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【高音注意!】歌うのが難しい高い曲

日本の音楽シーンはグルーヴの意識が低いかわりに、高音の楽曲がやたらに多いことで知られています。

特に最近はようやく日本も海外の音楽を本格的に取り入れ始めたので、楽曲のレベルが一気に上がりましたよね。

というわけで今回は、邦楽の高い曲をピックアップしました。

シンプルに音域が広い楽曲から、ピンポイントで高いパートがある楽曲、全体を通して高音域が続く楽曲など、幅広い観点からセレクトしましたので、ぜひ自分に合った楽曲を見つけてみてください!

【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(11〜20)

プロローグUru

【Official】Uru 『プロローグ』YouTube ver. TBS系 火曜ドラマ「中学聖日記」主題歌
プロローグUru

日本人女性シンガー、Uruさんの7作目のシングルで2018年12月リリース。

TBS系火曜ドラマ『中学聖日記』の主題歌にも採用されていましたね。

このUru、詳細なプロフィール等は一切非公開となっていますが、そのミックスボイス〜ファルセットを巧みに使った歌唱力は非常に高いものがありますね。

いわゆる「本格派シンガー!!」という歌唱ではありませんが、この「ナチュラルなうまさ」って実はカラオケネタとしては一番難しいんですよね。

本人に近い声質を持った人以外が歌うのは少々難しいかもしれませんが、できるだけ柔らかい歌唱ができるように注意して歌ってみてください。

モノマネ的に口先だけで歌ってしまうと、歌として成立しなくなる危険性が高いので、そこは注意が必要なところですよ!

カブトムシaiko

aiko- 『カブトムシ』music video
カブトムシaiko

aikoさんのメジャー通算4作目のシングルで1999年11月リリース。

11月にリリースでカブトムシ!?って思う方も多いかと思いますが、これはなんと! aikoさんご本人がカブトムシを冬の虫だと思い込んでいたことに起因するそうです。

なかなか面白いエピソードですね(笑)。

どちらかと言えば、本格的な超絶ハイトーンシンガーというよりは、ナチュラルな脱力系シンガーであるaikoさんの曲だけあって、この曲で必要になるハイトーンも柔らかい自然なハイトーンで、サビの締めの部分のファルセット(裏声)の使い方、地声との切り替えがうまくやれるかどうかがキーポイントとなるでしょう。

高音が得意で「これぐらい地声で歌えるよ〜!」という方でも、ここは原曲通りファルセットで柔らかく歌ってみてくださいね。

首のない天使女王蜂

『首のない天使(HEADLESS ANGEL)』Official MV
首のない天使女王蜂

女王蜂の名曲『首のない天使』。

女王蜂というと異常に高いファルセットを取り入れたボーカルが印象的ですよね?

本作はまさにそういった楽曲の一つで、まさしく高音注意なフレーズが多く登場します。

なかでも圧倒的な難易度をほこるのがサビ。

中低音をベースとしたBメロから急激に音程を上げて、非常に高いファルセットでサビを歌わなければならないのですが、ここのピッチコントロールがとにかく難しい!

加えて、ファルセットのパートが長いので、高い持久力も求められます。

高嶺の花子さんback number

back number – 高嶺の花子さん (full)
高嶺の花子さんback number

カラオケで大人気のbacknumberの名曲『高嶺の花子さん』。

音域はmid1E~hiDとかなり広めで、hiDに関してはサビで毎回登場します。

地声最高音はhiBで、これは全体で3回登場します。

この部分がミックスボイスを必要とするので、ブレークポイントを事前にしっかりと見極めておくことが上手に歌うコツと言えるでしょう。

その他にもhiAが何度も登場するので、歌い手の声域によってはBメロ、Dメロ、サビでミックスボイスを必要とするかもしれません。

僕のことMrs. GREEN APPLE

裏声とミックスボイスが特徴のMrs. GREEN APPLE。

このテーマに合う曲は、やはり『僕のこと』でしょう!

第97回全国高校サッカー選手権大会の応援歌として起用されています。

歌うときは、完全に裏声で歌う部分と、力強くミックスボイスで歌う部分を使い分けると、迫力も増し周りを圧倒させられると思います。

歌声を使い分けるときの注意点は、声を出す場所を変えてしまうと、バランスが悪くなり地声と裏声の切り替えもスムーズにできません。

常に声帯から声を出すように意識してみてくださいね。

声帯から前に声を出すか、うしろに向かって声を出すかで声の印象が変わります!

いろいろ試してみて、ご自分の歌いやすい方向に向かって声を出して歌うと、気持ちよく裏声もミックスボイスも出せますよ!

Say I doTravis Japan

Travis Japan – ‘Say I do’ Music Video
Say I doTravis Japan

今、日本で最も勢いのあるボーイズグループの1つ、Travis Japan。

こちらの『Say I do』は彼らの新曲で、若い女性を中心に大ヒットしています。

本作はややゆったりとしたダンスポップなのですが、聞いた印象以上に難しい作品です。

その要因はなんといっても低音のファルセットが多いこと。

地声とファルセットを入れ替えるフレーズがサビで何度も登場するのですが、その中で発声が難しい低音のファルセットが登場します。

この低音のファルセットというのは、音がブレやすいので、本作を歌いきれる方は間違いなく高い歌唱力を持っていると言えます。

【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(21〜30)

GOOD DAYMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE「GOOD DAY」Official Music Video
GOOD DAYMrs. GREEN APPLE

2025年9月にリリースされた本作は、人生を楽しむことをテーマに軽快なメロディーでつむがれたMrs. GREEN APPLEの名曲です。

彼らの楽曲はどれも音域が広いものが多いのですが、mid1B~hiDと本作も例に漏れず、非常に広い音域で構成されています。

特筆すべきはラストサビ。

ここではhiBが3回登場するのですが、全てミックスボイスで歌われています。

かなり高めですが、平均以上の高さの声域を持っていれば、ギリギリ歌えるとは思うので、薄く小さくミックスボイスを出していき、徐々に声量を上げていくトレーニングを中心に練習してみてください。