裏声が綺麗なカラオケソング
最近はK-POPの流入により、ひと昔前と比べて、邦楽の難易度がはるかに上がりました。
またリスナーの需要も少しずつ変わってきており、高音ボイスのアーティストも増えつつあります。
このような背景もあって、近年の楽曲の大半はファルセット(裏声)が登場します。
そこで今回は、裏声が綺麗なカラオケソングをピックアップしました!
単純に綺麗な裏声が出やすい楽曲というだけではなく、カラオケでのウケも考えて選曲いたしましたので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
裏声が綺麗なカラオケソング(1〜10)
DearMrs. GREEN APPLE

「美しいファルセットの使い手は誰か」と聞かれれば、若い世代は口をそろえてMrs.GREEN APPLEの大森元貴さんをイメージするのではないでしょうか?
確かに、Mrs.GREEN APPLEの楽曲はどれも高難度のファルセットが登場しますよね。
そんな彼らの楽曲のなかでも、特にファルセットが美しい作品としてオススメしたいのが、こちらの『Dear』。
低め~やや高めのファルセットが何度も登場するので、ファルセットのコントロールを鍛えたい方にオススメです。
AWAKE星街すいせい

今、音楽シーンで最も活躍しているVTuber、星街すいせいさん。
ホロライブを代表するアーティストで、『ビビデバ』では全国的な人気を集めましたね。
そんな彼女の楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『AWAKE』。
イントロからAメロはアートコアに近い爽やかなメロディーで、そこからヒップホップ調に変化し、サビではハウス調のダンスミュージックに変化します。
パートごとに効果的な裏声が登場するので、スムーズで美しい裏声を味わいたい方にオススメです。
familieMrs. GREEN APPLE

裏声が多いバンドといえば、多くの方がMrs.GREEN APPLEを思い浮かべるのではないでしょうか?
ボーカルの大森元貴さんは日本の有名アーティストのなかでも、屈指のハイトーンボイスを持っており、ミックスボイスやファルセットを使うような声域でバツグンのピッチコントロールをほこります。
こちらの『familie』は、そんな大森元貴さんの高音パートでの正確性が味わえる作品です。
難易度は高いですが、絶対に発声できない高さのパートは登場しないので、高音に自信のある方はレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
新しい恋人達にback number

back numberの名曲『新しい恋人達に』。
長年にわたって、一貫したスタイルで名曲を量産し続けていますよね。
そんな彼らの楽曲のなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『新しい恋人達に』。
本作でも、例にもれずback numberのスタイルは健在で、感動的なバラードに仕上がっています。
細さと温かさが目立つ裏声が非常に多い作品なので、迫力というよりは、聴き心地の良い作品と言えるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
風神Vaundy

Vaundyさんの新曲『風神』。
ドラマの主題歌にもなった本作は、一般的な邦楽にはない独特の展開が持ち味。
なかでも特徴的なのは、AメロとBメロでしょう。
ネオソウルというソウルミュージックとファンク、ジャズなどをミックスしたジャンルに近い構成のため、スタイリッシュかつチルな仕上がりが特徴です。
そんな本作の裏声パートは、良い意味で力が抜けた印象です。
休符そのものがアクセントになっているため、裏声とともにグルーヴを感じれる名曲と言えるでしょう。
ただ君に晴れNEW!ヨルシカ

ボイトレで生徒さんと「ヨルシカの晴れシリーズ」とよく言っていました!
その中から『ただ君に晴れ』は、音域はあまり高すぎない分、Aメロのリズムが独特なので、切る部分や止める部分がポイントですね。
ドラムをよく聞いて手を叩きながら歌ってみるとわかりやすいと思います。
また、大きい声で歌いすぎないようにしっかり体を響かせましょう。
人間の体は楽器のように頭や胸が響きます。
この曲はどちらかというと、ところどころ裏声もあるので頭を響かせると歌いやすいです。
優しくハミングしてみて鳴っている場所を確認してみてください。
眉間あたりが鳴っていると、とてもいいですよ!
その優しい感覚のまま歌声にして歌うと、裏声ベースの声になって音程も取りやすくなります!
力まないのがポイントです!
unravelAdo

Adoさんの名曲カバー『unravel』。
本作は人気バンド、凛として時雨のフロントマンであるTKさんの楽曲をカバーした作品で、原曲にはないダーティーで情緒にあふれた歌い方で人気を集めました。
そんな本作はファルセットが楽曲のいたるところで登場する作品です。
声を震わせるようなファルセットは基本的にNGとされていますが、本作はリリックとの相性を鑑みるに、声を震わせて表現を重視しながらファルセットを歌うべき作品と言えるでしょう。