歌うのが難しいカラオケ曲。邦楽の名曲、人気曲
カラオケで難しい曲をさらっと歌いこなせたらとてもかっこいいですよね。
しかし、一口に「難しい曲」と言っても、難しさはさまざまです。
極端に音の高低差があったり、メロディやリズムが難解だったり、歌詞がすごく早口だったり、ラップパートや難しい英語パートが混じっていたり……。
今回はそんな、カラオケ上級者の方に向けて、難易度高めの曲をセレクトしてみました。
本記事を参考に、ご自慢の歌を披露して仲間たちの注目を集めてください!
歌うのが難しいカラオケ曲。邦楽の名曲、人気曲(1〜10)
ロックスターAdo

素顔を見せない覆面シンガーとして10代の若さで頭角を現し、2020年のメジャーデビュー以降は破竹の勢いでシーンを席巻しているAdoさん。
一度聴いたら忘れられない歌声は圧倒的な声量と幅広い表現力で支えられており、力強いシャウトもファルセットも独特の色気を感じますが、自身が尊敬しているという椎名林檎さんの影響が如実に出た楽曲が2025年4月に公開されました。
初のベストアルバム『Adoのベストアドバム』に収録されている『ロックスター』というストレートなタイトルに恥じない、ハードなロックサウンドを軸としたAdoさんのアグレッシブな面が全面に押し出された楽曲となっていますね。
楽曲の構造自体は割合にシンプルなハードロックでメロディラインもそこまで複雑なものではないですが、Adoさんのドスの効いた低音から艶っぽさのある力強いファルセットまでを歌いきるのは非常に難易度が高そうです。
声帯をしっかりと閉じて腹式呼吸をきっちりマスターした上でシャウトしないとすぐに喉を傷めてしまいますから、その辺りも注意してくださいね。
AWAKE星街すいせい

今、最も音楽シーンで輝いているVTuber、星街すいせいさん。
ホロライブ所属のVTuberで、配信はもちろんのこと、音楽シーンで大活躍を見せていますね。
そんな彼女の楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『AWAKE』。
本作はスタイリッシュなダンスミュージックといった感じで、ボーカルラインには浅いフェイクや細かいファルセットが何度も登場します。
リズムも変則的なので、歌いこなすには相当な音楽センスが必要と言えるでしょう。
Rollin’Out feat. PlayssonJASMINE

R&Bやソウル、ゴスペルに根差した圧倒的な歌唱力を武器に人気を博す実力派シンガーソングライター、JASMINEさん。
2024年10月にリリースされた楽曲『Rollin’Out feat. Playsson』は、洗練されたシティポップ風のアレンジと90年代的なR&Bの要素が絶妙にブレンドされたしゃれた味わいのナンバーに仕上がっており、夜のドライブでぜひ聴きたい見事なキラーチューンですね。
グルーヴを意識したメロディラインは、特に慣れてない方にとっては非常に難しいものですし、一般的なJ-POPとは違ってAメロやBメロにサビといった分かれ目が曖昧というか非常にシームレスにつながっているため、ややもすれば淡々となってしまわないように歌いこなすのは相応のテクニックが必要ですね。
ラップが得意な男性をデュエット相手に迎えた上で、ぜひ挑戦してみてください!
歌うのが難しいカラオケ曲。邦楽の名曲、人気曲(11〜20)
C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITOONE OK ROCK

日本のみならず、世界でグローバルな活動を続けるONE OK ROCKのボーカリストを務めるTakaさんと言えば、幅広い音域からシャウトまで難なくこなす高い歌唱力の持ち主としても知られていますよね。
そんなTakaさんに憧れている方々は多くいるとは思いますが、今回はカラオケでの歌唱の難易度の高い曲ということで『C.U.R.I.O.S.I.T.Y.』を紹介します。
2025年2月にリリースされたアルバム『DETOX』の収録曲で、沖縄出身のラッパーであるCHICO CARLITOさんと、ハイブリッドなメタルコアを鳴らして人気を博すPaleduskが参加したアグレッシブなラウドロックに仕上がっていますね。
全編英語詞、抑制を利かせたパートから高音シャウトにメロディアスなパートまで忙しく行き来する上に、ラップやグロウルまでこなす必要がありますから、Takaさんのパートだけでも厳しいという方はラップやグロウルが得意な友だちを誘って複数でカラオケで臨んでみることをおすすめします!
ROSEHANA

2025年、最も注目を集める存在の一つとっても過言ではない女性7人グループのHANA。
ちゃんみなさんがプロデューサーを手掛けており、ヒップホップやR&Bなどを自在に行き来するスタイルは世界基準のサウンドの完成度の高さで内外に衝撃を与えました。
そんな彼女たちのデビュー曲『ROSE』は2025年4月に発表され、MVはYouTubeでの公開から3週間で1,500万回再生を記録するなど新人とは思えないヒットを記録、7人のポテンシャルの高さを知らしめました。
「口パク禁止」を掲げる彼女たちの実力は公式で公開されているライブパフォーマンスを見れば一目瞭然ですが、当然カラオケで歌うとなれば相応の歌唱力が求められますね。
高音から低音まで力強く歌い上げるR&B風の歌唱からソリッドなラップまで、歌に自信のある友だち同士で再現できればその日のカラオケの主役の座は間違いないでしょう!
IS THIS LOVEXG

全員が日本人のメンバーとして、史上初めて世界的に有名な音楽フェスティバル、コーチェラ2025でのステージでトリを務めたことも記憶に新しいXG。
全員が卓越したラップスキル、歌唱スキル、ダンススキルを持っており、デビュー時からずっと全編英語詞を基本とした楽曲はまさにジャンルをこえた「X-POP」を証明し続けているのですね。
今回紹介している楽曲『IS THIS LOVE』は2024年11月にリリースされたミニアルバム『AWE』に収録されており、後にリカットされてMVも公開、メロウでいてクールなビートが心地良い彼女たちの歌唱力の高さを存分に味わえる名曲となっています。
メロディアスなラップからサビの伸びやかなメロディの美しさは特筆すべきものですが、全編英語の歌詞というのも含めてカラオケで歌うには正直ハードルがかなり高いですね。
耳に残るサビの部分は主旋律を歌うだけならそこまで難しくないかもしれませんが、彼女たちならではのハーモニーやコーラスも再現したいのであれば複数でそれぞれの得意なパートを分けて歌ってみるといいですよ!
Synchrome (with suis from ヨルシカ)TK from 凛として時雨

「TK from 凛として時雨」のTKさんといえば、一聴してそれと分かる超個性的なハイトーンボイスの持ち主で知られていますよね。
2025年4月にリリースされたこちらの『Synchrome』も、TKさんの強烈なハイトーンが炸裂する疾走タイプの美しさとアグレッシブさとが共存した新たな名曲です。
ヨルシカのsuisさんをゲストに迎えた男女デュエットという楽曲ながら、男性側のメロディも女性と変わらないくらいの音域というのがすごいですよね。
ある程度高音が出せるという方でもハードルが高く、メロディラインの上下も激しくブレスのタイミングを間違えたらすぐに歌えなくなってしまうでしょう。
まずはパートごとに少しずつ練習して、楽曲のスピード感にも慣れていくように頑張ってみてください。