裏声が多い曲を歌いたい。カラオケで裏声の練習にもなる楽曲
カラオケで裏声が出るようになりたい!
でも練習曲の選び方がわからない……。
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
実は裏声の練習には、メロディの起伏や音域が適度な楽曲を選ぶことが上達への近道なのです。
今回は、裏声を効果的に練習できる曲の特徴や、カラオケで実践しやすい曲をご紹介します。
気軽にチャレンジできる曲から、徐々にステップアップできる曲まで、あなたの声域に合わせて楽しく練習できる曲が見つかるはずです!
裏声が多い曲を歌いたい。カラオケで裏声の練習にもなる楽曲(1〜10)
Actor幾田りら

幾田りらさんが作詞作曲された楽曲で、テレビアニメ『SPY×FAMILY Season 3』のエンディングに起用されています。
YOASOBIのボーカルとして知られている幾田りらさんの歌声は、透明感のある歌声で有名かと思います!
『Actor』は、メロディラインがあまり難しくなく、音域も高すぎない構成に仕上がっています。
他の楽曲より覚えやすく、歌いやすいと思いますよ!
曲を聴いてみると、Aメロは結構な低音ですね……ビックリした顔で喉を開いてから、息を流すように歌うのがオススメです。
サビになるとほとんど裏声で歌ってもいいかもしれません。
しかし、明るい曲調なので弱い裏声にならないようにしたいですね。
常に頭を響かせるイメージでしっかり息を声を出すように歌ってみてください!
僕のことMrs. GREEN APPLE

裏声とミックスボイスが特徴のMrs. GREEN APPLE。
このテーマに合う曲は、やはり『僕のこと』でしょう!
第97回全国高校サッカー選手権大会の応援歌として起用されています。
歌うときは、完全に裏声で歌う部分と、力強くミックスボイスで歌う部分を使い分けると、迫力も増し周りを圧倒させられると思います。
歌声を使い分けるときの注意点は、声を出す場所を変えてしまうと、バランスが悪くなり地声と裏声の切り替えもスムーズにできません。
常に声帯から声を出すように意識してみてくださいね。
声帯から前に声を出すか、うしろに向かって声を出すかで声の印象が変わります!
いろいろ試してみて、ご自分の歌いやすい方向に向かって声を出して歌うと、気持ちよく裏声もミックスボイスも出せますよ!
プラットフォームUru

繊細で透明感あるボーカルが特徴のUruさん。
『プラットフォーム』は、2025年10月15日にリリースされました。
テレビアニメ『永久のユウグレ』のオープニングテーマとして起用されています。
基本的に息が多く裏声ベースで歌われているUruさんの楽曲は、裏声で歌いたいときにピッタリだと思います!
『プラットフォーム』は、明るい曲調のため、他の曲よりわかりやすい裏声ではありませんが、裏声を強くしたような歌声で歌われていますね。
同じような発声で歌うには少し上級者向けかもしれません。
でも大丈夫!
とにかく息をつかって声を出す練習を何度もしていると、少しずつ強く出せるようになってきますよ!
透明感ある歌声、目指してみてくださいね!
花中孝介

島唄の要素をポップスに融合させるなど、独特の音楽性を持つ中孝介さん。
『花』は、森山直太朗さんが中孝介さんの声質、世界観を考えて書いた曲と言われています。
私の生徒さんも練習していて「キレイな曲だな」といつも思って聴いています!
中さんは抜け感のある歌声で、裏声への切り替えも全然違和感なく、とてもキレイですよね。
『花』全体の音域は、E3~B4と、地声でも十分歌いやすいと思いますが、せっかくなら裏声もつかって切なさを出しましょう!
裏声が苦手な方は、力まないように優しく歌うところから始めてみてください!
息をしっかり吸って目の前に声を出すイメージで歌います。
サビの裏声への切り替えもスムーズにできるようになるので、表情筋も上げっぱなしにするのがオススメですよ!
Mirror feat. 斎藤宏介家入レオ

2025年10月8日に配信リリースされ、日本テレビ系水曜ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』の主題歌として書き下ろされています。
家入レオさんが、UNISON SQUARE GARDEN、TenTwentyのギターボーカル斎藤宏介さんとコラボしている曲です。
とても高い音域なのに同じ音域で歌っているお二人の歌声が本当にキレイな楽曲です。
お一人で歌っても、もちろんすてきですが、どうせなら男女ペアで歌いたいですよね!
ただ、ここまで高い音域で歌える男性を探すのはなかなか難しいと思います……。
歌うときに意識してほしいことは、基本的に息をつかって強めに発声することです。
頭を鳴らしながら声を出すようにすると、少しずつ近づいた声で歌えます。
体幹も大事ですよ!
ふたりごとRADWIMPS

RADWINPSのメジャー3作目、通算6作目のシングルで2006年5月リリース。
この曲でのファルセットの使われ方は、ハイトーンでの「柔らかさ」「やさしさ」の表現のためのファルセットですね。
息漏れを多くさせたファルセットボイスが曲の前半で非常に効果的に使われています。
この前置きがあるおかげで、曲後半から地声でダイナミックに歌うハイトーンが曲を通しての歌唱表現の中でとても活きています。
カラオケで歌うときも曲の前半、後半でのコントラストをはっきりとつけて歌うといいでしょう。
ただ、曲の前半で聴ける、一聴すると脱力したようなボーカル、実際に歌ってみると、この歌い方で安定した歌唱にするのはかなり難易度が高いと思いますので、とくにピッチなど十分に気をつけてくださいね。
三文小説King Gnu

井口さんのキレイなハイトーンが続く曲です。
2020年の曲で、日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』の主題歌として使われていますね。
King Gnuといえば、常田さんの世界観と井口さんのハイトーンがキレイにマッチしているバンド。
原曲キーで歌える方も少ないかもしれませんが、今回は裏声がテーマなので原曲キーで歌うことに意味があります!
歌うときは、声を張るより息を流して頭を響かせるイメージです。
メロディラインも階段のような部分があり難しいかもしれませんが、裏声を安定して出せるようになると、地声で歌うより音程は取りやすいのです。
ただ、体幹も大事なので体がブレないようにしっかり下腹部を意識しましょう。
「ふっふっ」と瞬発力を意識して歌うといいですよ!







