声が低い女性に歌いやすいカラオケ曲
ご自身の低い声にある種のコンプレックスをお持ちで、歌うことに消極的になってしまっている女性って意外に多いんじゃないでしょうか。
特に最近の曲はボーカルメロディで高い音が使われていることも多く、いくらカラオケでキーを調整できるとは言え、それだけではなかなか対応できず、お友達とカラオケに行くたびに選曲に悩まれていませんか?
今回はそんな悩みをお持ちの方へオススメの楽曲をセレクトしてみましたので、ぜひお役立てください!
女性アーティストの曲だけでなく、男性アーティストの曲もピックアップしたので、カラオケのレパートリーもかなり広がりますよ。
男性ボーカル曲をキー調整なしに歌えるというのは声の低い女性の大きなアドバンテージですからね!
女性アーティスト(1〜5)
声が低い女性にオススメのカラオケ曲!
昔と違い最近の低音女性アーティストはR&Bやネオソウルといったブラックミュージックのジャンルに集約しています。
今回ご紹介する楽曲も、そういったクールでドープな作品が盛りだくさん!
具体的なボーカルテクニックも交えて解説しているので、歌唱力に自信がない方でも安心です。
カプセルaiko

aikoさんの新曲『カプセル』。
aikoさんというとファルセットをはじめとした高音のフレーズが印象深いかと思いますが、実は低音域にも魅力を持ったアーティストでもあります。
本作はそんなaikoさんの低音域を味わえる作品です。
音域はやや広めなのですが、それはBメロが高いだけであって、サビでは低音を主体としたボーカルラインに仕上げられています。
声量が落ちがちなサビなので、しっかりと倍音を意識して、音の小ささを音の広がりでカバーしましょう。
全体的にはクセのない歌いやすいボーカルラインなので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
へびヨルシカ

ヨルシカの最新曲『へび』。
以前リリースした『アポリア』から低めの楽曲をリリースし続けているヨルシカですが、今回の新曲も誰もが歌いやすい狭い音域にまとめられています。
本作はヨルシカの特徴である、めちゃくちゃに低いフレーズは登場しません。
低い作品というよりは音域の狭い作品といった感じで、それに合わせてか、ボーカルラインも起伏の少ないゆるやかなものに仕上げられています。
演奏がやや静かなので、ボーカルが悪目立ちしないよう、フェードアウトや息づかいを意識して歌いましょう。
十戒Ado

Adoさんというと中高音域でのシャウトやさまざまな表現を用いた高音域が印象深いのではないでしょうか?
確かにそういった部分も魅力なのですが、実は低音域も大きな魅力を秘めています。
中森明菜さんの名曲をカバーしたこちらの『十戒』では、そんなAdoさんの低音をたっぷりと味わえます。
古い楽曲ということもあって、ボーカルラインは非常にシンプルな仕上がりです。
その分、現代のポップスのようにごまかしは効きませんが、ピッチを追うことは簡単ですので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
鏡に恋して礼賛

お笑いコンビ、ラランドのサーヤさんと川谷絵音さんなどが中心になって結成されたバンド、礼賛。
異色の経歴を持ったメンバーで構成されたバンドですが、決してイロモノというわけではなく、ハイセンスな音楽性で批評家からも高く評価されています。
そんな礼賛の新曲が、こちらの『鏡に恋して』。
ダウナーな音楽性が印象的な礼賛の楽曲としては、かなり明るい曲調の楽曲なのですが、音域が広いわけではありません。
特にAメロは声が低い女性の魅力を引き立ててくれるでしょう。
フォールというボーカルテクニックを使うと、一気に洋楽っぽい歌い上がりになるので、ぜひこのテクニックを習得した上で挑戦してみてください。
Negotiation妖艶金魚

日本のR&Bシーンでも特にセンスが良いことで、コアな音楽マニアから高い評価を集めているR&Bデュオ、妖艶金魚。
ヒップホップ色の強いR&Bが特徴で、マイナーながらも名曲をいくつも作り出しています。
そんな彼女たちの新曲であるこちらの『Negotiation』は、エリカ・バドゥさんやローリン・ヒルさんをイメージさせるネオソウル調の楽曲で、メロディアスなラップと絶妙なコーラスが登場します。
どのパートも低音~中低音域で構成されているので、グルーヴこそ必要ですが、声域面では声が低い女性にとって非常に歌いやすい作品と言えるでしょう。