイヤーをピックアップしてもらいました。
チェックすべきセッションマンばかりをプロのプレイヤー目線で紹介していただきましたので、気になったプレイヤーがいればぜひ調べてみてくださいね!
新たな音楽を知るきっかけになれば幸いです。
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もくじ
ジャズ・フュージョン界の偉大なベーシスト
Jaco Pastorius

この人が幾多のベーシストの中でも「別格」の扱いをされるのは、若くして亡くなったというヒロイックなその人生だけではなく、エレクトリック・ベースの演奏の真のイノベイターだから。
作曲家・アレンジャーとしてもすぐれた彼の自身のリーダーバンドでのステージ。
Will Lee

アンサンブルでベースが要求される役割って、タイトなリズム、音色の太さ、曲の経過とともにフレーズを展開させて持ち上げていくマネジメント力、そして何よりその人らしさだと思うけど、その点で、この人全部ある。
Anthony Jackson

本人曰く、J・ジェマーソンとJ・キャサディに影響を受けたというそのスタイルは、下を独特に支え、時として上部構造に絡みつく。
これは全盛期のチャカ・カーンのセッションだけど、M・ペトロチアーニやM・カミロのピアノトリオも素晴らしい。
Abraham Laboriel

そのスタイルは、物凄いテクニックに裏付けられているのに、同時にそれを上回るくらいのある種土着的な「歌」を感じさせてくれる。
音楽の基本構造を担う「ベース」として常にわくわくするようなパルスを与え続ける。
Marcus Miller

その洗練されたセンスによってスラッピング等のテクニックはもとより、楽曲へのアプローチ全般に一つのお手本とでも言うべき「スタイル」を築いた。
各時期に名演があるが、彼の比較的初期のゴリゴリな演奏を。
Stanley Clarke

昔、ご本人がインタビューで「コントラバスはめちゃくちゃ練習したけど、エレクトリックベースは、その、弾けちゃうんだ」みたいなこと言っててちょっと腹立ちました(笑)。
意外なとこではアレサ・フランクリンのレコーディングにも参加してたりします。