カラオケで歌うのが難しい曲、みなさんどうやって練習しているのでしょうか?
高音が出ない、息が続かない、リズムが取れない…そんな悩みを抱えながらも、あの難曲を完璧に歌えたらかっこいいのに!
と思うことありませんか?
実は難しい曲こそ、コツさえつかめば意外と歌えるようになるんです。
この記事では、カラオケで挑戦したくなる難曲の特徴や、上手に歌うためのテクニックをご紹介します。
あなたの憧れの曲を、ぜひ一緒にマスターしていきましょう!
【歌唱力に自信がある方向け】カラオケで挑戦する難しい曲!(1〜10)
らしさNEW!Official髭男dism

『劇場アニメ ひゃくえむ。』の主題歌に決定している曲で、非常に髭男らしい難関曲になっています。
リズムはわりと淡々としていますが、言葉数が多くブレスの難しさがあり、高低差もとても激しいです。
Cメロ部分、サビ部分は「ここで音上がるの?」と思う方が多いと思います。
歌い始めたらほぼ休憩がなく次から次へとメロディが続くので相当な覚悟が必要です(笑)。
まずは歌詞とメロディをしっかり覚えましょう!
Aメロはわりと穏やかに歌えそうですが、Bメロからブレス場所を考えないと大変です。
全部100%で歌わずに、少しずつ声を出すイメージで歌い、高音で全部出し切るバランスがいいです!
ブレスができそうな場所一瞬一瞬を逃さないようにしてください。
また、高音から低音になる部分は、ピッチが落ちやすく喉を使ってしまうので眉毛を上げっぱなしにして歌ってみてください!
太陽が昇らない世界NEW!Aimer

『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』の主題歌にもなっているこちらの曲、音域はE3~E5あたりまで使われていて初見で歌うにはかなりレベルが高いと思います。
私も初めて聴いたとき、Aimerさんが英語っぽい歌い方をしていたので「洋楽なのかな?」と思いましたが、しっかり日本語でしたね(笑)。
Aメロは低音部分でフレーズを一つずつ歌っていますが、Bメロあたりからだんだんと感情的になってくる印象です。
高音もたくさん出てきますが、地声で声を張るより裏声の強い歌い方にすると、切なさと力強さが際立って曲の雰囲気に合ってくると思います!
低音~高音部分は、常に眉毛を上げてピッチが安定するように意識して歌ってみてください!
ビビデバNEW!星街すいせい

星街すいせいさんの『ビビデバ』は、2024年に「激ムズラップ」「最難関曲」ということでYouTubeなどで話題になりましたが、みなさんご存知でしょうか?
実際に私の生徒さんも挑戦していましたが、初見ではかなり難しい曲でメロディの予測ができないなと思ってレッスンしていました。
リズム、音程はもちろんのこと、早口の部分やラップ部分もあり、いろんな要素が入った曲です。
歌いこなせたらとっても楽しく気持ちいい曲ですね!
サビは語尾で裏声になるところが多いので、表情筋を上げて常に眉間で音程を取りつつ眉間から頭にかけて声を出すイメージで裏声に切り替えましょう!
手を頭の方にかかげて歌うとイメージがしやすく声も出しやすくなりますよ!
言葉が多い部分は全部をハキハキ言わず、メロディに乗るように流れて歌うようにしてみてください!
クスシキMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEのボーカリスト、大森元貴さんといえばその卓越した歌唱力で知られていますよね。
大ヒットを飛ばしまくっているミセスですからカラオケでの人気も高いのは当然なのですが、実際に歌ってみたら大森さんのように全然歌えない……と絶望された方もきっと多いのでは。
2025年4月に公開された楽曲『クスシキ』も例にもれず、幅広い音域を自在にこなしつつ、リズミカルなパートと伸びやかなパートをシームレスにつないでいくメロディラインを完ぺきに歌い上げるのは非常に難しいと言わざるえませんね。
低音部分もファルセット部分も細やかなビブラートがかかっているのも大森さんの特徴ですし、この曲はリズム取りもかなり難しいため今回のテーマにはぴったりの曲でしょう。
手紙NEW!Uru

Uruさんの『手紙』は、2025年8月13日にデジタルシングルとして配信リリース、8月15日公開の映画『雪風 YUKIKAZE』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。
Uruさん特有の繊細でキレイな裏声が目立つ曲で、歌うときは息づかいや低音と高音のバランスに注意するのがポイントです。
初めのAメロとラスサビ後はC3くらいの低い音になるのでピッチが下がらないように気を付けたいですね。
喉を使って歌ってしまうと高音に上がった時にそのまま喉声になってしまうので全体的に声帯から声を出せるようにしましょう!
眉毛をしっかり上げておいて、目の前にゆっくり声を置くように低音を出してみてください。
また、サビは急に高音になるので常に頭を響かせるイメージで真上に向かって声をだすと裏声は楽に出るようになってきますよ!
ベテルギウスNEW!優里

優里さんの『ベテルギウス』は、私の生徒さんも男女問わず練習していた方がとても多かったです。
レッスンをすればするほど「この曲難しいな~」と思っていたので歌唱力に自信がある方にはピッタリですよ!
全体の音域はD3~D5で高めの曲です。
やはり難しいところはサビとCメロですね。
歌い始めると休憩がない、ブレスができない、優里さんのように裏声の切り替えができないと悩む方が多いのではないでしょうか?
優里さんの曲は歌い始めると休憩がない曲がほとんどなので、声量を何%で出すか?
というバランスが大事です。
ブレス位置は、全部を伸ばして歌うと絶対にブレスする場所を見失うので語尾を切るように歌って少しの間を作りましょう。
そこの部分でブレスするのを忘れないでください!
裏声の切り替えをしたい場合は、脱力してふわっと上に抜くように歌うと自然と裏声になるのでぜひやってみてください!
Fighting My WayNEW!初星学園,Giga,花海咲希

学マスと呼ばれている、ゲーム『学園アイドルマスター』のキャラクターソングで、私の生徒さんがラスボスと呼んでいた花海咲季さんのソロ曲です!
この曲は私もカラオケで歌ってみたことがあるのですが、なんとなく聴いているだけでは絶対に歌えない曲でした!
テンポも速いですし、たたみかけるようにメロディが続くので、しっかり聴き込んで口ずさめるようにならなきゃカラオケではなかなか難しいです。
それこそ学マスは、ボカロPが作る曲が多いので難易度が高い曲がほとんどだそうですよ。
聴いているだけでも楽しい曲なので、歌えたらかっこいいし気持ちいいですよね!
曲を覚える際にハミングするのがオススメです!
ハミングは喉を使って思いっきりやるのではなく、眉間が響くように軽くやってみてください!