【高音注意!】歌うのが難しい高い曲
日本の音楽シーンはグルーヴの意識が低いかわりに、高音の楽曲がやたらに多いことで知られています。
特に最近はようやく日本も海外の音楽を本格的に取り入れ始めたので、楽曲のレベルが一気に上がりましたよね。
というわけで今回は、邦楽の高い曲をピックアップしました。
シンプルに音域が広い楽曲から、ピンポイントで高いパートがある楽曲、全体を通して高音域が続く楽曲など、幅広い観点からセレクトしましたので、ぜひ自分に合った楽曲を見つけてみてください!
【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(1〜10)
こたえあわせ大森元貴

Mrs. GREEN APPLEのボーカル大森元貴さんのソロ曲ですが、こちらの楽曲もやはり高い音が連発しています。
音域はG#3~B4なので女性は歌いやすいかもしれませんね。
大森さんのすごいところは地声と裏声の切り替えが他のアーティストよりかなり多いところですが、こちらは眉毛を常に上げて歌うと切り替えがスムーズになりますよ。
私の生徒さんも「大森さんの眉毛がずっと上がっている!」とよく言っているのでぜひ参考にしてみてください。
また、フレーズフレーズが長めの曲なのでブレス位置を決めてから歌うのをオススメします!
息が足りていないと裏声の部分で声が消えてしまうので腹式呼吸をしっかり意識しましょう。
難しいですがかわいい曲なので慣れてきたらるんるん気分で歌ってみてください!
Bye-Bye to youUVERworld

UVERworldの曲といえば、全体を通してずっと高音域なイメージがありますね。
ちなみにこちらの楽曲も最初から最後までずっと高い音が続くのと、音程がかなり上下しているので高音に慣れていない方は喉を使ってしまわないか心配なところです。
サビ最後のパン!
と上がる高い音はC5になっているので、まず初めにこの部分だけを瞬発的に出す練習をするといいかもしれません。
ボーカルTAKUYA∞さんのような力強い声を出すためには体感をしっかり支えること!
電車やバスに乗っているときに体がブレてしまうと丹田に支えが入っていない状態です。
それでは歌声もブレてしまうので下腹部にしっかり力を入れた状態で歌うようにしてみてください!
難しい曲なので焦らず練習してみてくださいね!
Walking with youNovelbright

出だしからイントロもなく急にサビから入る難易度がかなり高い曲です。
アップテンポでバンドらしい曲なので歌えたらかっこいいですよね!
曲全体の音域はG3~E5で、メロディーの中で音の上下が激しく1番と2番のAメロBメロの雰囲気が少し変わってきます。
なんか、覚えること多いですね(笑)。
1番はさらっといけても2番でつまずく方が多いかもしれません!
私の生徒さんも2番頭の英語を覚えるところから入りました!
また、言葉が多くなるところは手でリズムを取りながら歌いましょう。
ほぼ休憩もない曲でかなり大変ですがメロディーごとにクリアしていけばきっと歌えるようになりますよ!
頑張って!
Watch me!YOASOBI

元気で明るくてikuraさんの声がとてもかわいい曲ですよね!
聴いている分には楽しいですが、G3~F5の音域なので歌うとめちゃくちゃ大変です。
リズムがとてもわかりやすい部分もありつつ、YOASOBIらしくボカロ的なメロディーも出てきますね。
とくにAメロとサビは高音ということもあり出だしの言葉のアタックをしっかりハッキリしたいところです。
声がブレないようにお尻にキュっと力を入れて歌ってみてください。
Bメロは早いメロディーになるので歌詞を覚えてから歌うことをオススメします。
かわいらしい曲なので無表情にならず表情筋を常に上げておくのも大事です!
ピッチが下がらないようにニコニコで歌ってみてください!
orbitTK from 凛として時雨

『orbit』は出だしから切ない曲調で進んでいき「この曲はデスボイスないのかな?」と思うかもしれませんが、後半にしっかりデスボイスが入ってきていますね。
音域はA#3~G5と、さすがTKさんと言っていいほど高音はかなりのハイトーンです。
歌うときはほぼ裏声でいいかなと思いますが、注意点としては弱い裏声にならないようにすることです。
弱い裏声でずっと歌っていると息が足りないまま進むので、後半の強い裏声からのデスボイスがほぼできません!
裏声もデスボイスも思っているより強めにしっかり声帯から出すと楽ですよ!
また、TKさんの魅力は歌詞を歌うときの言葉の間だと思います。
一つひとつ丁寧に歌うと切なさも増し、よりすてきな歌声になりますね。
ダーリンMrs. GREEN APPLE

高音を得意とするバンドと聞かれて、多くの方はまず最初にMrs.GREEN APPLEを思い浮かべるのではないでしょうか?
毎度、難曲が多い彼らですが、新曲であるこちらの『ダーリン』でも、しっかりと難しいフレーズが登場します。
本作はロングトーンが非常に多い楽曲で、なかでも大サビ前のロングトーンは圧巻の難しさをほこります。
階段を駆け上がるような音階はミックスボイスが必至なので、高音が相当得意でなければ歌いこなすのは難しいでしょう。
ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)LiSA

幅広い世代の女性から人気を集めるアイドルグループ、Stray Kidsとアニソンシンガーの筆頭格として知られるLiSAさんによる楽曲『ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)』。
本作はラップ、ロングトーン、ファルセット、どの要素も難しい作品です。
特にサビのロングトーン中に登場するファルセットが難しく、大きな声量を維持しながらファルセットを歌いこなさなければなりません。
迫力のある歌い方に自信がある方は、ぜひチェックしてみてください。