歌うのが難しいカラオケ曲。邦楽の名曲、人気曲
カラオケで難しい曲をさらっと歌いこなせたらとてもかっこいいですよね。
しかし、一口に「難しい曲」と言っても、難しさはさまざまです。
極端に音の高低差があったり、メロディやリズムが難解だったり、歌詞がすごく早口だったり、ラップパートや難しい英語パートが混じっていたり……。
今回はそんな、カラオケ上級者の方に向けて、難易度高めの曲をセレクトしてみました。
本記事を参考に、ご自慢の歌を披露して仲間たちの注目を集めてください!
歌うのが難しいカラオケ曲。邦楽の名曲、人気曲(1〜10)
クスシキMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEのボーカリスト、大森元貴さんといえばその卓越した歌唱力で知られていますよね。
大ヒットを飛ばしまくっているミセスですからカラオケでの人気も高いのは当然なのですが、実際に歌ってみたら大森さんのように全然歌えない……と絶望された方もきっと多いのでは。
2025年4月に公開された楽曲『クスシキ』も例にもれず、幅広い音域を自在にこなしつつ、リズミカルなパートと伸びやかなパートをシームレスにつないでいくメロディラインを完ぺきに歌い上げるのは非常に難しいと言わざるえませんね。
低音部分もファルセット部分も細やかなビブラートがかかっているのも大森さんの特徴ですし、この曲はリズム取りもかなり難しいため今回のテーマにはぴったりの曲でしょう。
ダーリンMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEにとっては2025年最初のリリースとなった配信限定シングル『ダーリン』は、ストリングスを大々的に導入した壮大なバラード曲です。
やはりバラードというのは基本的にシンガーにとっては実力が問われるものですが、まさに卓越した歌唱力を持つ大森元貴さんにとっては本領発揮といったところですね。
幅広い音域や自然なビブラートにミックスボイスを自在に操る高度な技術、絶妙なボリュームコントロールを最大限生かしたメロディラインは非常に難しく、特に後半のサビ前の段階的に音が上がっていくところなども難易度が高いですね。
我こそは、という方はぜひ挑戦してみてください。
IN THE RAINXG

2025年4月には世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ」で日本人として初めてメインステージのトリを務め、ワールドツアーも成功させてますます勢いに乗るXG。
アグレッシブなラップも美しいメロディも自在に操る高いスキルを持つメンバーぞろいのグループですから、カラオケで彼女たちの楽曲に挑戦して挫折してしまった方もいるかもしれません。
今回紹介する『IN THE RAIN』は彼女たちのメロウな一面が強調された楽曲で、全員が歌えるという強みを生かした現代的なR&B風の楽曲で、やはり相当な歌唱力が要求されるナンバーです。
主旋律だけ取り出せばそこまで複雑なメロディラインというわけではないですが、複雑に絡み合うコーラスやハーモニーまで含めるとさすがに再現は困難ですから、まずはメインのパートだけを練習してラップ調のパートは友だちに任せる、といった形で役割分担するのもいいかもしれません。
BOW AND ARROW米津玄師

羽生結弦さんが出演したMVも大いに話題を呼んだ、米津玄師さんによる楽曲『BOW AND ARROW』。
TVアニメ『メダリスト』の主題歌でもあり、フィギュアスケートのように流麗な疾走感を生み出すドラムンベース風のトラックは非常に現代的ですし、米津さんの見事なソングライティングセンスが際立つ楽曲となっていますね。
米津さんの高音ボーカルを生かしたメロディラインは音域の幅も広く、音程の上下の落差も激しいため難易度は高めですが、それに加えて特にこういったトラックを聴き慣れていない方であればリズム取りも難しく感じられるでしょう。
まずは楽曲を何度も聴いて、リズムとメロディ、そして歌詞がどのような形で構成されているのかを把握した上で練習してみましょう。
J.O.K.E.R.MAZZEL

SKY-HIさんが率いる「BMSG」所属、新進気鋭のダンスボーカルグループとして人気のMAZZEL。
2025年2月に発表された『J.O.K.E.R.』はトラップ風のソリッドかつクールなダンスナンバーで、低音を利かせた力強いラップからファルセットで魅せるメロディまでメンバーのスキルフルなパフォーマンスを楽しめる楽曲です。
当然ながらカラオケで挑戦するには水準以上のスキルが求められますし、一人で再現するのは不可能に近いですから友だち同士で歌うのがいいでしょう。
ビートをしっかりと意識して、メロディもグルーヴの一部としてとらえてみるのもおすすめです!
賜物RADWIMPS

2025年3月から放送されているNHK連続テレビ小説『あんぱん』の主題歌に起用されたRADWIMPSの『賜物』は、約4分50秒の中に圧巻の情報量の多さが詰め込まれた楽曲で一聴しただけではその全貌はつかめないほどの挑戦的な曲に仕上がっていますね。
昭和歌謡的な面もありファルセットを織り交ぜたリズミカルなラップ風の歌唱もあり、どこか童謡風のパートもあり、忙しなく展開してく楽曲はバンドにとっても新たなレベルへと達した感もありますが、この曲をカラオケで歌うとなれば非常に困難であることは明白でしょう。
音域も幅広くリズム取りも難しいということで、さらには曲の展開をきっちり覚えて望まないと置いてきぼりになってしまいますから、まずは曲の全貌をつかむまでは繰り返し聴くといいでしょう。
50%Official髭男dism

J-POPにR&Bやソウルをはじめとしたブラックミュージックの要素や、ポップロックの要素を落とし込んだ音楽性で知られるバンド、Official髭男dism。
常にヒットチューンをドロップしているため、すでにレパートリーに入っている方も多いと思いますが、新曲であるこちらの『50%』は特にオススメです。
本作は非常に変則的なリズムが特徴で、中盤で曲調がガラッと変わります。
加えて、Official髭男dismの楽曲らしく、高音パートや急な音程の上下が多いため、相当な難易度をほこります。