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【聴き過ぎ注意】イヤホン難聴、ヘッドホン難聴の症状と改善方法

イヤホンで大音量にして音楽を聴いていた。

あるいは、ヘッドホンで大音量にして音楽を聴いていた。

そのせいか、最近聞き取りにくさを感じる……。

ということは、ないでしょうか。

イヤホンもヘッドホンも大きな音で聴いているとその分、難聴になるリスクは高まります。

特に音楽を聴いている場合は、知らず識らず音を大きくしていたり、大音量にして聴くと非常に気分が良くなります。

では、聞こえにくくなってしまった場合、どのようにすれば良いのでしょうか。

そして、このような場合、どのような治療方法が考えられるのでしょうか。

こちらでは、イヤホン難聴、ヘッドホン難聴の症状から改善方法にいたるまで、記載していきます。

耳の聞こえが低下してしまった……と感じる方は、ぜひ聞こえの改善にお役立てください。

難聴の治療

まとめ

イヤホン、ヘッドホン難聴でも突発性難聴でも改善するには、早期治療をすることです。

聞こえにくい……と感じたら、すぐに耳鼻咽喉科に相談するようにしましょう。

遅くなるとどちらも聞こえを改善できなくなります。

放っておいても自然に治ることはありませんので、思うところがあれば、耳鼻咽喉科へうかがいましょう。

ただ実際のところ、イヤホン、ヘッドホン難聴は、聞こえなくなった直後が非常にわかりにくいため、ほとんどの方が徐々に進行してしまい、治療が難しくなります。

イヤホン難聴、ヘッドホン難聴の予防

この二つの難聴を予防するには、

この二つが必要になります。

どちらも音量を上げない防止策です。

遮音性をあげる

周囲が騒がしいと音量を上げなければ、聞こえにくくなります。

そのような環境では、音量を上げがちになるため、遮音性が高いイヤホン、ヘッドホンを使用し、音量を上げないようにする環境作りが重要です。

もちろん、静かな中でしか使用しないのであれば、遮音性は、気にしなくて構いません。

特に電車の中や車の中は、周囲の音量が大きいため、音量を大きくしがちです。

地下鉄の車内の音が80dBと記載されているところからも、周囲がうるさい状態であることがわかります。

このようなところで聴く場合は、遮音性が高いイヤホン、ヘッドホンを使用し、なるべく音量を上げないように気を付けると耳を悪くしにくくなります。

音を抑える

音のレベルとしては、60dBほどであれば、長時間使用しても難聴になるリスクは少なくなります。

60dBですと、普通の声の大きさですね。

そのくらいの音の強さで音楽を聴けば、難聴になるリスクを抑えられます。

普段聴いている音量が大きすぎる場合、物足りなさを感じるかもしれません。

この場合は、未来に向けてぐっとこらえるか、我慢しないで聴き続けるかの二択です。

その際、どちらを選ぶかは、ご自身の自由です。

まとめ

この二つを実践することで、難聴になるリスクは、抑えられると考えられます。

また、仮に大きな音を聴いた場合、聴いた時間の3倍は、耳を休ませましょう。

なお、60dBほどの音であれば、休ませる必要はありません。

イヤホン難聴、ヘッドホン難聴のまとめ

イヤホン、あるいはヘッドホンの聴き過ぎで耳の聞こえが低下しているかも?

と思うことがあれば、すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

必ずしも治るとは言えませんが、治る可能性があります。

そして、もし治療ができれば、その後は悪くしないようにしっかりと予防することも重要です。

この難聴予防の欄をご覧いただき、予防もしていきましょう。

これらのことをしっかり理解いただければ、より長く音楽を楽しめるようになります。

音楽lifeを長く楽しむためにもしっかり理解し、実行していきましょう。

なお、もし、耳の聞こえが低下し、治療ができなかった場合は、補聴器を装用して聞こえを補っていきます。

補聴器は、基本治療できないケースや治療したけれども難聴が残ってしまったケースに当てはまります。

このようなケースに聞こえを改善させる最終手段として補聴器は存在します。

補聴器が必要なくらい聞こえが下がるかは、不明ですが、補聴器で聞こえを改善させることもできます。

ただ、できれば、耳鼻科で治せるのが最もいいことです。

あとがき

イヤホン難聴、ヘッドホン難聴について記載してみました。

今後、増えるのではないかと言われているのが、このイヤホン難聴、ヘッドホン難聴です。

必ずしも治療できるわけではありませんので、確実性は薄いのですが、治療できるケースもあります。

異変を感じたらすぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

こちらの内容で少しでも難聴になる方が減れば幸いです。

ライタープロフィール

深井順一

パートナーズ補聴器代表

深井順一

聞こえにくい人を支援するお店、パートナーズ補聴器、代表。

生まれつき難聴者である事、補聴器の販売を行っている事、この二つの視点で、ブログを書いています。

Webには、補聴器や耳の情報が少ない事から、ブログを通じて、情報提供をしています。

ブログ:http://l-s-b.org

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