歌には、声の響きが大事です。
手前味噌で恐縮ですが、私のブログでもそんなことを書いています。
参考:声よひびけ!
響きを意識すると歌がよくなる
「具体的にわかりづらいなー」
「なんとなくできてるかどうかわかりづらい」
「口を開いても響いてないような気がする」
など、そんなお悩みをお持ちの方に、今回はハミングを使った練習をご紹介します。
- 【デュエットで歌いたいハモリ曲】ハモるのが気持ちいい曲
 - 【女性向け】ミックスボイス(ミドルボイス)習得に役立つ練習曲
 - ビブラートの練習曲。歌うまへの第一歩を踏み出そう!
 - 【女性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲
 - 裏声が多い曲を歌いたい。カラオケで裏声の練習にもなる楽曲
 - 【男性向け】ミックスボイスの練習曲、参考になる曲
 - 【男性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲
 - カラオケで歌うとかっこいいヒップホップ|歌うコツも解説!
 - 【演歌・歌謡曲】チャレンジ!こぶしを出しやすい曲まとめ
 - 倖田來未のカラオケで歌いやすい曲。声が低めの方にもオススメ
 - 歌の練習にぴったり!miletのカラオケで歌いやすい曲
 - 【30代女性向け】声が低くても歌いやすいカラオケソング
 - 声が低い20代女性にオススメの歌いやすい曲|カラオケでのウケも重視!
 
ハミングとは

http://www.photo-ac.com/
そもそもハミングとは何か。
なんとなく、鼻歌のようなものをイメージされるかと思いますが、おおよそ合っています。
鼻歌(はなうた)とは鼻にかかった声で歌う歌。
人類が口を閉じて鼻、また鼻腔、副鼻腔を吐く息で響かせる事によって音域、音階、音量を調節し音を発生させメロディを奏でる行為。
外来語でのハミングとは多分に意味合いの重複するものであるが微妙に何が鼻歌で何がハミングであるかという定義には諸説あり。
軽く「んーー」と発声してみる、これがハミングです。
舌を、軽く口の上の部分(軟口蓋といわれるあたりです)に付けておいて、「んーー」です。
ポイントとしては、
- のどに力が入っていないこと
 - 鼻から声が抜けているイメージで
 - 鼻に触れるとビリビリと震えている感じ
 
というところでしょうか。
いい感じになっていると、こんな感じです。
鼻から声が抜けていくような感覚になると正解です。
いわゆるノド声になっていると、こんな感じです。
鼻が震えているというよりも、のどだけが震えている感じです。
ハミングの何がいいのか
それでは、ハミングをすると何がメリットなんでしょうか。
冒頭で書いていた「声の響き」を確認するのにわかりやすい声の出し方とされています。
なので、ハミングで「いい感じ」の声を出しておいて、そのままほかの言葉を発音してみることで、うまく響く声の出し方を補助しながら出すことができる、というわけです。
例えばこんな感じです。
こんな感じでハミングのいい響きを「ほかの言葉に応用する」ということをやってみてください。
「んーーなあーー」に限らず、「いー」「うー」「えー」「おー」も。
ハミングの使いどころ
このハミング、初心者の方から慣れてきた人のウォーミングアップに使われたりといろいろ使い道があります。
まずは「声の響きがよくわからない」とか「ほんとにできてるのか?」と不安になっている人、いわゆる初心者の方向けに「正しく響くとこんな感じ」というのを確認してもらう目的で使います。
あるいは慣れてきた方でも、例えば、
- 寝起きで声が出ない
 - 今日はなんか調子が悪くて声の出が悪い気がする
 
というときに、一回基本に立ち返ってハミングして確認できます。
ぜひチャレンジしてみてください!
最後に
声の響きを確認するのに有効な「ハミング」をご紹介しました。
軽く舌を口の上に付けて「んーー」と言うだけです。
鼻に抜けるような声を、のどに力を入れないように出すようにしてください。
手軽に確認できるのでおすすめです。
あまり大きな声を出さないので、うるさくならないのも良いところかもしれませんね。






