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裏声が綺麗なカラオケソング

最近はK-POPの流入により、ひと昔前と比べて、邦楽の難易度がはるかに上がりました。

またリスナーの需要も少しずつ変わってきており、高音ボイスのアーティストも増えつつあります。

このような背景もあって、近年の楽曲の大半はファルセット(裏声)が登場します。

そこで今回は、裏声が綺麗なカラオケソングをピックアップしました!

単純に綺麗な裏声が出やすい楽曲というだけではなく、カラオケでのウケも考えて選曲いたしましたので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

裏声が綺麗なカラオケソング(41〜50)

シュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」ショートVer.
シュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDEN、10作目のシングルで2015年5月リリース。

アップテンポの軽快な曲で、聞いているだけで楽しい気分になれます。

さて、このボーカルの斎藤宏介、なかなか個性的な声をしていますね。

おそらく地声自体がとても高いのだと思いますが、この中性的な高音成分主体の声は非常に魅力的です。

全編ファルセット成分を多くしたミックスボイスで歌っているようにも聞こえますが、Bメロ部分で一瞬出てくるパワフルな歌唱も侮れないものがあります。

本稿のテーマで「ファルセット」というところに注目すると、この曲ではあまり使われていないようにも感じますが、声の高い男性のためのカラオケ曲としてはいいセレクトになるのではないでしょうか。

風が吹いているいきものがかり

いきものがかり 『風が吹いている MUSIC VIDEO (Short ver.)』
風が吹いているいきものがかり

いきものがかり、24枚目のシングルで2012年7月リリース。

この曲のファルセットの使い方はちょっとおもしろいですね。

いきものがかりのシンガー、吉岡聖恵といえば、どちらかと言えば地声で突き抜けるような高音が魅力なイメージですが、この曲でもファルセットが出てくるのはサビのフレーズの中のほんの一瞬だけ。

しかも、よくあるような地声で出ない音域を補うような使い方ではなく、地声でも十分に出る音に対して、おそらく表現をやわらかくする目的でのみファルセットを使用しています。

発声を変えるだけでこんなにも歌唱表現の幅が広がるという、とてもいい見本だと思います。

シンガーの方はぜひ参考にしてみてください。

Love, Day After Tomorrow倉木麻衣

倉木麻衣 「Love, Day After Tomorrow feat.15directors」 Music Clip
Love, Day After Tomorrow倉木麻衣

倉木麻衣のデビューシングルで1999年12月リリース。

デビューシングルながら、1カ月以上かけて140万枚を超えるセールスを達成したミリオンセラー作品でもあります。

曲全編を通してファルセットとファルセット寄りのミックスボイスを巧みに使った、非常にソフトな歌唱が展開されており、この曲のレコーディング当時の倉木がまだ17歳だったことを考えると、この表現力はなかなか驚異的と言えると思います。

同時期にデビューしてR&B系のDIVAブームの火付け役となった宇多田ヒカルなどと比べると、若干の「幼さ」を感じさせる歌声、歌唱ではありますが、そこがまたこの曲の魅力ですね!

春泥棒ヨルシカ

ヨルシカ – 春泥棒(OFFICIAL VIDEO)
春泥棒ヨルシカ

日本のロックバンド、ヨルシカの通算7作目の配信限定シングルで、2021年1月リリース。

大成建設のTVCMソングに起用されています。

比較的低音域中心で構成されたAメロ、Bメロパートと、裏声でのハイトーンを絶妙に使った歌唱の活きるサビパートとのコントラストが見事な一曲で、この裏声による浮遊感のある歌唱が、楽曲タイトルにある「春」っぽいムードを色濃く演出しているように感じます。

流れるようなスムーズなメロディの中での発声の切り替えの練習素材としても最適なもののひとつだと思いますので、ぜひしっかりと練習してカラオケでセレクトしてみてください。

新時代Ado

【Ado】新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)
新時代Ado

Adoさんの通算10作目の10作目の配信限定シングルで、2022年6月リリース。

劇場アニメ『ONE PIECE FILM RED』の主題歌になっており、この作品のために中田ヤスタカさんによって書き下ろされました。

楽曲冒頭からAdoさんの透明感の溢れる裏声でのサビパートが飛び出してきて、これから始まる楽曲への期待感を煽ってくれます。

リズムインしてからの同じメロディのサビパートでは、見事な地声のハイトーンで歌われていて、曲の場面に合わせた発声の使い分けのセンスにも特筆に値するものがあるのではないでしょうか。

曲中でのちょっとしたフェイクフレーズでの裏声の使い方にも、ぜひ着目してお聞きください。

裏声が得意な方のカラオケネタとしても最適な一曲ですし、これから裏声の使い方等を習得したいとお考えの方にも、得るものがたくさんある一曲です。

カメレオンKing Gnu

King Gnuの5作目のシングルで2022年3月16日リリース。

フジテレビ系月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』の主題歌にも採用されていて、2月28日に先行配信されています。

楽曲スタート冒頭からすごくステキなファルセットボイスによる優しい歌声が飛び出してくる非常に秀逸なバラードソングですね。

こんなに綺麗にファルセットボイスを響かせるには、鼻腔の共鳴をしっかりと使いこなしたヘッドボイスの習得が必須になってくると思います。

サビ以外の、いわゆるヒラ歌部分でもファルセットがふんだんに使われていて、カラオケで歌うためのハードルはかなり高い楽曲だと思いますが、ぜひ習得して周囲のお友達などを魅惑しちゃいましょう!

カムパネルラ米津玄師

米津玄師 – カムパネルラ Kenshi Yonezu – Campanella
カムパネルラ米津玄師

2020年8月リリース、米津玄師さんの5枚目のアルバム『STRAY SHEEP』のオープニングを飾る曲。

この曲、裏声が出てくるのはサビのフレーズの一瞬だけですが、このほんの一瞬の裏声が楽曲の歌唱表現としてとても効果的に曲を印象付けていますね。

いわゆるDメロで使われる力強いハイトーンとのコントラストがまた素晴らしく効果的になっています。

この一瞬だけ出てくる裏声、声の切り替えがうまくないとできる表現ではないので、そこは「さすが!!」という以外にないですね。

ぜひ皆さんも練習してみてください。

いかに素早く力を抜けるかどうかが歌う上でのキーポイントになるでしょう。